2024/06/20クラブ試打 三者三様

ピン G730 アイアンを筒康博が試打「省エネで頑張らずに飛ばせる」

ポケキャビに変わったズルい飛び系 ご意見番クラブフィッターの評価は!? ピン G730 アイアンをご意見番クラブフィッターが試打したら…【筒康博】 ピン史上最も飛んで最もやさしいアイアンとして登場した「G730 アイアン」。2020年発売の前作「G710 アイアン」は“飛び系なのにズルいアイアン”として、高弾道でぶっ飛ぶ性能が多くのアマチュアゴルファーに支持された。中空構造だった前作からポケットキャビティに変わって打感が向上したと評判だが、果たしてそのフィーリングは!? ヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が採点。ご意見番クラブフィッター・筒康博の評価は!? 「ひと目では“ズルさ”が気...
2024/06/18クラブ試打 三者三様

ピン G730 アイアンを西川みさとが試打「もはや飛び系と言えない飛び系」

ポケキャビに変わったズルい飛び系 HS40m/s未満の女子プロ評価は!? ピン G730 アイアンをHS40未満の女子プロが試打したら…【西川みさと】 ピン史上最も飛んで最もやさしいアイアンとして登場した「G730 アイアン」。前作「G710 アイアン」は“飛び系なのにズルいアイアン”として、高弾道でぶっ飛ぶ性能が多くのアマチュアゴルファーに支持された。中空構造だった前作からポケットキャビティに変わって打感が向上したと評判だが、果たしてそのフィーリングは!? ヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が採点。まずは、1WがHS40m/s未満の女子プロ・西川みさとが試打評価を行った。 「以前の...
2024/06/22クラブ試打 三者三様

ピン G730 アイアンを稲場智洋が試打「QiとAiの間 ロフトの割に上がる」

ポケキャビに変わったズルい飛び系 大谷似な豪快スイングコーチの評価は!? ピン G730 アイアンを大谷翔平似な豪快スイングコーチが試打したら…【稲場智洋】 ピン史上最も飛んで最もやさしいアイアンとして登場した「G730 アイアン」。2020年発売の前作「G710 アイアン」は“飛び系なのにズルいアイアン”として、高弾道でぶっ飛ぶ性能が多くのアマチュアゴルファーに支持された。中空構造だった前作からポケットキャビティに変わって打感が向上したと評判だが、果たしてそのフィーリングは!? ヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が採点。顔は“控えめな大谷翔平”&スイングは豪快(HS50m/s)なゴ...
2024/01/18topics

正直あっちの「10K」どう思った!? テーラーメイドvsピン お互いの見解は

2024年1月10日、午前11時にテーラーメイドが「Qi10 MAX ドライバー」を、4時間後にピンが「G430 MAX 10K ドライバー」を発表した。偶然ではあるものの、上下左右の合計慣性モーメント(以下MOI)値“10K”1万g・cm2超えを掲げた商品が同じタイミングで出そろったことになる。具体的に互いの名を出さないまでも、腹の底ではきっと気になっていたはず。そこで両社が互いをどこまで意識し、どのように受け止めたのかを、それぞれの会場で探ってみた。 『ぶっ飛び系10K』vs『10K飛(マントビ)』 テーラーメイドは“やさしさの新世界基準”と題し、『ぶっ飛び系10Kドライバー』というキャッ...
2017/02/28マーク金井の試打インプレッション

ピン i200 アイアン

女子ツアープロに圧倒的な人気のピンのiシリーズがモデルチェンジ。新しい『ピン i200 アイアン』は、上級者、プロが好むシャープなルックスながらもスイートスポットが広くて打感も柔らかく“上級者でなくても使えそう”と評判になっている。クラブアナリスト・マーク金井が徹底試打を敢行し、アマチュアゴルファー目線でその打ちやすさを検証する。 ・やや小ぶりなヘッドが好きな中・上級者 ・操作性が高いクラブを求める中・上級者 ・ダウンブローに打ちたいゴルファー 女子プロゴルファーやアスリート指向のアマチュアゴルファー向けとして位置付けられているiシリーズの最新作となるのが、今回試打するi200 アイアン。 ヘ...
2016/09/12新製品レポート

