2024/01/23ギアニュース

ソフトな打感とスピン性能が向上 スリクソン新「TRI-STAR」3月発売

住友ゴム工業(本社・神戸市中央区)は、アスリート志向のゴルファー向けに開発されたゴルフボール「スリクソン TRI-STAR」の新作を3月15日に発売する。 「スリクソン TRI-STAR」はスコア90の壁を破りたい上昇志向の強いゴルファー向けに、大きな飛距離と優れたスピンコントロール性能を両立した3ピースボール。高反発のソフトアイオノマーカバーを使用し、低価格帯ながらバランスの取れた高性能ボールとして人気を博している。 今作では、同社の主力モデル「スリクソン Z-STAR」シリーズで採用された「ファストレイヤー D.G.コア(中心部)」と呼ばれる、硬度分布を二段階に分けて最適化したテクノロ...
2024/01/20ギアニュース

タイトリスト プロV1シリーズに新モデル 「プロV1x レフトダッシュ」登場

アクシネット ジャパン インク(本社・東京都港区)は、世界のツアートーナメントでボール使用率ナンバーワンを誇る、タイトリスト「PRO(プロ)V1」シリーズの新モデル「プロV1x レフトダッシュ」を、2月9日から販売する。 「プロV1x」と同じく中心部に「デュアルコア」を採用した4ピース構造。剛性を高めたアウターコアとプロV1シリーズの中で最も厚いケース層(コアとカバーの間の層)が、ボール初速を向上させる。 また、より軟らかいインナーコアと、しっかりめのアウターコアとケース層の硬度の差をつけることで、ロングゲームでのスピン量を低減。ディンプルは328個と「プロV1(388個)」や「プロV1x(3...
2024/01/19中古ギア情報

「Qi」も「Ai」もいいけど…気になる「ステルス2」&「パラダイム」の中古価格は?

2024年も年明け早々、新製品の発表が続いている。中でもテーラーメイド「Qi10」、キャロウェイ「パラダイム Ai スモーク」両シリーズの注目が高い。ニューモデルの登場は別の意味でも待望で、23年発売の前作「ステルス2」、「パラダイム」の値下がりが期待できる。現在の中古市場を眺めてみよう。 前作は例年よりも早く低価格に 例年なら、新作発表直前にマークダウンと言われる前作の値下げが行われる。しかし、2020年のコロナ需要から市場規模が一時的に拡大した影響もあり、今季は在庫過多のタイミングで、両社とも例年より2カ月近く早く新品商品のマークダウンを行った。それに伴い中古販売価格も下がるため、狙ってい...
2024/01/19ツアーギアトレンド

“+2”から挽回 畑岡奈紗は「CHAMBER」パター投入

◇米国女子◇ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ 初日(18日)◇レイクノナG&CC (フロリダ州)◇6608yd(パー72) ホームコースでのシーズン開幕戦となる畑岡奈紗は、前半8番でボギーが先行した。折り返して10番で2個目。「なかなかバーディが来なくて、気分的にはちょっと沈んでいた」と笑いながら、「前半は意外と長いホールも続きますしちょっとミスするとボギーにつながるのはあること。しょうがない」。知り尽くした舞台で落ち着いていた。 最初のバーディは11番(パー5)。3mの決めたい距離をきっちり沈め、続く12番も5mを入れて2連続。14、15番(パー5)も2~...
2024/01/18ツアーギアトレンド

稲見萌寧がテーラーメイド「Qi10 LS」投入も “デビュー戦”の14本は?

◇米国女子◇ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ 事前(17日)◇レイクノナG&CC (フロリダ州)◇6608yd(パー72) 稲見萌寧が、テーラーメイドの最新モデル「Qi10 LSドライバー」で米ツアー本格参戦に向けて最終調整した。 これまでのステルス2 プラスも持ち込みつつ、練習場でフィーリングをチェック。実戦投入について「たぶん」とした上で、「日本でもクラブを試したりするし、そこは変わらないですね。これといって“ここのために…”というのは、あんまりしていない。(試合を)やりながらじゃないと分からないですし、まずやってみてから」と強調した。 “デビュー戦”...
2024/01/18ツアーギアトレンド

古江彩佳がブリヂストンの未発表1Wを投入「パリ五輪までに優勝を」

◇米国女子◇ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ 事前(17日)◇レイクノナG&CC (フロリダ州)◇6608yd(パー72) 古江彩佳が2024年シーズンの開幕戦でブリヂストンの未発表1Wを投入する。ゴルフルールを統括するR&Aと全米ゴルフ協会(USGA)の適合ドライバーヘッドリストに掲載されている「B3 MAX」。これまで使ってきた「B3 SD」の後継モデルとみられる。 短いオフに本格化したテストで好感触を得たという。「前のも気に入っていたんですけど、弾道がちょっと高くなってきていた。それを抑えたいとなった時に、新しいのがちょうどいいんじゃないかと聞いて。ド...
2024/01/17ツアーギアトレンド

畑岡奈紗が「TENSEI」プロトタイプシャフトでシーズン開幕戦へ

◇米国女子◇ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ 事前(16日)◇レイクノナG&CC (フロリダ州)◇6608yd(パー72) 開幕2日前、練習ラウンドでインコースをプレーした畑岡奈紗の1Wには見慣れないシャフトが装着されていた。 見た目の特徴は三菱ケミカルの「TENSEI PRO 1Kシリーズ」だが、ラベルの色は発売されているブルーでも、オレンジでも、ホワイトでもないレッド。昨年日本で開催された試合の練習でもテストしていたことを思い出す。 畑岡によると、これまで使っていた藤倉コンポジット VENTUS TR REDより手元が硬い感じだという。日本でのテストを経...
2024/01/15ギアニュース

