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2003年 全米シニアオープン選手権
期間:06/26〜06/29 場所:インバネスクラブ(オハイオ州)

ブルース・リツキが独走態勢に!

米国チャンピオンズツアー(米国シニア)第17戦「全米シニアオープン選手権」3日目。好天に恵まれコース難度がさらに厳しくなり、選手たちはスコアをまとめるのに四苦八苦。そんな中、ブルース・リツキが64という驚異的なスコアを出し、2位に4打差をつけ独走態勢に入った。

2アンダーでスタートしたリツキは出だしで幸先良くバーディを決めると、前半は33で上位に顔を出し始め、後半に入ると5つのバーディを決めトータル9アンダー。他の選手を突き放した。

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ブルース・リツキ
「コース難度が増している中で、こんなスコアで回れたのは自分でも信じられない。とにかくフェアウェイキープが第一優先で、ミスをするとしても、リカバリーのきく場所を決めていた。それがこのスコアにつながったと思う」

2位でスタートしたトム・ワトソンは1つスコアを伸ばし5アンダーで2位タイ。ショットの調子は良くチャンスは何度となくおとずれたが、固く速くなったグリーン上で苦しみ、9番ホールから10ホール連続でパー。

さらに首位だったビセンテ・フェルナンデスも2日目の64とは打って変わって我慢のゴルフが続いた。ショットに苦しみ前半には一時2アンダーまでスコアを落としたが、後半に立ち直りスタート時の5アンダーまで戻した。

日本勢は2名が決勝ラウンドに進出し、青木功がトータル10オーバーで34位タイ。ティショットを曲げる場面が多く、何とかパーセーブという我慢のゴルフで3日目74。海老原清治はショットの調子は上向きだが、バーディに恵まれず4ボギーで75。トータル12オーバーで48位タイとなっている。

フェアウェイキープが必須となるホールではティショットでアイアンを選択する選手も多いが、それでも一歩間違うと厳しいラフが待っており、さらに難度が増すと予想される明日は、より正確性と忍耐が試されることになる。

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2003年 全米シニアオープン選手権



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