2010年 ライダーカップ
期間:10/01〜10/03 場所:ケルティックマナーリゾート(ウェールズ)
暫定ながら欧州優勢! タイガー組は2連勝で貢献!
ウェールズにあるケルティックマナーリゾートで開催されている、第38回「ライダーカップ」の2日目。セッション1と2を終えた時点で、米国選抜が6ポイント対4ポイントでリード。セッション3の途中で日没サスペンデッドとなる中、暫定ながら欧州が10ポイント対6ポイントでリードを奪っている。
初日からの再開後、フォアボール方式で争われたセッション1の結果は、米国選抜が2勝1敗1分けで終え、2.5ポイント対1.5ポイントでリード(勝利1ポイント、引き分け0.5ポイント)。引き続き、フォアサム方式で行われたセッション2の6試合と、セッション3の6試合が実施された。
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セッション2の6試合は、ペアの2人が1個のボールを交互に打つ4サム形式。第1試合は、セッション1で勝利を挙げたタイガー・ウッズ&スティーブ・ストリッカー組がミゲル・アンヘル・ヒメネス(スペイン)&ピーター・ハンソン(スウェーデン)組に4&3で快勝。第2試合はザック・ジョンソンとハンター・メイハンのコンビがワールドカップチャンピオンのモリナリ兄弟(イタリア)に対し、2upと連勝した。
リー・ウェストウッド(イングランド)&マーティン・カイマー(ドイツ)組とジム・フューリック&リッキー・ファウラー組の対戦となった第3試合は、両チーム譲らず引き分け。第4試合はパドレイグ・ハリントン(アイルランド)とロス・フィッシャー(イングランド)のコンビが、フィル・ミケルソン&ダスティン・ジョンソン組を3&2で撃破。第5試合もイアン・ポールター&ルーク・ドナルド組(ともにイングランド)がバッバ・ワトソン&ジェフ・オバートン組に2&1で勝利した。
初日と同じ顔合わせとなったセッション2最後の試合は、スチュワート・シンク&マット・クーチャー組がロリー・マキロイとグレーム・マクドウェルの北アイルランドコンビに1upで競り勝ち、この時点で米国選抜が6ポイント対4ポイントとリードを奪う。
米国選抜の2ポイントリードで迎えたセッション3は、フォアサム方式2試合とフォアボール方式4試合。日没で途中サスペンデッドとなったが、欧州選抜が猛烈な巻き返しを見せている。フォアサム方式の第1試合はドナルド&ウェストウッドのコンビが9ホールを終えて、4upとタイガー&ストリッカー組を圧倒。同じフォアサム形式の第2試合も、マキロイ&マクドウェルのコンビが7ホールを終えた時点でザック・ジョンソン&メイハン組に対し3upとしている。
第3試合以降はフォアボール方式で行われており、ハリントン&フィッシャー組がフューリック&ジョンソン組に8ホールを終えて1up。第4試合はハンソン&ヒメネス組がワトソン&オバートン組に対し6ホールを終えて2up。第5試合はモリナリ兄弟が5ホールを終え、シンク&クーチャー組に1up。セッション3最後の第6試合はポールターとカイマーのコンビがミケルソン&ファウラー組に対し、4ホールを終えて2upという好調な滑り出しを見せている。
セッション3では暫定ながら全試合で欧州選抜がリード。このまま終われば10対6となり、優位に立ってシングルマッチを迎えることになる。
初日は豪雨の影響で日没サスペンデッド!
第38回「ライダーカップ」が、ウェールズにあるケルティックマナーリゾートで開幕。初日はフォアボール4試合でスタートを切ったが、豪雨の影響により長い中断に。1試合も勝敗が決しないまま、日没サスペンデッドとなっている。競技は、翌土曜日の午前8時から再開予定となっている。
アメリカ選抜対ヨーロッパ選抜という図式で開催される今大会。それぞれの対戦に目を向けると、リー・ウェストウッド(イングランド)とマーティン・カイマー(ドイツ)のコンビと対戦したのはフィル・ミケルソンとダスティン・ジョンソン組。こちらは12ホールを終えた時点でウェストウッドが3ホールを奪う活躍でヨーロッパ選抜が暫定1upとなっている。
ロリー・マキロイとグレーム・マクドウェルの北アイルランドコンビと、スチュワート・シンクとマット・クーチャー組の対戦では、シンクが11ホール中、5ホールを奪う活躍を見せてアメリカ選抜が暫定2up。ロス・フィッシャーとイアン・ポールターのイングランドコンビとスティーブ・ストリッカー、タイガー・ウッズ組という注目の対戦は、10ホールを終えてウッズとポールターが2ホールずつ奪い、オールスクエア。今後の展開が楽しみな状況となっている。
最後はルーク・ドナルド(イングランド)、パドレイグ・ハリントン(アイルランド)組と、バッバ・ワトソン、ジェフ・オバートン組の戦い。8ホールを終えてアメリカ選抜が暫定1upとしている。