入れ替えウエートで理想の打ち出し コブラ「ダークスピード」が3月発売

プーマジャパン株式会社(本社・東京都品川区)は、コブラの2024年最新モデル「DARKSPEED(ダークスピード)」シリーズのドライバー3機種を3月9日に発売する。同シリーズのフェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン、ウィメンズモデルも同時展開する。 ラインアップは、プロからアマチュアまで幅広いゴルファーのために設計された「ダークスピード X ドライバー」、高慣性モーメントと低スピン性能を両立した「ダークスピード MAX ドライバー」、低スピン性能を高めた「ダークスピード LS ドライバー」の3機種となる。 シリーズ最大の特徴は、プレーヤーの好みに合わせてソールウエートの入れ替えが可能な弾...
2024/01/14ギアニュース

PXGから最新ウッドシリーズ「PXG Black Ops」登場

PXG Japan(本社・東京都千代田区)は、1月24日にPXG Japan公式ウェブサイトとPXG正規販売店などにて「PXG Black Ops」を発売する。今シリーズはウッドのみで、ドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッドをラインアップする。 ドライバーは幅広いゴルファーに向けた設計のスタンダードモデル「Black Ops ドライバー」と、ツアープロからのフィードバックをもとに開発された低スピン設計の「Black Ops Tour-1 ドライバー」の2モデルを用意。いずれもウエート調整によって、総合慣性モーメントを1万g・cm2以上に高めることも可能という。 フェースに独自開発の高強度...
2024/01/12中古ギア情報

WHITE HOT、PURE ROLL…「インサート」から考える中古パター選び

打感に打音。パターほどフィーリングが重要視されるクラブはないだろう。フィーリングはヘッドやシャフト、グリップの素材でも変わるが、最も影響を及ぼすのはボールとの接地面、つまりフェースだ。ヘッドと同じ素材のもの、あるいは素材や形状を変えたインサートが装着されているものもある。今回はこのインサートについて考察してみよう。 20年も人気継続。ボールと同じ素材を使ったホワイトホット 打音と打感はインパクト時の音と衝撃をゴルファーにフィードバックし、インパクトの強さやストロークの幅に大きな影響を及ぼす。パターの打感はフェースの素材、フェース面の造作でかなり変わる。 インサートにボールと同じウレタンを使った...
2024/01/12ギアニュース

契約プロが続々と実戦投入 ピンから2代目「ブループリント アイアン」登場

ピンゴルフジャパン(本社・埼玉県戸田市)は2月8日にツアーモデル「ブループリント(BLUEPRINT) アイアン」の後継モデルを発売する。ツアープロが求める形状と打感を実現した軟鉄鍛造アイアン。マッスルバックタイプの「ブループリント T アイアン」に加えて、新たにキャビティタイプの「ブループリント S アイアン」が登場し、2機種体制になった。 “青写真(BLUEPRINT)”を具現化したモデルとして2019年9月に発売された初代「ブループリント」は、同社初の軟鉄鍛造マッスルバックアイアンだった。シンプルで洗練されたコンパクトなヘッド形状で、多くの契約選手が使用。新たに登場した2機種も昨秋からト...
2024/01/10ギアニュース

ピンも慣性モーメント1万超え マン振りしてもブレない「G430 MAX 10K」誕生

ピンゴルフジャパン(本社・埼玉県戸田市)は10日、「G430」シリーズの追加モデルとして同社史上最大の高慣性モーメントを誇る「G430 MAX 10K(テンケイ) ドライバー」を2月8日に発売すると発表した。同形状で最後部のウエートのみ軽量化させた高弾道設計「G430 MAX 10K HL ドライバー」も同時展開する。 『10K』は、「1000」を示した『K』の単位を含む「1万」の意。上下左右の合計慣性モーメント値1万g・cm2超えの性能を示す。 1万超えを果たした要素は主に3つ。ひとつは固定式の高比重ウエートをフェースから最も遠い位置に搭載することで、深低重心設計を実現したこと。2つ目は「カ...
2024/01/10ギアニュース

テーラーメイド初の慣性モーメント1万超え 「Qi10」シリーズ発表

テーラーメイドゴルフ(本社・東京都江東区)は10日、2024年モデル「Qi10」シリーズを2月2日に発売すると発表した。「Quest(探求する)」と「inertia(慣性)」に「1万」の頭文字から構成された『Qi10』は、同社史上初めて左右と上下の合計慣性モーメント値が1万を超えたことに由来している。 ドライバーのフェース素材は「ステルス」「ステルス2」の流れを継ぎカーボンを採用。ヘッドタイプはシリーズで最もやさしさを追求した「Qi10 MAX ドライバー」、操作性を重視した「Qi10 ドライバー」、低スピン性能に特化した「Qi10 LS ドライバー」の3機種。同シリーズのフェアウェイウッド、...
2024/01/09ギアを愉しむ。

引き算? それとも足し算? 一周回ったアイアンの距離感の作り方/ギアを愉しむ。

方向性が整う“プラス”な飛距離の作り方とは 前回、ストロングロフト設定のアイアンの生かし方について書いたが、今回はもう一歩踏み込んで、アイアンの距離感の作り方について述べていきたい。 一般的なロフト角のモデルより1~2番手ほど距離が出るストロングロフトアイアンでは、いつも通りの距離を打つことで、左右のブレ幅が減ると話した。だが、実際に飛距離を意図して落とすことは、思っている以上に難しい。 皆さんは、ターゲットより飛距離が出るクラブを使う際、どのように距離を落として打つだろうか。「フルショットでこのくらい」→だから「10yd落とすにはこれくらい」という風に、スイングスピードを落とし、ボールに強く...