タイトル防衛を狙うパドレイグ・ハリントンだが…
今週「シェル・ヒューストンオープン」に出場する“マスターズ”たち
PGAツアーでは、今週テキサス州で「シェル・ヒューストンオープン」が行なわれる。「マスターズ」直前の今大会には、先週、単独2位に入り、オーガスタへの切符を手にしたピーター・ロナードも出場。翌週オーガスタに挑むプレーヤーたちは、今週はどのような心構えでラウンドに臨むのだろうか。
ピーター・ロナード
「喜びと驚きが半々で、優勝できなくても“マスターズ”の出場権を獲得できたなんてラッキーだと思います。できれば優勝したかったですが、文句はありません。出場が決まったばかりなので、具体的な作戦はまだ考えていませんが、今週はフェアウェイウッドを1本増やして、“マスターズ”に備えたいと思います。特にパー5では、グリーンに向けて高い球でソフトに落とすショットが求められますからね」
スティーブ・ストリッカー
「グリーン周りでのアプローチを意識しながら練習しています。もちろん、ドライバーやアイアンがうまく打てなければ話になりませんが、オーガスタではパットを含めたショートゲームがカギを握ります。グリーンを外すことは必ずありますから、うまく寄せられるかどうかが大事です。過去2週間、パットやチップ・ショットの練習に時間をかけてきましたが、今週もそれは変わりません」
パドレイグ・ハリントン
「“マスターズ”対策として、新たに64度のウエッジを使い始めたので、早く慣れたいと思っています。また、ドライビングレンジではドローを普段よりも多く打っています」
バッバ・ワトソン
「オーガスタのグリーンはスロープがきつく、相当速いので、確かなパッティングが求められます。私は初出場なので、選手の話やテレビ観戦を通じてそう思っているだけですけどね。今週は、グリーンのスピードを正しく掴み、スリーパットを避け、できるだけワンパットで決めたいと思います」
アーロン・バデリー
「このレッドストーンは、オーガスタのように高速グリーンからボールがこぼれやすく、フェアウェイもオーガスタに似ているので、チップ・ショットやグリーン周りからパターで寄せるなど、“マスターズ”に向けていい準備ができると思います」