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苦手なコースを克服できず・・・30位タイに後退

国内女子ツアー第2戦「アコーディア・ゴルフ レディス」の2日目。開催前に「ここは苦手なコースなんです」と言いながらも、蓋を開けてみれば初日4位タイと上々のスタートダッシュを見せた横峯さくら。この日も昨日のような粘りのゴルフを続けられれば、今季初勝利の視界も開けてくるはずだ。

3番までパーセーブを続けていた横峯だが、初日に池に打ち込みダブルボギーを叩いた4番パー3を迎えて局面が変わる。本人が「パーが取れる気がしないんです。プライベートでまわる時も、平気で池に落としていますし」と、強い苦手意識がここでも災いし、池には落とさなかったもののボギーとしてしまう。

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悪い流れはなかなか好転しない。8番パー5ではティショットが右に流れてOB。得意のパー5で挽回したいところだったが、予期せぬボギーとしてしまう。途中、バーディチャンスは何度もあったが、カップに蹴られたりと惜しいところでチャンスを逃す、もどかしい展開が続く。緊張の糸が切れてしまったのか、12番、13番と連続ボギーとしてしまうと、結局そのままノーバーディでホールアウト。この日スコアを4つ落とし、通算3オーバーの30位タイで競技を終えた。

クラブハウスに引き上げた第一声は、「疲れましたね」だった。苦手なコースを相手に細心の注意を払うプレーが続き、精神的にも疲労が溜まったのだろう。「予選は通過したので、明日の最終日は大丈夫だと思います」と横峯。後は上を目指すだけなので、結果を恐れず思い切りプレーできるという意味なのか。明日の巻き返しに期待したい。

2007年 アコーディア・ゴルフ レディス



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