2014/09/17ツアーギアトレンド

「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」優勝 鈴木愛の使用ギア

国内女子ツアーの今季メジャー第2戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」を制したのは、今大会初出場のプロ2年目・20歳の鈴木愛。宮里藍が保持していた大会最年少優勝記録(21歳83日)を抜き、ツアー最高峰の舞台で新たな歴史を刻んだ。 優勝賞金2,520万円を獲得し、賞金ランキングは18位へと急浮上。3年の複数年シード権も手にした。主要スタッツでは、平均ストローク数/35位(72.5217)パーオン率/79位(56.2802)、平均バーディ数/28位(2.9565)などの数字に対して、最大の武器と自認するパターは、平均パット数/4位(1.7806)と飛び抜けている。 <鈴木愛の使用ギア一...
2014/10/29ツアーギアトレンド

「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」 優勝 大山志保の使用ギア

大会初日に7アンダー「65」を出して首位に立った大山志保が、4日間首位を守りきり通算19アンダー完全優勝。ツアー通算15勝目を果たした。 この優勝により賞金2520万円を加算し、今季賞金ランキングは7位に浮上。主要スタッツは平均ストローク数(71.2308)8位。リカバリー率(58.1152 )では63 位と低い数値になっているが、平均バーディ数(3,5278)4位と攻めのゴルフを信条とする大山ならではの数値。勝負どころでバーディを奪っていることが分かる。 <大山志保の使用ギア一覧> ドライバー:ピン G20 ドライバー(9.5度)/ピン オリジナルTEC330D(45.5インチ/SR/D2...
2014/05/07ツアーギアトレンド

「サイバーエージェントレディスゴルフトーナメント」一ノ瀬優希の優勝ギア

史上初となるアマチュア2選手が首位で並んで迎えた最終日、同じく最終組で首位を1打差で追いかける申智愛(韓国)もスコアを伸ばせず苦戦。最終組の1つ前でラウンドした一ノ瀬優希が、12番でバーディを奪い首位タイに並ぶと、最終18番パー5でピン手前33ヤードから劇的なチップインイーグルで逆転勝利を掴んだ。 今季9戦目にして2勝目一番乗りで、賞金ランキングは3位に浮上した。平均ストローク(72.8462)は22位、平均パット数(1.8047)も15位と際だった順位ではない。それは、2勝以外は最高が37位、2試合で予選落ちを喫している。ゆえに、一ノ瀬はここ一番の爆発力を持ち合わせていることがわかる。 <一...
2014/04/16ツアーギアトレンド

「マスターズ」優勝 バッバ・ワトソンの使用ギア

米国男子ツアーの今季メジャー初戦「マスターズ」を制したのはバッバ・ワトソン。2012年に続く2度目のタイトルを獲得し、初出場から「マスターズ」6戦目にして2度目の優勝は、ホートン・スミスの3試合に次ぎ、アーノルド・パーマーらに並ぶ2位タイの最速記録。レフティの優勝は過去12年で6度目となった。 最終日の各スタッツは、ドライビングディスタンス316.0ヤード、フェアウェイキープ率50.0%、パーオン率55.6%、平均パット数は1.39だった。 <B.ワトソンの使用ギア一覧> ドライバー:ピン G25 ドライバー(トゥルーテンパー グラファロイ バイマトリックス ロケットピンク X シャフト、...
2014/03/18ツアーギアトレンド

「ヨコハマタイヤPRGRレディスカップ」優勝 一ノ瀬優希の使用ギア

国内女子ツアー第2戦「ヨコハマタイヤPRGRレディスカップ」でプレーオフを制してツアー2勝目を飾った一ノ瀬優希。昨年の「Tポイントレディス」に続き、シーズン序盤での優勝で賞金ランキングも2位へと浮上した。 大会前日の木曜日は強い風雨のためプロアマ戦は9ホールに短縮。強風の金曜日に「70」、やや風の弱くなった土曜日は「72」とスコアをまとめ、穏やかなコンディションとなった最終日に「67」とチャージして勝利を掴んだ。 <一ノ瀬優希の使用ギア一覧> ドライバー:ピン i20 ドライバー(グラファイトデザイン ツアーAD DJ5/フレックス:R、ロフト9.5度) FW&UT:ピン G25 フェアウェイ...
2018/06/29ツアーギアトレンド

