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2007年 マスターズ
期間:04/05〜04/08 場所:オーガスタナショナルGC(ジョージア州)

豪州のS.アップルビーが2オーバー単独首位!1打差のタイガーと最終組対決へ!

ジョージア州のオーガスタナショナルゴルフクラブで開催されている、今季メジャー第1戦「マスターズ」の3日目。予選2日間に続き、決勝ラウンドに入っても硬いグリーンと強風に選手たちはスコアを伸ばせず苦しいラウンドが続けている。

単独首位に立ったのは2オーバーのスチュアート・アップルビー(オーストラリア)。1オーバーからスタートしたアップルビーは、2番パー5でバーディを奪うと、3番、4番と3連続バーディを奪い2アンダーまでスコアを伸ばした。7番でボギーを叩いたが、その後は安定したゴルフでパーセーブを繰り返した。

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終盤、唯一のアンダーパーをキープしていたが、17番でついにトラブル。ティショットを左サイドのバンカーへ。脱出を図った2打目は、バンカーの縁に当たって林の入り口へ。続く3打目でグリーン手前のバンカーに入れ4オン。ピン奥3メートルのボギーパットを80センチオーバーさせると、返しのパットも外し痛恨のトリプルボギーとなった。最終18番はバーディ逃しのパーに終わった。最終日はオーストラリア勢で初のグリーンジャケットの獲得を狙う。

その他、上位でスタートした選手は、揃ってスコアを崩してしまった。予選2日間首位をキープしたブレット・ウェッタリックは通算9オーバーの23位タイに大きく後退。ティム・クラーク(南アフリカ)も4ストローク落とし8オーバー、8位タイとなっている。

代わって優勝争いに浮上してきたのが、5度目のグリーンジャケットを狙うタイガー・ウッズ。3番でバーディを先行させ、ガッツポーズが飛び出すと、8番パー5でもバーディを奪い、首位に肉迫。12番パー3でボギーを叩いた直後、13番パー5は2打目をフェアウェイに刻むと、3打目でピン横40センチにピタリとつけバーディ。

後半、タイガーチャージが始まるかと思われたが、15番パー5を2オンに成功しながらも3パットのパーにすると、17番、18番の上がり2ホールを連続ボギーでフィニッシュ。この日イーブンパーの通算3オーバーは首位のアップルビーと1打差の2位タイ。最終日はそのアップルビーと最終組でラウンドすることになった。これまでメジャーでは、逆転優勝したことのないタイガーだが、我慢比べの今大会ではタイガー有利と見られている。

日本勢で唯一決勝ラウンドに残った片山晋呉は、スタートの1番でボギーを叩くと、中盤までパーセーブを繰り返していたが、8番パー5のボギーをきっかけにスコアを崩してしまった。初日の7オーバーを上回る8オーバー、通算15オーバーで51位タイまで後退した。

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