「削り出しに新デザインのTR溝を搭載」ピン ヴォルト アンサー2 パター

【ミーやん】国内女子メジャー「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」で優勝した鈴木愛プロが使用していたパターです。VAULT(ヴォルト)というのは、ツアーで優勝したパターを黄金で制作し、そのパターを保管している米国ピン本社の倉庫の名前です。素材と製法にこだわった高級モデルで、ブレード型2モデル、マレット型2モデルがラインナップされています。 【ツルさん】ブレード型のヘッドは、303ステンレスの削り出し。ミーリングされたフェース面もインサートではありません。打点がズレたときでも同じ転がりが得られる独自のTR溝は、従来は横線だけで構成されていましたが、ヴォルトシリーズではキレイな曲線の組み...
2015/09/22マーク金井の試打インプレッション

ピン i アイアン

『ピン i アイアン』シリーズがモデルチェンジされ、アマチュアゴルファーでも打ちこなせるやさしさが評判を呼んでいる。一方で、操作性の高いプロモデルとしての特徴も持ち合わせており、鈴木愛、一ノ瀬優希、前田陽子らとりわけ女子プロの使用率が高い。幅広いゴルファーに対応する新モデル『ピン i アイアン』の性能を検証するために、クラブアナリストのマーク金井が徹底試打する。 ・飛びと操作性を求める中上級者 ・ミスに強いアイアンを求める人 ・ライ角を正確に合わせたい人 今回は、ピンの最新モデルとなる『i アイアン』を試打する。ピンから4モデルのアイアンがラインアップされているが、i アイアンは操作性と飛びを...
2015/10/15新製品レポート

「弾くフェースでまっすぐ高弾道」ピン G MAX アイアン

【ミーやん】ピンの新しいアイアン『G MAX アイアン(以下、G MAX)』は、従来の『カーステン アイアン』の進化版ともいえるモデル。ラージヘッドでワイドソール。いかにもやさしく打てちゃいそうなアイアンです。 【ツルさん】ピンは、この『G MAX』と同時期に発表している『i アイアン』に関しては、弾道に高さが出るのをウリにしていますね。見た目どおりにやさしいのか、高弾道が打てるのか、さっそく試打してみましょう! 【ミーやん】お~っと、打感はかなりの弾き系です。「ピシャッ!」という打球音とともに、ボールが空高く上がりました。ん~、飛距離も出ていますね。そうそう、このアイアンにはボール初速をアッ...
2015/06/15新製品レポート

「“滑る”ソールが生み出す激スピン性能」ピン GLIDE ウェッジ

【ミーやん】ピンの新しいウェッジは、シルバーのみのカラーリング。とてもシンプルなデザインになりました。モデル名の「GLIDE」には「滑る」という意味があるそうです。 【ツルさん】ソールが滑ることで、抜けが良いことを表しているみたいですね。この新モデルには、前モデル『ピン ツアー ウェッジ(GORGE)』と同じようにソール形状の異なる3つのタイプが用意されています。それぞれどんな抜け具合なのか、打って確かめてみましょう。 【ミーやん】ソール形状はWS(ワイドソール)、SS(スタンダードソール)、TS(ツアーソール)の3種類。構えてみると、ヘッドのシェイプには違いが感じられません。あくまでもソール...
2014/02/28中古ギア情報

マスターズを制した安心感たっぷりの大型ヘッドは今

マスターズチャンピオンであるバッバ・ワトソンが好調だ。マスターズに勝利してから優勝から遠ざかっていたが、通算5勝目をノーザントラスト・オープンで勝利をあげた。現在はピン G25 ドライバーを(新製品であるi25のようなストライプが入っているが、ヘッドはG25)使用中。 マスターズに勝った時は、ピンクに塗られたピン G20 ドライバーを使っていた。ピンクに塗られているのには訳があって、ドライバーで300ヤードを超える度に、癌治療研究費として300ドル寄付しているそうだ。G25が発売されるまで、ピンからはi20、ANSERと2つのドライバーが発売されたが、ずっとG20を使っていたので、相当気に入っ...
2014/03/21中古ギア情報

