2018/07/31佐藤信人の視点~勝者と敗者~

格の違いを見せたD.ジョンソン“無”の領域

.トーマスと856,772ドル差)、プレーオフに向けて波にのっていける展開としました。ジョンソンが見せるこの“無”の強さがある限り、賞金王も手中に収める可能性は高いと言えそうです。(解説・佐藤信人)
2018/07/24佐藤信人の視点~勝者と敗者~

モリナリの静かな策略と進化

。ウッズの陰に隠れて静かに展開した最終日のゴルフも、築き上げた実力があったからこそ。自分のゴルフに集中することができ、世界屈指の猛者たちを凌駕できたのは、ここ数年間の彼なりの静かな戦略があったからだと思うのです。(解説・佐藤信人
2018/07/18佐藤信人の視点~勝者と敗者~

「バリ硬」カーヌスティで松山英樹の奮起を待つ

しまうのは、私だけではないはずです。特に今回の状況では、ショットの精度自体は悪くない松山選手にとって、好都合と言えそうです。あとは強風や難しいピン位置、思いがけないアクシデントへの持ち前の対応力の強さに期待したいと思います。(解説・佐藤信人
2018/07/10佐藤信人の視点~勝者と敗者~

“切れやすい男”返上のジョン・ラーム 全英へ準備万全

全英オープンで活躍が予想される選手の中に、いま最も勢いを感じる選手がいます。それがジョン・ラーム(スペイン)です。 彼は昨季まで欧州ツアーを主戦場としていましたが、今季から米ツアーに本格参戦。春先には「キャリアビルダーチャレンジ」優勝、マスターズ4位と存在感を示している強者です。すば抜けた身体能力から生まれる飛距離と、小技のうまさを武器にアマチュア時代から数々の栄誉を手に入れてきました。 松山英樹選手やダスティン・ジョンソンら世界のトップクラスの選手に共通して言えることですが、一度ハマり出したら止まらない。未知数の強さを発揮するプレーヤーの一人。そのハマリ方は誰も手がつけられないほどで、メジャ...
2018/06/27佐藤信人の視点~勝者と敗者~

秋吉翔太が変えなかった“自分スタイル”

」の出場資格も視野に入ってくると思われますが、彼が“自分のスタイル”を変えずにメンタルだけをうまく切り替え、挑戦を続ければ、海外でも必ず結果を残せる選手に成長していくと信じています。(解説・佐藤信人
2018/06/19佐藤信人の視点~勝者と敗者~

ゴルフの根底をくつがえしかねないミケルソン問題

別の展開になっていたのでは、と思うのは私だけではない気がします。来季はペブルビーチで行われる全米オープン。USGAにはぜひ、過去を過去とせず、教訓に生かしてほしいと思いました。(解説・佐藤信人
2018/06/05佐藤信人の視点~勝者と敗者~

市原vs時松 勝敗を分けた最難関ホールの攻防

日本ツアー選手権で初めてメジャーを制した市原弘大選手と、逆転負けを喫した時松隆光選手の勝敗を分けたのは、宍戸ヒルズ最難関ホールの17番の攻防だったように思います。 2016年シーズンから日本ゴルフツアー機構(JGTO)のトーナメント運営委員会に帰属し、コースセッティングに携わるようになりましたが、この宍戸ヒルズを任されたのは今回が初めて。そこで気づいたのが、セッティングに置いてもこの難関ホールは非常に難しいロケーションだということでした。 実はこれまで、外部の立場で試合を観てきて、17番のセッティングが少しもったいないなと感じていました。それはフェアウェイの狭さを強調するために、フェアウェイ横...
2018/05/29佐藤信人の視点~勝者と敗者~

恐るべき8000yd超えコースが残した爪痕

長めにするなど、バランスを考えたセッティングが必要だと、私は考えます。 国内ツアーとして初めての試みとなった8000yd超えのセッティング。成果と課題が見えたことで、来季以降への教訓に生かすことができます。このようなチャレンジは、今後も続けていくべきだと再認識しました。(解説・佐藤信人
2018/05/15佐藤信人の視点~勝者と敗者~

勝敗を分けた一瞬の嵐

パット。これまでも何度も驚かされてきた先輩のプレーに、また脱帽させられる瞬間となりました。 少ないチャンスをものにした谷口選手。そして、最後までそこに立ちはだかった藤本選手。両雄の緊迫した駆け引きによって、ことしの国内メジャー初戦は見応えのある一戦となりました。(解説・佐藤信人
2018/05/09佐藤信人の視点~勝者と敗者~

