「練習場のスイングだと飛ばない気がする」石川遼は苦戦の101位
2010年 中日クラウンズ
期間:04/29〜05/02 場所:名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知)
石川遼の世界最少「58」ストロークに関する周囲の反応
「中日クラウンズ」最終日、愛知県にある名古屋ゴルフ倶楽部和合コースで石川遼が記録した18ホール世界最少ストロークとなる「58」について、周囲の反応が入ってきている。
●この記録以前のツアー記録「59」を保持していた倉本昌弘
「すばらしい記録。僕の場合はパー71のコースで12アンダーの59だったけど、パーが少ない70のコースで58を出す方が遥かに難しいこと。パーが多い方が縮小させる機会が多い訳だから。和合はパー5が2つしかないし、パー5で3を出す方が、パー4で2を出すより易しいですからね。アメリカでも石川君を見たけど、決して調子がいいとは思えなかった。でもこういうスコアが出るのは運命的なものがあるし、本人のポテンシャルだろうと思う。プロが良いスコアを出すときは、良いコースで良い状態の中でプレーするとき。和合は過去に61も出てる。和合が特別に難しい訳ではない。オーガスタもそうだけど、良いプレーをしたときは、良いスコアが出るんですよ」。
●全米オープン予選で58ストロークの記録を持つ丸山茂樹
「すげぇ~な。たいしたもんだよ。やっぱり飛距離が出る方が違うのかな。サンドウェッジでバンバン打てる。お見それしました。僕は僕でまた頑張ります」。
●この日66で回り2位タイの藤田寛之
「遼君は常識が全く通用しない次世代型のゴルファーであることは間違いない。僕とは年の差もあるし、時代も違うから考え方が違ってもおかしくない。丸(山)も言っていたように、僕達はこういう攻め方をするって学んできているけど、新しい時代が来ているんだと思う。新しい時代は大きなスコアを求めているんでしょう。より攻撃的な。やってくれますね。嬉しいですよ、そこまでやってくれたら。遼君、おめでとう!」