2005年 全米プロゴルフ選手権
期間:08/11〜08/14 場所:バルタスロールGC(米国ニュージャージー州)
ミケルソンら6人がトップに並ぶ混戦!ビジェイは28位タイ、タイガーは113位タイと出遅れる
今季メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」が、ニュージャージー州、バルタスロールGCで開幕。難しいコースセッティングにより各選手が苦しむ中、3アンダーのトップタイには、世界のレフティ、フィル・ミケルソン、若手のトレバー・イメルマン(南アフリカ)やベン・カーティス、さらにスチュワート・アップルビー(オーストラリア)ら6人が並ぶという大混戦になった。
初日いいプレーを見せたのは、タイガー・ウッズでも、ビジェイ・シン(フィジー)でもなかった。もう1人、忘れてはならない強豪選手の1人、ミケルソンだ。アウトスタートとなったこの日は、前半2バーディ、2ボギーとやや苦戦したものの、後半に入ってチャージ。10番でバーディを奪いペースをつかむと、14番、18番でもバーディを奪取。難コースでスコア「67」を叩きだし、優勝へ向けて好スタートを切った。
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また、今大会の注目選手、タイガーとビジェイの2人だが、ビジェイは2バーディ、2ボギーとし、首位と3打差のイーブンパー、28位タイとまずまずのポジション。ところが、タイガーは思うようなプレーができず、ボギーが先行。5オーバーの113位タイと大きく出遅れてしまった。タイガーは、この日インスタートとなったが、出だしの10番でいきなりボギーを叩いてリズムを崩した。その後も、14番、18番でボギー。後半に入っても4番でボギー、7番ではダブルボギーとズルズル後退。唯一の光明は8番でバーディを奪ったこと。明日以降、本来のプレーを取り戻せるかに期待したい。
そのほかの注目選手では、レティーフ・グーセン(南アフリカ)が2アンダーの7位タイと好位置につけたものの、神の子、セルヒオ・ガルシア(スペイン)は2オーバーの59位タイと、やや出遅れた。
最後に日本勢だが、片山晋呉がまずまずのプレーを見せ、3バーディ4ボギーの1オーバー、40位タイにつけた。しかし、丸山茂樹が3オーバーの81位タイ、谷口徹は6オーバーの119位タイと下位に低迷している。