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さくら、辛くも最終ホールで予選通過!

賞金女王レース真っ只中の横峯さくらだが、「大王製紙エリエールレディス」初日は58位タイと出遅れた。横峯の力を持ってすれば、50位タイまでの予選通過は問題ないと思われていたが、女子ツアーのレベルアップを象徴するように、カットラインはどんどん上昇していった。

通算2オーバーからスタートした横峯は、11番で5mを沈めてバーディを先行させる。しかし、この日はアイアンショットが右に出る傾向が強く、思うようにバーディチャンスを作れない。17番でボギー、折り返した1番をバーディとしたが、3番で再びボギー。スタート時の2オーバーへと後退する。

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その頃、カットラインは+1、イーブンパーへと徐々に上昇を始める。5番で1.5mを沈めて通算1オーバーとした横峯だが、カットラインへはまだ1打足りない。7番では4mのバーディチャンスを決められず、8番はラフから7mにつけてパーセーブ。迎えた最終9番パー5で、バーディ以上が必要となった。

ティショットでフェアウェイを捕らえた横峯は、グリーンエッジまで205ヤード。3Wを振り抜くと、一度はグリーン手前のカラーに載ったが、斜面を転がり落ちてバンカーへと入ってしまう。しかし、ここから1mに寄せて、バーディフィニッシュ。最終ホールでギリギリの予選通過を決めた。

「(カットラインは)+1か+2くらいだと思っていたので、全然意識にありませんでした」と、横峯は自身の置かれていた状況を知らなかったと振り返る。それでも、「あまり良いプレーは出来なかったけど、最後バーディを獲って落ちていたら、それはそれで仕方ないかな」と、さらり。「でも凄いですね。そんなに出ますかね」と、しまいには上位のスコアに目を丸くしていた。

この予選通過で自身の連続予選通過記録を「81」とし、歴代単独2位となった。(ツアー記録は不動裕理の持つ91試合)明日の最終日は、首位の有村智恵との差は15打で、逆転は難しい位置だが、最終戦へ向けて課題のパッティングの修正と共に、少しでも多くの賞金を稼いでおきたいところだ。

2009年 大王製紙エリエールレディスオープン



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