大物ルーキーを退け、ランガーが3冠達成!/2010年米国チャンピオンズツアーレビュー
2003年 チャールズ・シュワブ・カップ選手権
期間:10/23〜10/26 場所:ソノマゴルフクラブ(カリフォルニア州)
T.ワトソン VS C.スタドラー有終を飾るのは!?
米国チャンピオンズツアー第31戦『チャールズシュワブカップ選手権』が10月23日(木)から10月26日(日)までの4日間、カリフォルニアのソノマゴルフクラブで開催される。この大会は昨年まで「ツアー選手権」という名称で行われていた。いわゆるツアーの最終戦である。
昨年の大会は、最終日に5アンダーをマークしたトム・ワトソンが、2位のギル・モーガンに2打差をつけ通算16アンダーで優勝。2000年の大会以来2度目のタイトルを掴んだ。ワトソンが、大会連覇を飾るか注目される。
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そして、この試合は一年間の集大成として各選手が優勝を狙っている。中でも注目を集めているのがトム・ワトソンとクレイグ・スタドラーのプレーヤー・オブ・ザ・イヤー争いだ。シーズンを通して最も活躍した選手に贈られる名誉ある賞なのだが、単に賞金が一番多くても印象に残らないと選ばれることはない。
先週、6試合ぶりにツアー復帰を果たしたワトソンは4位タイでフィニッシュし、賞金ランキングで首位に立った。ワトソンは今シーズン2勝、そのうち2つがメジャータイトル。対するスタドラーは、今シーズン3勝し、メジャーは1つ。賞金ランキングでは14位になっている。直接の審査基準ではないが、スタドラーはメジャー優勝の翌週にレギュラーツアーでも優勝という離れ業も見せている。
大方の予想では、この2人と見られているが、他の選手でも今週の最終戦に記録的な優勝を飾ることでプレーヤー・オブ・ザ・イヤーを得ることも考えられる。この試合は、今シーズンの賞金ランキング上位30名のみで争われるため、日本の青木功と海老原清治は出場できない。