遼、今季3度目の予選落ち「1、2カ月はかかる」
2011年 WGCブリヂストンインビテーショナル
期間:08/04〜08/07 場所:ファイヤーストーンCC(オハイオ州)
「BS招待」、「全米プロ」出場の石川遼が渡米
8月4日(木)に米オハイオ州ファイヤーストーンCCで開幕する「WGCブリヂストンインビテーショナル」と、翌週11日(木)からジョージア州アトランタアスレチッククラブで行われる海外メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」に出場する石川遼が2日、成田発の航空機で渡米した。
2週前から尾崎将司の指導をきっかけに、新たなスイング改造に取り組んでいる石川は、直後の「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」ではキム・キョンテ(韓国)に次ぐ単独2位となったものの、前週の「サン・クロレラクラシック」では国内ツアー今季3度目の予選落ち。その後、この渡米までの数日間はこれまでの疲労を考慮し、多くを休養に充てて調整したという。
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昨年に続く猛暑の中での2連戦となるが、日本勢で両試合に出場するのは石川と池田勇太のみ。「個人で頑張るのはもちろんだが、日本のゴルフ界をアピールして、世界についていかないといけないと思う」と意欲。前日1日には栃木県内で行われた自身の冠大会でもあるジュニアトーナメントに出席。“後輩”たちのプレーを見て「どんどんレベルが高くなっている。プロのレベルが高くならなければ、ジュニアの目標も上がらない」と刺激を受けた様子だ。
また、今大会でタイガー・ウッズが左ひざ、左足アキレス腱のケガから復帰。「一選手としてワクワクしているが、選手としてはタイガー・ウッズのスイングから学ぶべきことはたくさんある」と再会も楽しみのひとつ。WGC、そしてメジャーと世界最高峰の選手だけが集うビッグトーナメントを前に「予選を通過することだけが目標の選手はいないと思う。皆が優勝するというつもりで立っている。気持ちで負けないようにしたい」と意気込んで、機上の人となった。