ツアー2勝目の一ノ瀬優希が変えられないドライバーとは

国内女子ツアー「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ」の最終日、首位と3打差でスタートした、一ノ瀬優希は後半怒涛の追い上げでトップをとらえ、ツアー通算2勝目を上げた。 一ノ瀬と言えばピンの契約プロ。世界的にツアーで活躍しているピンだが、今まで日本ツアーでは、契約プロも少なく印象が薄かった。しかしここ数年で一気に勝利数が増えている。その影響か、日本での人気もイマイチだったピンが最近は、かなり人気が出ている。どちらかと言えば独特な形状、デザインのクラブが多いが、アマチュアでもプロでも使えるやさしさと、世界標準価格によるお買い得感でシェアを広げている。 さて、一ノ瀬のドライバーだ...
2013/12/27中古ギア情報

ゴルフクラブ1本でスコア81!使用した1本とは

もしあなたが「ゴルフクラブ1本でゴルフコースをプレーしてください!」と言われたらクラブは何を選ぶだろう。ゴルフ好きならこの話で、小一時間は話ができるぐらい難しい問題だと思う。そしてスコアはどれぐらいになるか話題は尽きないだろう。なかなかそんな機会もないし腕もないと思っている中、我々の度肝を抜くようなニュースがアメリカから飛び込んできた。 11月某日、メジャーチャンピオンのバッバ・ワトソンがペリカンヒルGC(ジム・ファジオ設計のチャンピオンコース)にて、20度のユーティリティ1本とボール3個でプレーをし、スコア81という快挙を成し遂げたのだ。そのスコアはさすがマスターズを制しただけあると言えるが...
2013/11/25新製品レポート

「ピン史上でもっともシャープ!」ピン S55 アイアン

【ミーやん】トップブレードが薄くて、ネックはほぼストレート。とってもシャープな形状のアイアンがピンから登場しました。バックフェースもシンプルですね。カッコええなぁ。 【ツルさん】海外のピン契約のツアープレーヤーには「S56 アイアン」を使っている人が多かったけれど、これはその後継モデル。ロフト設定が前モデルとは少し変わって、4番以下の番手で少しずつストロングロフトになっている。「S56 アイアン」よりも少し飛ぶらしいよ。いやー、打つのが楽しみ! 【ミーやん】ヘッド素材はステンレスですが、打感がいいですねー。「S56 アイアン」を試打したときにも感じましたが、軟鉄鍛造だから打感が良くて、ステンレ...
2014/03/31新製品レポート

「一ノ瀬優希プロの勝利アイアン」ピン i25 アイアン

【ミーやん】ピンの「i20 アイアン」の後継モデル「i25 アイアン」です。前作よりもグースが少なくなって、シャープ感が増しましたね。 【ツルさん】実は、僕が冬場にエースアイアンとして使用していたのが、フジクラシャフトのMCIを装着した「i20 アイアン」。寛容性と操作性がちょうど良くて、かなりお気に入りモデルだった。なので、この新モデルとの違いがよく分かるよー。 【ミーやん】打ってみると、ツルさんの言うように操作性とやさしさのバランスがいいですね。球が上がりやすいし、打感もけっこうイイんです。「クシュッ」というボールの潰れ感が手に伝わってきます。 【ツルさん】見た目よりもボールが上がりやすく...
2014/03/27新製品レポート

「強弾道で直線的に打てる」ピン i25 ドライバー

【ミーやん】ピンの新しいドライバーには、ご覧のとおりクラウンにラインが描かれています。これがスクエアなアライメントと、正しいテークバックに貢献するのだとか。 【ツルさん】このレーシングストライプを描くのに、数年かかったらしいよ。曲面のクラウンに対してまっすぐに見える線を載せるのは、相当難しいことなんだね。ちなみにストライプがヘッドに転写されるのは、クラブの製造工程の最終段階。フェースをスクエアにセットして動かないようにしておいて、上からペタリと転写される。だからフェースに対して、ストライプは完全にスクエアな状態です。 【ミーやん】やっぱり、クラウンにラインがあると構えやすいですよ。打ってみると...
2014/05/01新製品レポート

