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ドライバー2本で挑んだ横峯は…。

マスターズGCレディース2日目、横峯さくらは迷っていたドライバーを両方バッグに入れて、1番ティに立っていた。1本は45インチでロフト9度、もう1本は43インチで10度のもの。代わりに抜いたのは、ユーティリティの4番だ。

1番パー5、長い方のドライバーで放ったティショットは、右サイドのラフに掴まる。脱出を図った第2打は、フェアウェイを抜けて左のラフへ。そして3打目は、グリーン手前のバンカーに吸い込まれた。続くバンカーショットはピン下3メートル。しかし、これを1パットで沈めた横峯は、朝一番のナイスパーに思わず安堵の笑顔を浮かべた。

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前半をスコアカード通りで折り返した横峯は、15番までパープレーを続けた。初めてスコアが動いたのは16番、このホールをボギーとした横峯は、続く17番でもボギーを叩き、結局この日は「74」、通算2オーバーの35位タイで2日目を終えた。「前半は結構バーディチャンスが多かったけど、後半2メートルくらいのパットが2回外れて・・・。思ったところに打てているのだけど、入らなくて疲れました・・・」。

バッグに2本入れたドライバーだったが、飛距離の出る長い方の調子が悪くなかったので、短い方を使ったのは、2番のティショットの1度きりだった。

2オーバーで迎えた最終18番では、ティショットが右サイドのカート道脇のラフに落ちた。すぐ隣はOBゾーンで、OBそして予選落ち(カットラインは3オーバーまで)の危機とは紙一重のところだった。「さくらにも運があるなぁって思いました」。明日こそ、その運を生かしたい。

2006年 マスターズGCレディース



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