日本女子ツアー初の“パー3が6ホール” スコアは伸びる? 伸びない?
◇国内女子メジャー◇日本女子オープンゴルフ選手権 事前(30日)◇宝塚ゴルフ倶楽部旧コース(兵庫)◇6185yd(パー70)
宝塚GC旧コースは18ホールのうちパー3が6つもある。同コースのグリーンは基本的に小さく、横長形状が目立つ。おまけに多くがいわゆる砲台グリーンだ。さらにインスタートの場合、いきなり174ydの10番パー3から始まる。前日29日までの長雨の影響でグリーンはまだソフトで止まるが、大会4日間の天気予報は晴れが続くため、日に日に硬さが増すことが予想されていて…。
日本女子ツアー史上初の“パー3が6ホール”でスコアはどうなるのか―。この日、会見に臨んだ大会ゼネラルマネジャーの戸張捷氏は「興味を持って見守りたいですが、アンダーパーが大きくなるのでは」とスコアアップを予想。「勝手なイメージ」として、優勝ラインを「14、15アンダー」とした。
「パー3は1ショットでグリーンを捉えることが要求される。きょう、10番(パー3)の練習をしばらく見ました。距離的にロングアイアン、ユーティリティで打つことが要求されますが、多くの選手が1ピンや2ピン以内につけていましたから」と、女子全体のスキルアップを理由に掲げた。
選手はどう思っているか? 昨年大会2位で国内メジャー初優勝を狙う佐久間朱莉は「またショート(ホール)か…って感じです」と苦笑いする。「ロングアイアン、ユーティリティで打つところが多くて。特に8番、10番はバーディパットが打てればいいかなと思っています」と話した。予想優勝スコアは15アンダー前後だった。
兵庫・チェリーヒルズGC開催の昨年大会覇者・堀琴音は「私はパー3が多いっていうのは好きです」。パー4、パー5と違い、グリーンを狙うショットを「打つアングルを自分で選んで、平らなライから、ティアップして打てるので」と説明。一方で「でも、スタートホールが10番ってなるのは、難しいですね。グリーンの(縦)幅がないし」とも。
今季スタッツでパー3平均スコア「2.9452」と1位の吉澤柚月は「私はパー3が得意っていう意識じゃなく、結果的にそうなっている感じです」と言いつつ、「平らなライから打てる」と堀と同じ利点を説明。「グリーンが小さく、横長が多いから縦距離の精度が本当に大事。一日で2、3アンダーいけたらいいかな」と話した。(兵庫県宝塚市/加藤裕一)
<宝塚GC旧コースのパー3>
2番176yd、6番153yd、8番178yd/163yd、10番174yd、12番162yd/144yd、16番185yd