◇米国シニア◇三菱電機選手権 初日◇フアラライGC（ハワイ州）◇7053ヤード（パー72）

過去2年間の優勝者など、限られたプレーヤーのみに出場が許されるシーズン開幕戦。今年もいずれ劣らぬ豪華なフィールドで迎えた初日、最高のスタートを切ったのは南アフリカのデビッド・フロスト。1イーグル、6バーディ、1ボギーの「65」で回り、混戦を頭1つ抜け出す7アンダー単独首位に躍り出た。

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自身初となるシニアツアー年間2勝を挙げた昨シーズン。その好調ぶりは、年をまたいだ2013年も健在だ。前半アウトでは6番までに3バーディを奪うと、7番（パー5）では約12mのロングパットを沈める会心のイーグル。序盤で大きな貯金を手にしてトーナメントリーダー奪取へと繋げた。

6アンダーの2位タイで追うのは、3年連続年間王者をかけたシーズンに臨むトム・レーマンをはじめ、フレッド・カプルス、トム・カイト、ジョン・クックら優勝候補に挙げられる実力者たち6人。さらに1打差にラス・コクラン、ケニー・ペリーら3人が続いている。

昨シーズンの賞金王、ベルンハルト・ランガー（ドイツ）は4アンダーの11位タイと上々の滑り出し。前年大会覇者のダン・フォースマンは1オーバーと崩れ、出場40人中34位タイと出遅れている。