いまこそ考えるスロープレー問題

います。(解説・佐藤信人) 【プレーのペース(規則6-7注2)】 ※一部抜粋 各ストロークに許容される時間は40秒以内とするが、最初にストロークする選手に対しては50秒以内とする。この時間を超えたときにバッドタイムとなる。初回の違反は警告、2回目は1罰打、3回目は2罰打、4回目で競技失格となる。
2018/04/24佐藤信人の視点~勝者と敗者~

小平効果 刺激を受けたU25世代

います。 今週は小平選手が国内ツアー「中日クラウンズ」に戻ってきます。海外組は彼だけではなく、宮里優作選手も出場します。若い選手たちが彼らと肩を並べて戦い、良い刺激を受け、何かキッカケをつかむチャンスとしてくれることを期待しています。(解説・佐藤信人
2018/04/17佐藤信人の視点~勝者と敗者~

有言実行タイプ 小平智の次なる目標

戦っていく資格を得たわけです。オリンピック出場という新たな目標も可能性としては大きくなったと言えます。彼が次に見据える目標とは何でしょうか? 急速に米ツアーの仲間入りを果たした男の有言実行ストーリーはまだ始まったばかりです。(解説・佐藤信人
2018/04/12佐藤信人の視点~勝者と敗者~

“ヒール役”の新王者 リードの嫌われる勇気

」と発言したと聞きました。誰より息子のことを知る父親だからこそ、信憑性の高い分析ができたのだと思われます。今後彼がどのように変わり、どのように成長していくのか。米国のみならず、全世界のゴルフファンがヒール役の新王者に注目していくことでしょう。(解説・佐藤信人
2018/03/28佐藤信人の視点~勝者と敗者~

日本勢4人 カギは“マスターズモード”への切り替え

ますが、調子とモチベーションは期待に値する状態といえます。あとはマスターズモードへの切り替え次第。早く切り替えのスイッチを見つけ、マスターズの舞台で大暴れすることを期待しています。(解説・佐藤信人
2018/03/20佐藤信人の視点~勝者と敗者~

マキロイとスピースから見るパットの波

ロリー・マキロイ(北アイルランド)の唯一のウィークポイントといえば、パッティングではないでしょうか。 PGAツアー14勝(うちメジャー4勝)の輝かしい実績を持つマキロイは、飛距離、精度ともにショット力は世界中の誰もが認めるところ。それに対しパットのタッチは、ややオーバー気味なことが多く、彼の唯一の弱点といっても良いでしょう。 パットの調子次第で結果が左右される。そんな彼が今回ベイヒルの高速グリーンで見せたタッチは絶妙でした。大会のドライビングディスタンス、スクランブリング(パーオンできなかったときにパーかバーディであがる確率)に加え、パットの貢献度を示すストローク ゲインド パッティング(パタ...
2018/03/19国内男子

石川遼が史上最年少で副会長に/JGTO

健康、川合敏久、永田圭司、立木範明、薗田峻輔、杉田亮毅、野村修也、渡辺司、佐藤信人、田島創志 監事 道垣内正人、森公高 名誉会長 海老沢勝二 特別顧問 尾崎将司 相談役 中嶋常幸 相談役 丸山茂樹 顧問 小泉直
2018/03/06佐藤信人の視点~勝者と敗者~

ミケルソンにあってウッズにないもの

彼らの役割は十分に残っています。開幕まで残り一カ月を切った「マスターズ」に向け、まずは1人の大物役者が舞台のそでに立ったといったところでしょうか。(解説・佐藤信人
2018/02/27佐藤信人の視点~勝者と敗者~

手堅さ加わったジャスティン・トーマスの強さ

あります。オーガスタの氷上グリーンに対応できる精度を準備しておきたいからです。今回の優勝で、その精度にも自信をもって「マスターズ」に乗り込むことができるトーマス。親友でありライバルでもあるスピースと、どのような勝負を繰り広げるのか―いまから待ち遠しく感じます。(解説・佐藤信人
2018/02/20佐藤信人の視点~勝者と敗者~

ウッズ完全復活へ 判断すべきバロメーター

で本番を迎えることができると思っています。 残りの数試合、優勝でも上位争いでもなく、プレッシャーのかかった予選ラウンドでどのようなショットを見せてくれるのか。ミスをミスと感じさせない、かつての強靭なウッズが見られれば、完全復活もいよいよ間近と言えるでしょう。(解説・佐藤信人)