祝!日本人最年少Vの畑岡奈紗 愛用パターは中学時代から

6月の「ウォルマート NW アーカンソー選手権 by P&G」で米女子ツアー初優勝を日本人として最年少で飾った畑岡奈紗。プロ転向直後から海を渡った19歳は、中学生時代からの“相棒パター”で夢をつかんだ。 ジュニアのときから畑岡がグリーン上で使い続けてきたのが、ピン スコッツデールTR パター PIPER C。2013年に発売され、グリップの下部にシャフト長を調整するためのネジがついている珍しいモデルだ。「可変式シャフトは身長が伸びた時にいじったぐらい。ストロークの調整などのために(長さを)変えたりはしません」とのこと。シャフトはレギュラータイプよりも少し太めのモデルを使用している。 そもそも畑...
2017/01/31ツアーギアトレンド

上原彩子、高いキャリーボールと正確性はウッド7本にあった!

上原彩子が米国女子ツアー本格参戦5年目のシーズンがスタートした。自身の初戦は過去2年、連続で予選落ちを喫していたが、今季初戦となった「ピュアシルク バハマ LPGAクラシック」は24位で終え、取り組んできたことが結果として表れたことに安堵した。今季も使用ギアはピン。大幅な変更はないが、一部ニューモデルを採用している。 アイアンの本数は数年、7IからPWの4本のセッティング。特に米国女子ツアーに参戦し始めてから、高いキャリーボールを求められ、FWやUT重視のセッティングとした。昨年から3WはGを使用していたが、今シーズンから、高いキャリーボールが出やすい仕様のG SF Tecのヘッドに変更した。...
2013/03/31ツアーギアトレンド

L.ウェストウッドは中尺パターでプレー中

By Jonathan Wall PGATOUR.COM Equipment Insider リー・ウェストウッド(イングランド)は前週まで、ピン社のパター「スコッツデール TR アンサー 2B」を練習用に使っていた。38インチの中尺モデルは、シーズンの初めの時点で、シャフトの長さの調整機能が付いた「スコッツデールTR Shea」とともに所持。しかし前週の「アーノルド・パーマーインビテーショナル」63位タイと低迷したことを受け、「シェル・ヒューストンオープン」ではこの「アンサー 2B」をバッグに入れることに決めた。 木曜日のラウンドを終えた後「通常のものよりも4センチ長いので、中尺パターとして...
2022/10/04PGAツアーオリジナル

ショートアイアンは9年前モデル マッケンジー・ヒューズの優勝ギア

◇米国男子◇サンダーソンファームズ選手権 最終日(2日)◇カントリークラブ・オブ・ジャクソン(ミシシッピ州)◇7461yd(パー72) マッケンジー・ヒューズ(カナダ)が通算17アンダーで並んだセップ・ストラカ(オーストリア)とのプレーオフを制し、ツアールーキーだった2016年11月「RSMクラシック」以来の2勝目を飾った。初優勝もプレーオフで決めており、これで2戦2勝。勝負強さが光った31歳のギアは以下の通り。 ドライバー:ピン G425 LST(10.5度を9.75度に調整) シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD DI(重さ70g台、硬さX) フェアウェイウッド:ピン G425 M...
2022/09/05優勝セッティング

飛距離は5年で220yd→244ydに 理論派セキ・ユウティンの優勝ギア

◇国内女子◇ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント 最終日(4日)◇ゴルフ5カントリー オークビレッヂ(千葉県)◇6465yd(パー72) 最終日に「66」でプレーしたセキ・ユウティン(中国)が、通算12アンダーで並んだ吉田優利とのプレーオフを制してツアー初勝利を飾った。優勝の一番の要因は「メンタルです」と最後は重圧かかるプレッシャーとの戦いに打ち勝った。クラブセッティングからは、来日後の成長と変化を見て取れる。 今大会で使用した1Wのシャフトは東京都千代田区に本社を置くトライファスの「バシレウス ゼットツー」。2018年6月の発売で、初代モデルを7年かけて改良したものとなる。 日本ツアーに...
2019/08/06優勝セッティング

