2024/04/30小林至のゴルフ余聞 LIVとの統合足踏み 米PGAツアーの不都合な真実/小林至博士のゴルフ余聞 出現がなければ、世間の注目を集めることはなかっただろう。外圧により、不都合な真実が白日の下にさらされ、その結果、変革を迫られるのはわが国の専売特許ではないようだ。むろん、わが国でもそうだったように、外圧による変革がいつも正解とは限らないが。(小林至・桜美林大学教授)
2024/03/27小林至のゴルフ余聞 「全英」中継撤退とJLPGAの過去最高益達成が示すもの/小林至博士のゴルフ余聞 報じられた2つの出来事も、単に放映権の問題や収益の話に留まらず、日本のスポーツコンテンツ市場が大きな転換点にいることの証左といっていいだろう。(小林至・桜美林大学教授)
2024/02/29小林至のゴルフ余聞 マスターズ覇者のカブレラ 服役後のカムバックと米国の法社会/小林至博士のゴルフ余聞 判断を下した。ゴルフは歴史と伝統、格式を重んじるスポーツであるが、その象徴ともいえる「マスターズ」も、彼が入国できれば出場を許可すると公表している。法の支配と合理性を重んじるアメリカならではの話である。(小林至・桜美林大学教授)
2024/01/30小林至のゴルフ余聞 ランガー最後の「マスターズ」に期待/小林至博士のゴルフ余聞 重ねるにつれ、プレーのペースが速くなったとの噂もあるが、2019年のマスターズではオフィシャルから警告を受けていたことから、そうでもないのかもしれない。 そんなランガーの最後のマスターズ、28回目の予選突破、さらにはリーダーボードを賑わす活躍を期待しつつ、しかと見届けたい。(小林至・桜美林大学教授)
2023/12/26小林至のゴルフ余聞 振り返れば堂々巡りのゴルフ/小林至博士のゴルフ余聞 かだが、今でもストライクを投げるのにそれほど苦労はしない。 ゴルフが難しいのか、私のやり方が間違っているのか。来年も模索は続く。皆様にとって新しい年が幸多き一年となりますように。そして、ゴルフがもたらす喜びがいつもあなたの傍にありますように。(小林至・桜美林大学教授)
2023/11/28小林至のゴルフ余聞 オーランドは遠くなりにけり/小林至博士のゴルフ余聞 アメリカ。円安もあいまって高いだろうなあと、エアとホテルの値段を調べると、ゲゲゲ。行くなら閑散期の夏かなあ。(小林至・桜美林大学教授)
2023/10/30小林至のゴルフ余聞 PGAツアーとLIV統合に暗雲か カネと世論と政治絡む国際ビジネス象徴/小林至博士のゴルフ余聞 引き抜きを続けることが可能である。それが分かっているから、PGAツアーは6月に手打ちをしたが、内心は一緒にやりたくはない。 カネと世論と政治が複雑に絡み合う国際ビジネスの最前線を象徴する事例となっている本件、今後の展開から目が離せない。(小林至・桜美林大学教授)
2023/09/27小林至のゴルフ余聞 経済効果はメジャー以上 国の威信懸けた「ライダーカップ」の価値/小林至博士のゴルフ余聞 、欧州チームは、信じられないようなショットを連発して戦前の予想を覆してきた。今回の戦いはいかに。(小林至・桜美林大学教授)
2023/08/29小林至のゴルフ余聞 ゴルファーには魅力的 米国で経験した「サマータイム」の恩恵/小林至博士のゴルフ余聞 疲弊し、むしろ効率を落としたことがトラウマになっていることも、反対の理由として指摘されていた。 1994年に米国に移住した夏、午後8時を過ぎても明るい、あの高揚感は私の記憶に焼き付いている。一度、試してみても良いのではないかと、DST導入議論の再燃を楽しみにしている。 (小林至・桜美林大学教授)
2023/07/25小林至のゴルフ余聞 PGAツアーとLIV統合計画 “独禁法”の行方は/小林至博士のゴルフ余聞 司法当局は、どこに力点を置いた判断を下すことになるのか。水面下でのロビイングも含めて、推移を注目していきたい。(小林至・桜美林大学教授)
