池田勇太のクラブセッティング、スイング分析など
2010年 ブリヂストンオープンゴルフトーナメント
期間:10/21〜10/24 場所:袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉)
池田、賞金王に強い意欲「もう1勝は必要」
「オレにとっては、4大メジャーよりこの大会が大事、という位置づけ」。この言葉が、池田勇太の「ブリヂストンオープン」への思い入れの強さを物語っている。地元・千葉県開催で、幼少の頃からラウンドを重ねてきた袖ヶ浦CCが舞台。今シーズンはこれまで3度の大会連覇のチャンスを逃してきたが、「この試合でできたことが嬉しい」と、充実の表情を浮かべた。
自己ベストを更新する、10バーディ、ノーボギーの「62」。圧巻の逆転勝利だった。「地元だけあって朝から多くのギャラリーが見えたし、その期待に応えたいと思ってスタートを切った」という気持ちが、そのままプレーに乗り移った。「自分の良い時は、アイアンショットが冴え渡る時」という好調さそのままに、ボールは次々とピンに絡んだ。前半で3連続、後半でも4連続バーディを奪い、終わってみれば大会レコードとなる通算23アンダー。思い入れの深い大会の歴史に、自らの名を刻み込んだ。
この勝利により、賞金ランキングは6位から4位に浮上。トップのキム・キョンテ(韓国)との差を約3,000万円差に詰め寄り、賞金王争いにも名乗りを挙げた。「これから大きな試合が続くし、入れ替わりは激しくなってくる。賞金王に向けて、もう1勝は必要だと思っている」。最高の状態で迎える、高額賞金のビッグトーナメントが続く秋の陣。昨年の同時期は腰の故障に悩まされたが、今年は「ケガとは無縁」と体調も万全。池田の巻き返しが、始まりを告げた。
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