新アイアンを武器に 成田美寿々の優勝ギア

大会名:大東建託・いい部屋ネットレディス 日時:2019年8月1日(木)~4日(日) 開催コース:鳴沢GC (山梨) 優勝者:成田美寿々 成田美寿々が4月「ヤマハレディースオープン葛城」以来の今季2勝目、ツアー通算13勝目を飾った。1勝目を挙げてから「調子がずっと悪くて、自分の武器を見つめ直した」と、高い球を打つことにこだわらず、本来得意とする低い球でラインを出すコントロールショットへ切り替えた。 クラブ契約フリーの成田は、前回優勝時に使用していたPXG 0311 P フォージド アイアンから、日本では今月8日に発売開始となるピンのブループリントに総入れ替えした。 5月「全米女子オープン」に出...
2017/10/10優勝セッティング

「やさしさ」求めてツアー初の快挙 宮里優作の優勝ギア

大会名:ホンマ・ツアーワールド・カップ 日時:2017年10月5日~10月8日 開催コース:京和カントリー倶楽部(愛知) 優勝者:宮里優作 宮里優作がツアー史上初(記録が残る1985年以降)となる72ホールノーボギーで優勝を達成。今季3勝目を挙げ、優勝賞金2000万円を獲得した。賞金ランキングは3位から1位に浮上した。 使用クラブは、2勝目の5月「日本プロ」からフェアウェイウッドとウェッジを除いて変更した。顕著なのはアイアンで、ハードヒッター向けのマッスルバックモデル『ブリヂストン ツアーB X-BLADE アイアン』から、一回りヘッドサイズが大きいキャビティモデル『ピン i200 アイアン』...
2019/03/12優勝セッティング

ウッド系は『G410』 比嘉真美子の開幕戦優勝ギア

大会名:ダイキンオーキッドレディス 日時:2019年3月7日(木)~10日(日) 開催コース:琉球GC (沖縄県) 優勝者:比嘉真美子 7打リードの単独首位からスタートした沖縄県出身の比嘉真美子が、「76」と落としながらも3日までの貯金を生かし、後続を3打差で振り切る通算5アンダーで初の地元優勝を飾った。 今年も引き続きピン契約プロとして開幕を迎え、14本のクラブすべてを同社製でそろえる。ドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッドのウッド系を今年からすべて最新モデルの『G410』シリーズに切り替え、「ミスショットにすごく強くて、気持ちよくスイングできている」と評価は高い。最終日も「良いショッ...
2019/03/18優勝セッティング

開幕2戦連続でピン契約選手が勝利 鈴木愛も『G410 PLUS』

大会名:ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ 日時:2019年3月15日(金)~17日(日) 開催コース:土佐CC(高知) 優勝者:鈴木愛 首位と2打差の3位からスタートした2017年の賞金女王・鈴木愛が通算9アンダーとして後続に4打の差をつけ、昨年6月「ニチレイレディス」以来のツアー10勝目を逆転で飾った。 3日間を通して12バーディ3ボギーの安定したゴルフを展開した。連日の強風の影響でフェアウェイキープは47%にとどまったが、平均パット数を「27」に抑え、パット巧者のポテンシャルを発揮した。 前週の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」を制した比嘉真美子に続き、2戦連続で...
2013/12/04ギアニュース