「見た目どおりのマイルドな打感」ピン カーステン TR アンサー2

【ミーやん】ご覧のとおり、見た目はカッパーのような色合い。ステンレス素材にこういったPVD仕上げが施されているようです。これはこれでカッコいいですね。フェースには独自のTR溝が掘られていて、芯を外したときにも芯でヒットしたときと同じ転がりが得られるようになっています。さらにこのモデルのTR溝は、インサートではなく削り出しだそうですよ。 【ツルさん】ピンのパターでは定番になった、長さ調整機能も付いているよね。クラシック形状に最新機能を搭載したこのパター、さっそく転がしてみますか。 【ミーやん】打感が柔らかいですねー。ピンのパターのなかでは、いちばんマイルドかも。 【ツルさん】しっとり感があります...
2014/04/18中古ギア情報

マスターズ2勝目!B.ワトソンのクラブセッティングに注目

今年のマスターズは、首位でスタートしたバッバ・ワトソンが最終日に5バーディ、2ボギーの「69」で回り、通算8アンダーとして、最年少優勝記録を狙う20歳のジョーダン・スピースを振り切り、2年ぶりの大会制覇を成し遂げた。前半はスピースのペースだったが、8番ホールで流れが変わり、その後はワトソンの圧倒的な飛距離で差を徐々に引き離していった。 そこで今回は圧倒的な飛距離を支えるクラブを紹介しよう。ピンク色のヘッドが鮮やかなドライバーは、『HOT LIST JAPAN 2013』でゴールドに選ばれた「ピン G25 ドライバー」だ。クラウンにストライプを入れて一見『HOT LIST JAPAN 2014』...
2014/08/28新製品レポート

「曲がりづらさは天下一品!」ピン G30 ドライバー

【ミーやん】屈指の飛ばし屋であるバッバ・ワトソンをはじめ、多くのピン契約が使用していた『G25 ドライバー』。その後継モデルがこちらの『G30 ドライバー』です。見た目の大きな特長としては、クラウン部分に「タービュレーター」と呼ばれる突起状のデザインが採用されたこと。スイング中の空気抵抗を減らして、ヘッドスピードをアップさせる効果があるそうです。 【ツルさん】構えてみると、この「タービュレーター」がアライメントガイドの役割を果たしてくれますね。そんなことより、とにかくヘッドの投影面積が大きいドライバーです。ヘッド体積が500ccぐらいあるんじゃないかと思ってしまいます(笑)。 【ミーやん】打っ...
2014/10/02新製品レポート

「従来モデルより飛び性能がアップ!」ピン G30 アイアン

【ミーやん】新しい『G30 アイアン』は、前作のG25 アイアンよりもロフトを立てて飛距離アップを追求したそうです。フェースも薄肉のものになっているとか。 【ツルさん】従来モデルを踏襲したラージヘッドで、いかにもやさしそうなアイアンです。ヘッド自体が大きいけれど、そのぶんトップブレードも厚くて、ヘッド全体のシェイプがバランスいいですよね。違和感なく構えられます。そんで打ってみると、本当にビックリしました。コレ、驚くほど簡単に球が上がりますよ。 【ミーやん】普段から低弾道で悩んでいるボクが打っても、楽勝でボールが上がってくれましたよ。これはウレシイ! 【ツルさん】ミーやん、それが本来の7番アイア...
2014/09/19中古ギア情報

年間王者ホーシェルを支えたアイアン

PGAツアー最終戦「ツアー選手権byコカ・コーラ」で主役に躍り出たのは、前週のフェデックスカップ、プレーオフ第3戦「BMW選手権」を制したビリー・ホーシェルだった。プレーオフとは、「ウィンダム選手権」までのレギュラーシーズンにおけるフェデックスカップポイントで125位以内に入り、翌シーズンのシード権を確保したエリート選手だけで争われ、各試合終了後の累積ポイントでカットアウトされていくサバイバルゲーム。初戦で125位から100位、そして70位、最後は30人まで絞られ年間王者を決める。 実はこの4試合中3試合が、同じモデルのアイアンを使用したプレーヤーだった。1戦目の「ザ・バークレイズ」ではハンタ...