「アメージング」――片山晋呉の練習風景を欧州ツアー公式サイトが配信
2014年 ユーラシアカップ
期間:03/27〜03/29 場所:グレンマリーG&CC(マレーシア)
欧州が4ポイント差をつけて初代優勝に王手 小田孔&谷原は引き分ける
◇アジアチームvs.欧州チーム対抗戦◇ユーラシアカップ 2日目◇グレンマリーGC(マレーシア)◇7,004ヤード(パー72)
1つのボールを交互に打つフォアサム形式のダブルス戦5試合が行われた2日目。0対5と劣勢に立たされたアジアチームが、2勝1敗2分けと3ポイントを獲得して合計ポイントを3対7とし、欧州チームとの差を4ポイントに縮めた。
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第1試合は初日と同じくミゲル・アンヘル・ヒメネス(スペイン)とトンチャイ・ジェイディー(タイ)の両キャプテン同士が激突。パートナーも代わらず同胞の若手という戦いは、中盤からアジアが1アップのリードを奪うが、最終18番で欧州がバーディを奪い引き分けに持ち込んだ。
第2試合はプラヤド・マークセン(タイ)とキム・ヒョンソン(韓国)の日本ツアーメンバーペアが、トーマス・ビヨーン、トービヨンオルセンのデンマーク組を4&3で下し、アジアに今大会初勝利をもたらした。
続く第3試合に登場した日本の谷原秀人と小田孔明ペアは、ゴンサロ・フェルナンデスカスターニョ(スペイン)、スティーブン・ギャラハー(スコットランド)に7番までに3ダウンを喫する展開。後半に入ると形勢は逆転し、15番の時点では1アップとリードを奪ったが、17番で追いつかれるとそのままオースクエアに持ち込まれ、勝ち点0.5を分け合った。
その後の2試合は欧州、アジアが1勝ずつを分け合い、2日目は3対2とアジアが1ポイント縮めた。最終日は、各チームの選手たちが1対1で激突するマッチプレーシングルス戦10試合が行われる。明日、欧州チームが3.5ポイントを加算し、総合点を10.5点に乗せた時点で欧州チームの勝利が決まる。
・谷原秀人
また、今日もダウンからか・・・って思いました(笑)。昨日より2人ともショットはいいし、パットも入りそうな雰囲気が出ていたから。簡単に終わらせたくないって思ってやってましたね。それで後半になって、うまくかみ合ってきて、チャンスも多く作れました。
・小田孔明
途中でパターも入ってきたし、ショットもかみ合ってきたから。1アップになって勝ちたいと思ったけど、最初の3ダウンを考えたら、よくやった方だと思う。(後半のバックナインに3アップ)前半3ダウンにされたときは、どうなるかと思ったけど、2人のショットとパットがうまくかみ合ったんで良くなりましたね。まあ、負けなくてよかった。あとは意地だけ。簡単に負けたくないって思っていた。自分たちだけ負けたら、嫌だもんね。