2024/04/30小林至のゴルフ余聞

LIVとの統合足踏み 米PGAツアーの不都合な真実/小林至博士のゴルフ余聞

出現がなければ、世間の注目を集めることはなかっただろう。外圧により、不都合な真実が白日の下にさらされ、その結果、変革を迫られるのはわが国の専売特許ではないようだ。むろん、わが国でもそうだったように、外圧による変革がいつも正解とは限らないが。(小林・桜美林大学教授)
2024/02/29小林至のゴルフ余聞

マスターズ覇者のカブレラ 服役後のカムバックと米国の法社会/小林至博士のゴルフ余聞

判断を下した。ゴルフは歴史と伝統、格式を重んじるスポーツであるが、その象徴ともいえる「マスターズ」も、彼が入国できれば出場を許可すると公表している。法の支配と合理性を重んじるアメリカならではの話である。(小林・桜美林大学教授)
2024/01/30小林至のゴルフ余聞

ランガー最後の「マスターズ」に期待/小林至博士のゴルフ余聞

重ねるにつれ、プレーのペースが速くなったとの噂もあるが、2019年のマスターズではオフィシャルから警告を受けていたことから、そうでもないのかもしれない。 そんなランガーの最後のマスターズ、28回目の予選突破、さらにはリーダーボードを賑わす活躍を期待しつつ、しかと見届けたい。(小林・桜美林大学教授)
2023/12/26小林至のゴルフ余聞

振り返れば堂々巡りのゴルフ/小林至博士のゴルフ余聞

かだが、今でもストライクを投げるのにそれほど苦労はしない。 ゴルフが難しいのか、私のやり方が間違っているのか。来年も模索は続く。皆様にとって新しい年が幸多き一年となりますように。そして、ゴルフがもたらす喜びがいつもあなたの傍にありますように。(小林・桜美林大学教授)
2023/10/30小林至のゴルフ余聞

PGAツアーとLIV統合に暗雲か カネと世論と政治絡む国際ビジネス象徴/小林至博士のゴルフ余聞

引き抜きを続けることが可能である。それが分かっているから、PGAツアーは6月に手打ちをしたが、内心は一緒にやりたくはない。 カネと世論と政治が複雑に絡み合う国際ビジネスの最前線を象徴する事例となっている本件、今後の展開から目が離せない。(小林・桜美林大学教授)
2023/08/29小林至のゴルフ余聞

ゴルファーには魅力的 米国で経験した「サマータイム」の恩恵/小林至博士のゴルフ余聞

疲弊し、むしろ効率を落としたことがトラウマになっていることも、反対の理由として指摘されていた。 1994年に米国に移住した夏、午後8時を過ぎても明るい、あの高揚感は私の記憶に焼き付いている。一度、試してみても良いのではないかと、DST導入議論の再燃を楽しみにしている。 (小林・桜美林大学教授)
2023/04/30小林至のゴルフ余聞

セベからラームへ スペインの英雄系譜/小林至博士のゴルフ余聞

ライダーカップが開催された会場である。ラームが勝てばスペイン人で初めてキャリアグランドスラムに王手をかける。この時期の五大湖周辺の天候は寒暖差が激しい。どんなドラマが待ち受けているのか、今から待ち遠しい。(小林・桜美林大学教授)
2023/02/28小林至のゴルフ余聞

アマチュアのスポンサー契約に見る女性アスリートの訴求力/小林至博士のゴルフ余聞

かもしれない。 それにつけても、スタンフォード大ゴルフ部員だったタイガー・ウッズがアーノルド・パーマーと会食して“ごち”になって大問題となり、食事代25ドルを払うことで除名を免れた1995年からすると、想像もつかない時代となった。(小林・桜美林大学教授)
2022/12/29小林至のゴルフ余聞

ツアーは誰のものか LIVゴルフ私論/小林至博士のゴルフ余聞

ガバナンス向上の議論も出てきている。FIFA(国際サッカー連盟)やIOC(国際オリンピック委員会)をみればわかるように、独占事業体は必ず腐敗する。独裁国家サウジが資本のLIVゴルフの存在がプロゴルフ界のガバナンスの向上に寄与するって、不思議な感じもするが、まあいいか。(小林・桜美林大学教授)
2022/11/26小林至のゴルフ余聞

ワールドカップの“チカラ” ゴルフでも期待/小林至博士のゴルフ余聞

果たせる。日本でゴルフが普及する契機になったのは、日本開催の1957年大会で中村寅吉と小野光一のコンビが優勝したことだった。復活がかなった五輪でのゴルフも、国別対抗戦とはならなかったことだし、ゴルフの関係諸団体はもう一度、ワールドカップを見直してはどうだろうか。(小林・桜美林大学教授)
2022/10/28小林至のゴルフ余聞

LIVとの“抗争”で高まるPGAツアーの財務情報公開リスク/小林至博士のゴルフ余聞

ボランティアで賄う大義名分が立つなど様々にあるが、今後は財務情報を公開することによるリスクは高まることが予想される。インターネット時代が進み、情報公開が広範に及ぶ中、MLBは2007年、NFLは2015年にNPOのステータスを放棄している。(小林・桜美林大学教授)