大山最終戦Vを支えたのは、地元応援団とPINGのクラブ

国内女子ツアー、メジャー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」でPING契約の大山志保選手が、通算9アンダーで見事優勝を飾った。開催コースである宮崎カントリークラブは、難コースとしても知られるが、地元である大山が地の利を生かして、その難コースをねじ伏せた。これで大山は、2005年に続き、今回で2度目の大会制覇となる。大山選手は次のようにコメント。 「今年もPINGのクラブで戦い、最後の最後で結果を出すことができました。PINGのサポートに本当に感謝しています。 そして私の目標でもあった地元での優勝がまた叶いました。4日間ずっと、地元応援団をはじめ多くのファンが声をかけて拍手して...
2015/09/09ツアーギアトレンド

鈴木愛、行方不明の優勝パターを開幕直前に発見

国内女子ツアーのメジャー今季第2戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」は10日から4日間、長崎県のパサージュ琴海アイランドGCで開催される。前年覇者は鈴木愛。ツアー初優勝をメジャーで飾り、宮里藍の21歳83日(2006年)を抜く大会年少優勝(20歳128日)を果たし、新星誕生に沸いたインパクトは今も記憶に新しい。 今年のコースは、ツアー史上最長となる6735yd(パー72)の設定。400yd以上のパー4が5ホールもあり、グリーンもアンジュレーションが強いタフなセッティングが待ち構えるが、「ショットもパットも100%に近い、今年一番の仕上がり」と、樋口久子(1976、77年)以来2人...
2016/02/09マーク金井の試打インプレッション

ピン G ドライバー

ピンゴルフジャパンから発表された最新モデル『G ドライバー』は、前作『G30 ドライバー』で採用した「タービュレーター」に加え、空力性能をさらに研究してヘッド後方部には新機能「VORTEC(ボー
2022/04/01米国女子

“打たない”3Wと“バロメーター”7W 渋野日向子の好発進を支えた2本

◇米国女子メジャー◇シェブロン選手権 初日(31日)◇ミッションヒルズCC(カリフォルニア州)◇6884yd(パー72) 今季メジャー初戦で、首位と3打差の3アンダー10位と好発進した渋野日向子。飛距離、方向性とも納得の1W、後半8番でラフから巧みに寄せたアプローチ、序盤のスコアが動かない展開にも我慢を貫いたメンタルとプラス材料が並ぶ中、2番(パー5)のイーグルと7番のバーディを生み出したフェアウェイウッドの活躍も見逃せない。 残り246ydから会心の2オンを見せた3Wは、昨季のクラブセッティングを踏襲している中で唯一変化を加えたクラブ。藤倉コンポジット スピーダー NXのシャフトを0.5イン...
2019/07/15優勝セッティング

三菱ケミカルの最新シャフトで初優勝 S.ランクンの14本

大会名:ニッポンハムレディスクラシック 日時:7月11日(木)~7月14日(日) 開催コース:桂ゴルフ倶楽部(北海道) 優勝者:S.ランクン 今季から日本ツアーに加わった19歳のS.ランクン(タイ)が首位に1打差の3位からスタートして「67」でプレー。2位に3打差をつける通算15アンダーで逆転し、初優勝をあげた。 「ドライバーが本当によかった。250ydのティショットでフェアウェイをキープできると、グリーンを狙いやすくなる。自信を持てました」と、最終日のフェアウェイキープ率は86%を記録した。 クラブは母国でプレーしていたときから提供をうけるピン製で14本をそろえる。ドライバーはピン G400...
2022/10/17PGAツアーオリジナル

1Wは最新「G430 LST」 キーガン・ブラッドリーの優勝ギア

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 最終日(16日)◇アコーディア・ゴルフ習志野CC (千葉県)◇7079yd(パー70) キーガン・ブラッドリーが2018年以来4年ぶりの米ツアー5勝目を日本で挙げ、涙を流した。最終日の使用ギアは以下の通り。 ドライバー:ピン G430 LST シャフト:藤倉コンポジット VENTUS BLACK(硬さ6X) フェアウェイウッド:テーラーメイド SIM2 MAX(ハイローンチ、3番16.5度) ユーティリティ:キャロウェイ APEX(19度) アイアン:スリクソン ZX5(3番~5番)、スリクソン ZX7(6番~PW) ウェッジ:クリーブランド R...