13年7ヶ月ぶり!サワーズ優勝インタビュー
2002年 エアーカナダ選手権
期間:08/29〜09/01 場所:ノースビューG&CC(カナダ)
補欠7番目のジーン・サワーズが優勝
米国男子ツアー「エアーカナダ選手権」最終日。トップでスタートしたジーン・サワーズが、2バーディ、ノーボギーで69をマークし、トータル15アンダーで優勝を果たした。サワーズにとっては1989年のハワイアンオープン以来となる、13年ぶりの優勝を飾った。サワーズはこれでツアー3勝目。
サワーズは今週、7番目の補欠として出場。月曜日の午後になるまで出場可否が分からないままコース入りしていた。また航空会社の手違いで預けたクラブが届かず、ほとんど練習しないままで試合に臨むという不運が続いた中で、集中力を切らさずタイトルを手にした。この優勝でサワーズが手にする63万ドルという金額は、自己最高獲得賞金額であると同時に、過去8年間で稼いだ金額とほぼ同じだ。96年からノーシードで、毎年スポンサー推薦などを頼りに数試合のみに出場していたが、今年もこの試合を含めて4試合目だった。
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1打差の2位にはスティーブ・ラウリーが入った。ラウリーは最終ホールで2メートルのバーディパットを沈めれば首位タイでプレーオフだったが、これを外し、本大会2年連続で2位という結果に終わってしまった。ラウリーはジ・インターナショナルでも同じような展開で2位に終わっている。惜敗が続いているが、そろそろ優勝の2文字が欲しいところだろう。
そして、最終日のベストスコアとなる65でまわったビジェイ・シンが、トータル13アンダーで3位タイフィニッシュ。今年5月のメモリアルトーナメント以来となるトップ5フィニッシュを飾った。
日本の丸山茂樹は、3バーディ、3ボギーの71でまわり、トータル6アンダーで23位タイで競技を終了した。