2年前の大会で3位と躍進した室田淳。今度こそ！（Christian Petersen／Getty Images）

◇米国シニアメジャー◇全米シニアプロ選手権 2日目◇ベルーフCC（ミズーリ州）◇6,959ヤード（パー71）

米チャンピオンズツアーのメジャー大会の2日目を、首位と1打差の4アンダー3位タイで迎えた室田淳は、4番で最初のバーディを奪うが、6番パー5でダブルボギーをたたいてしまった。それでも後半の11番、さらに17番パー5でバーディを奪って再浮上。結局「70」で通算5アンダーとスコアを伸ばした。

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「調子が良くないので、丁寧なゴルフを心がけています。現在の成績には満足していますよ。ただ、まだまだと思うところがあるから、これから練習にいかないとね」。首位とは2打差となったが順位は単独3位と絶好のポジション。決勝ラウンドでの躍進が期待される。

予選を首位で通過したのは通算7アンダーをマークしたラス・コクランとケニー・ペリーの2人。共に初日から首位に立ち、2日間安定したゴルフを展開している。室田から1打差、通算4アンダー4位タイにはダフィー・ウォルドーフとジェイ・ハースが並んでいる。

今大会日本からは4名が出場し、室田を追いかけるのは通算2アンダーの井戸木鴻樹。この日スコアを2つ伸ばした井戸木は、通算2アンダーの8位タイに浮上。尾崎直道はスコアを3つ落として通算3オーバーの58位タイ。

初日に5オーバー124位タイと大きく出遅れていた高見和宏は、2ボギーと16番でのダブルボギーを叩いたが、それを上回る5つのバーディを奪い、通算4オーバーでホールアウト。68位タイに食い込み、日本勢4人が揃って決勝ラウンドに進出することが決まった。