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横峯、32位タイも「飛距離的には勝てる」

5日に行われた国内女子ツアー公認のミズノクラシック最終ラウンド(三重・賢島CC)に臨んだ横峯さくらは、2アンダー70でホールアウト。前日の不調を脱し、通算3アンダー32位タイで大会を終えた。

40位タイから巻き返しを狙ったこの日、10番からスタートした横峯は、13番でバーディを奪うと、折り返した後の4番、7番もバーディ。8番こそボギーとしたが、3バーディ、1ボギーの2アンダー70。チャージはならなかったが、32位タイまで順位を上げ意地を見せた。初日から体調を崩す中でのプレーとなったが「3日間をアンダーパーで回れたのは良かった」と及第点をつけた。

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「向こう(米国)とこっち(日本)でやるのとは雰囲気が違うので、あんまり米ツアーという気はしなかった」と大会を振り返るが、収穫もあった。特に飛距離には自信を持った様子。初日には、同組だったローラ・デービーズ(英)をオーバードライブ。「飛距離的には勝てそう」と得意の飛距離が世界に通じることを確認した。

課題も挙げた。米ツアー選手のレベルの高さを痛感したほかに「(自分の)飛距離を生かしてきれていない」。前週から2本のドライバーをバッグに入れる一方で、今大会から5番からPWまでアイアンを重量が軽いものにチェンジした。まだ距離感が合わないが、今後はアイアンショットやアプローチの精度に磨きをかける。

ツアーも残すところあと3試合。今季は2勝したが、目標まではあと1つ足りない。「どこかで勝ちたい」。今週の経験を糧に、横峯がラストスパートをかける。

2006年 ミズノクラシック



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