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風とグリーン。コンディションの変化に対応できず…

米国女子ツアー公式競技の「ミズノクラシック」初日。金美賢金寅敬の2人の韓国人選手と同組となった横峯さくらは、前日とはがらりと変わったコンディションに苦戦する。1番で2mのバーディパットを沈める好スタートを切るが、8番から3連続ボギーを叩くなど、終わってみれば3バーディ3ボギーのイーブンパー。初日は首位と7打差の27位タイとやや出遅れた。

前日の雨から一転、この日は強い風と寒さに見舞われた。8番パー3では右からの風を読みきれず、左のバンカーに入れてしまい寄らず入らずのボギー。続く9番ではセカンドをグリーン奥、10番では手前に外して共にボギーとしてしまう。「8番は方向ミスで、9、10番は番手ミス」と、横峯は顔をしかめる。キャディの有馬君も「フォローかと思ったら反対だったりして全然読めなかったです」と肩を落とした。

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後半に入りようやく慣れてきたというものの、「明日も同じ風が吹いたらなんとかなると思いますが、明日は明日の風が吹きますからね…」と渋い表情は変わらない。風が読めず、番手も決めきれず、前日懸念していた迷いも出てきてしまったと振り返った。

さらに、この日はグリーンにも手こずった。「昨日と比べてすごく速くなっていてびっくりしました」という横峯は、1パットが僅かに3回。33パットを喫してしまう。「明日こそアンダーパーを目指して頑張ります」と話して会見を終えると、練習グリーンで日が暮れるまでパット練習を繰り返した。

2007年 ミズノクラシック



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