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4位タイ発進も、反省を忘れない“オトナ”のさくら

国内女子ツアー第2戦「アコーディア・ゴルフ レディス」初日。開幕戦では、初日45位タイと出遅れたことが最後まで響き、上位進出を逃してしまった。スロースターターを自認している横峯にとっては、初日の入り方が大きなカギとなる。

この日は、開幕戦で選手を苦しめた風や雨もない穏やかなコンディション。そんな状況下、横峯は1番のスタートホールで4メートルのバーディパットを沈め、幸先の良いスタートを切る。3番のパー4でも第2打を5メートルにつけると、これをねじ込んでバーディ。しかし、落とし穴は続く4番パー3に待っていた。

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本人が「右にこすってしまった」という5番アイアンで放ったティショットは、右へ流れてフェアウェイ右に広がる池へ。続く3打目もグリーンをとらえきれず、ダブルボギーとしてしまった。横峯も「いい流れだったのに、もったいなかった」と振り返ったが、「でも、後で考えたら(ダボが)出だしで良かったのかも。気持ちを切り替えることができたので」との言葉通り、8番パー5で4メートルのバーディパットを沈めてバーディ。13番では3パットによるボギーを叩くが、15番パー4で4メートルを入れてスコアを戻す。結局、この日1アンダーにまとめ、首位と2打差の4位タイでホールアウトした。

「スコア的には、1アンダーはいい方だと思います。でも、内容的にはもったいない点が多かったですね。今日みたいなもったいないゴルフが、今の自分なんです。もっと粘れるゴルフができるようになりたいですね」と、今日のプレーを振り返る横峯。しかし今日のゴルフを見る限り、スコアが伸び悩む選手が多い中で序盤のミスを挽回し、アンダーパーで終えたことは十分粘りのゴルフと評せるだろう。反省を忘れないところも含め、崩れそうなところでは踏みとどまり、要所でバーディを決める“オトナ”のゴルフに感じられた。

2007年 アコーディア・ゴルフ レディス



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