2023/06/28小林至のゴルフ余聞 アッと驚く“合併劇” プロスポーツ界に見る対立と協調の歴史/小林至博士のゴルフ余聞 連立は、現在進行形で成り行きを見ていた私たちからすると驚きだが、大局的には歴史は繰り返されたということだ。そして、過去の例にならえば、新たな競技方法や演出が生まれるはずだ。楽しみである。(小林至・桜美林大学教授)
2023/05/31小林至のゴルフ余聞 米ツアー来季新規大会にかくも懐かしき「マートルビーチ」の名称/小林至博士のゴルフ余聞 全米50都市に広がり、空港からも近く、それでいて、他のゴルフリゾートに比べて廉価である。ビーチやナイトライフはともかく、とにかくゴルフだ、という向きには、おすすめの地である。(小林至・桜美林大教授)
2023/04/30小林至のゴルフ余聞 セベからラームへ スペインの英雄系譜/小林至博士のゴルフ余聞 ライダーカップが開催された会場である。ラームが勝てばスペイン人で初めてキャリアグランドスラムに王手をかける。この時期の五大湖周辺の天候は寒暖差が激しい。どんなドラマが待ち受けているのか、今から待ち遠しい。(小林至・桜美林大学教授)
2023/03/30小林至のゴルフ余聞 LIVの“札束攻勢” 米大学ゴルフのスター流出も/小林至博士のゴルフ余聞 ランク9位だったが、まだ3年生でプロ転向してもシード権を得られるツアーはなかった。 大学ゴルフにも影響を及ぼすに至ったLIVが投じた波紋、次はどのようなカタチで表出するか、今後も注目していきたい。(小林至・桜美林大学教授)
2023/02/28小林至のゴルフ余聞 アマチュアのスポンサー契約に見る女性アスリートの訴求力/小林至博士のゴルフ余聞 かもしれない。 それにつけても、スタンフォード大ゴルフ部員だったタイガー・ウッズがアーノルド・パーマーと会食して“ごち”になって大問題となり、食事代25ドルを払うことで除名を免れた1995年からすると、想像もつかない時代となった。(小林至・桜美林大学教授)
2023/01/27小林至のゴルフ余聞 過熱する“ライブベッティング”とPGAツアーの相性/小林至博士のゴルフ余聞 を込めて賭けるか」なんていう楽しみ方が可能である。愛好者に富裕層が多いのもプラス。ということで、ブックメーカー大手の「PointsBet社」がPGAツアーとタッグを組んでライブベッティングを大々的に展開する2023年である。(小林至・桜美林大学教授)
2022/12/29小林至のゴルフ余聞 ツアーは誰のものか LIVゴルフ私論/小林至博士のゴルフ余聞 ガバナンス向上の議論も出てきている。FIFA(国際サッカー連盟)やIOC(国際オリンピック委員会)をみればわかるように、独占事業体は必ず腐敗する。独裁国家サウジが資本のLIVゴルフの存在がプロゴルフ界のガバナンスの向上に寄与するって、不思議な感じもするが、まあいいか。(小林至・桜美林大学教授)
2022/11/26小林至のゴルフ余聞 ワールドカップの“チカラ” ゴルフでも期待/小林至博士のゴルフ余聞 果たせる。日本でゴルフが普及する契機になったのは、日本開催の1957年大会で中村寅吉と小野光一のコンビが優勝したことだった。復活がかなった五輪でのゴルフも、国別対抗戦とはならなかったことだし、ゴルフの関係諸団体はもう一度、ワールドカップを見直してはどうだろうか。(小林至・桜美林大学教授)
2022/10/28小林至のゴルフ余聞 LIVとの“抗争”で高まるPGAツアーの財務情報公開リスク/小林至博士のゴルフ余聞 ボランティアで賄う大義名分が立つなど様々にあるが、今後は財務情報を公開することによるリスクは高まることが予想される。インターネット時代が進み、情報公開が広範に及ぶ中、MLBは2007年、NFLは2015年にNPOのステータスを放棄している。(小林至・桜美林大学教授)
2022/09/29小林至のゴルフ余聞 LIVゴルフ対PGAツアー 実現期待したい“遺恨試合”/小林至博士のゴルフ余聞 変化はない。つまり、若いヒトを呼び込めていない。そんな悩みを一気に解消する、絶好のチャンスが今である。(小林至・桜美林大学教授)