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さくら、序盤につまずき連覇は遠のく

「リゾートトラストレディス」初日は雷雲の接近により、5ホールを残してサスペンデッドとなっていた横峯さくら。2日目の早朝に未消化分をプレーし、全てパーを並べてホールアウト。1アンダーの35位タイで、引き続き行われた第2ラウンドに突入した。

首位とは6打差。大会連覇と1年ぶりの勝利に向けてビッグスコアが求められる中、序盤から流れを掴みきれない。スタートホールの1番はティショットを左に曲げ、眼前の木の枝を避けるため低く出した2打目はグリーン手前のエッジ。パターで1mに寄せるも、これを外してボギー発進とする。

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4番でも1.2mのパーパットを外して3パットのボギーを叩き、自滅に近い形でスコアを落とす展開。状況はなかなか好転せず、ギャラリーからも溜息ばかりが漏れた。

この時点で通算1オーバー。予選カットラインも背後に迫る緊張感が漂う中、流れを引き寄せたのは6番グリーンだった。ピン右手前4mを沈めてバーディを奪うと、後半11番(パー5)でもバーディ。最終18番は残り130ヤードの2打目を10センチに絡めるビッグプレーで締めくくったが、華やかなフィニッシュであればあるほど、やはり序盤の出遅れが悔やまれる。3バーディ、2ボギーの「71」と1つ伸ばすに留まり、通算2アンダーの29位タイは首位と9打差。「ショットは悪くないと思っている。ビッグスコアを目指して頑張ります」。そう話すのが精いっぱいの様子だった。(長野県北佐久郡/塚田達也)

2012年 リゾートトラストレディス



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