2011年 「全米女子オープン」特集ページ
2011年 全米女子オープン
期間:07/07〜07/10 場所:ブロードムーア East Course(コロラド州)
藍、悲願のメジャータイトルに大きく前進!
5位タイから第2ラウンドのスタートを切った宮里藍が、悲願の海外メジャー制覇に大きく前進した。「全米女子オープン」3日目、宮里は4バーディ、1ボギーの「68」でホールアウトし、首位の宮里美香に1打差に迫る通算4アンダーの単独2位に浮上。競技は第3ラウンドのスタート前にサスペンデッドとなり、明日は美香と最終組で36ホールに渡る直接対決に臨む。
「ガマンと言い聞かせ、焦ることなく1つ1つ丁寧にできた」と振り返る宮里。前半の3番(パー5)でバーディを先行させると、11番でボギーを叩くも直後の12番(パー3)ですかさずバーディを奪い返し、傾きかけた流れを立て直す。そして終盤の17番(パー5)で4メートル、最終18番では6メートルを沈め、「流れを切らさずにできて、最後にご褒美がきた」という連続バーディフィニッシュへと繋げた。
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途中、美香の首位浮上をスコアボードで知り、「彼女の頑張りが良い刺激になった」と振り返る宮里。海外メディアから飛んだ“2人は親戚か?”との質問には笑いながら否定し、「私たちは長い友達。彼女と一緒にプレーすることはいつもとても楽しいし、特にこのトーナメントでそれができることは、とてもエキサイティング」と、この日のラウンドを後押しした美香との直接対決を歓迎した。
ホールアウト後、「このコースに対応するのがいっぱいいっぱい。正直、精神的にはギリギリです」とこぼしていた宮里。明日の36ホールの長丁場の戦いを技と経験でカバーし、待望の海外メジャータイトルを手中に収めることができるか。
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