朴セリ優勝インタビュー/セーフウェイ・ピン
2003年 セーフウェイ・ピン
期間:03/20〜03/23 場所:ムーンバレーCC(アリゾナ州)
またしてもソレンスタム失速!朴セリが逆転V!!
米国女子ツアー開幕第2戦「セーフウェイ・ピン」が、アリゾナ州のフェニックスにあるムーンバレーCCで開催された。大会2日目を終えて米女子ツアーを代表する3選手が11アンダーの首位で並び、大会は最高潮に盛り上がった。
そして3日目、女王アニカ・ソレンスタムが首位に立ち、逃げ切り態勢に入っていた。しかし、ソレンスタムは昨年のこの大会でも最終日にスコアを崩し優勝を逃してしまったが、今年も苦しい展開となった。3日目に9個のバーディを奪ったが、最終日は1つだけ。ボギーは叩かなかったが、3位タイで終了した。
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ソレンスタムに代わって首位に踊り出たのが、韓国のエース朴セリだった。パー5で2度もイーグルを奪い、最終日だけで8ストローク伸ばしてきた。同じ韓国のグレース朴と競り合うようにスコアを伸ばし、通算23アンダー。ライバルのソレンスタムを退けてツアー19勝目を飾った。
2位には最終組の1つ前で、カリー・ウェブとラウンドしたグレース朴が入っている。ウェブがスコアを崩したが、グレースは順調にスコアを伸ばした。7つバーディを量産したグレースだが、朴セリを捕えることはできなかった。
そして、6ストローク伸ばしたH.W.ハンも19アンダー3位に入った。リーダーボード上は韓国勢が3人並ぶ結果となった。今シーズンの韓国勢の活躍から目が離せない。
ハン、ソレンスタムと並んで3位になったのはフランスのP.M.レボーク。初日から優勝争いに加わり、最終日はソレンスタムと最終組でラウンドだった。優勝争いに残ることはできなかったが、プレッシャーに押しつぶされず3位タイに食い込む活躍を見せた。
また、最終日に注目を集めたのが今シーズンからツアーに本格参戦中のロレーナ・オチョアだった。3日目に8バーディを奪い8位まで浮上し、最終日も6ストローク伸ばした。通算17アンダー6位は、初の上位フィニッシュになった。