2022/12/29小林至のゴルフ余聞 ツアーは誰のものか LIVゴルフ私論/小林至博士のゴルフ余聞 ガバナンス向上の議論も出てきている。FIFA(国際サッカー連盟)やIOC(国際オリンピック委員会)をみればわかるように、独占事業体は必ず腐敗する。独裁国家サウジが資本のLIVゴルフの存在がプロゴルフ界のガバナンスの向上に寄与するって、不思議な感じもするが、まあいいか。(小林至・桜美林大学教授)
2022/05/30小林至のゴルフ余聞 目が離せないメジャーの季節 ゴルフとテニスの経済力を考察/小林至博士のゴルフ余聞 、ウィリアムズ姉妹、大坂なおみら、女性アスリートの収入トップは常にテニス選手である。一方、女性ゴルファーでトップ10入りした選手は過去にいない。(小林至・桜美林大学教授)
2023/06/28小林至のゴルフ余聞 アッと驚く“合併劇” プロスポーツ界に見る対立と協調の歴史/小林至博士のゴルフ余聞 連立は、現在進行形で成り行きを見ていた私たちからすると驚きだが、大局的には歴史は繰り返されたということだ。そして、過去の例にならえば、新たな競技方法や演出が生まれるはずだ。楽しみである。(小林至・桜美林大学教授)
2023/10/30小林至のゴルフ余聞 PGAツアーとLIV統合に暗雲か カネと世論と政治絡む国際ビジネス象徴/小林至博士のゴルフ余聞 引き抜きを続けることが可能である。それが分かっているから、PGAツアーは6月に手打ちをしたが、内心は一緒にやりたくはない。 カネと世論と政治が複雑に絡み合う国際ビジネスの最前線を象徴する事例となっている本件、今後の展開から目が離せない。(小林至・桜美林大学教授)
2022/06/28小林至のゴルフ余聞 “死ぬまでにやりたいことリスト”に入れたいゴルフの聖地プレー/小林至博士のゴルフ余聞 予選や全英アマなどの会場にはしばしば選ばれており、イギリス屈指の難関リンクスコースであり続けている。(小林至・桜美林大学教授)
2023/02/28小林至のゴルフ余聞 アマチュアのスポンサー契約に見る女性アスリートの訴求力/小林至博士のゴルフ余聞 かもしれない。 それにつけても、スタンフォード大ゴルフ部員だったタイガー・ウッズがアーノルド・パーマーと会食して“ごち”になって大問題となり、食事代25ドルを払うことで除名を免れた1995年からすると、想像もつかない時代となった。(小林至・桜美林大学教授)
2023/08/29小林至のゴルフ余聞 ゴルファーには魅力的 米国で経験した「サマータイム」の恩恵/小林至博士のゴルフ余聞 疲弊し、むしろ効率を落としたことがトラウマになっていることも、反対の理由として指摘されていた。 1994年に米国に移住した夏、午後8時を過ぎても明るい、あの高揚感は私の記憶に焼き付いている。一度、試してみても良いのではないかと、DST導入議論の再燃を楽しみにしている。 (小林至・桜美林大学教授)
2023/09/27小林至のゴルフ余聞 経済効果はメジャー以上 国の威信懸けた「ライダーカップ」の価値/小林至博士のゴルフ余聞 、欧州チームは、信じられないようなショットを連発して戦前の予想を覆してきた。今回の戦いはいかに。(小林至・桜美林大学教授)
2024/04/30小林至のゴルフ余聞 LIVとの統合足踏み 米PGAツアーの不都合な真実/小林至博士のゴルフ余聞 出現がなければ、世間の注目を集めることはなかっただろう。外圧により、不都合な真実が白日の下にさらされ、その結果、変革を迫られるのはわが国の専売特許ではないようだ。むろん、わが国でもそうだったように、外圧による変革がいつも正解とは限らないが。(小林至・桜美林大学教授)
2021/10/27小林至のゴルフ余聞 野球でいえばマイナーからメジャーへ 石川遼選手の選択は合理的/小林至博士のゴルフ余聞 続けるという石川選手の選択は、NPBでプレーする外国人選手と同様に、合理的に思える。(小林至・桜美林大学教授)
2021/05/29小林至のゴルフ余聞 初めての連載コラムは「パーゴルフ」だった のは同誌が初めてだった。『小林至のフロリダ便り』のタイトルで、主として米国ゴルフ事情について、1996年から2000年にかけて全168回続いた。 振り返ってみると、冒頭に記した通り、当時は、紙媒体の…
2022/01/30小林至のゴルフ余聞 PGAツアーは年間7億ドル 米メジャースポーツ放送権高騰の背景 も十分にできないから、切り離すことも噂されている。巨大メディア企業の顧客獲得競争に、大きな役割を演じるメジャースポーツの放送権の高騰はもうしばらく続きそうだ。(小林至・桜美林大学教授)
2020/09/23小林至のゴルフ余聞 新天地で“ウィズコロナ”のゴルフライフ充実を模索 、ニューヨークに3年、オーランドに4年、再び北区に4年、福岡に10年、柏に5年、そしていま日野。新たな環境への適応はそれなりの経験を積んできた。多摩地区でのゴルフライフを充実させる方法を模索し、またどこかで報告したい。(小林至・桜美林大教授)
2020/08/26小林至のゴルフ余聞 「あんたも好きねぇ」懐かしき真夏のオーランド“ひとりゴルフ”体験記 同コースは2007年に閉鎖された。人口の増加に伴い、居住区に変容したのである。歳月を経て、いまやゴルフ場だったという痕跡は、所せましと居並ぶ住宅群の一角が「フェアウェイ・コンドミニアム」と名付けられていることに、わずかに残るのみ。(小林至・桜美林大学教授)
2020/05/28小林至のゴルフ余聞 アフターコロナ 男女プロツアーが「ひとつになるとき」はあるか フォーラムの男女平等ランキングにおいて、153カ国中121位となっているなど、世界中から酷評されている。きっと、世界は喝采するだろう。(小林至・桜美林大学教授)
2020/10/28小林至のゴルフ余聞 コロナ禍とは無縁? PGAツアーのスポーツ・ベッティング における話題も投資もベッティング一色となっていたところにコロナ禍が拍車をかけている格好である。ベッティングは三密とは無縁である。 日本を除く世界のプロゴルフにおいても、ベッティングへの適応こそがビジネスの成否を分けることになるだろう。折をみてまた報告したい。(小林至・桜美林大学教授)
2019/11/20小林至のゴルフ余聞 女子プロが来年のキャリアと職場を懸ける戦い レベルだが、選手の心臓のドキドキ鼓動が、ピンと張りつめた空気を通して聞こえてくるような独特のものがある。 柳澤プロも、房総カントリーでのファーストステージ(11月26-29日)に臨む。その翌週に開催されるファイナルを突破して、来年のツアー出場権を得ることを祈っている。(小林至・江戸川大学教授)
2021/08/31小林至のゴルフ余聞 男子ゴルフのワールドツアー化に期待 稼げば、ワールドツアーへの足がかりにもなる。「風が吹けば桶屋が儲かる」、英語で言えば(微妙にニュアンスは違うが)「butterfly effect」。遠い将来の米欧ツアー合体で、ガラパゴス時代にグッバイだ。(小林至・桜美林大教授)