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“+2”から挽回 畑岡奈紗は「CHAMBER」パター投入

◇米国女子◇ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ 初日(18日)◇レイクノナG&CC (フロリダ州)◇6608yd(パー72)

ホームコースでのシーズン開幕戦となる畑岡奈紗は、前半8番でボギーが先行した。折り返して10番で2個目。「なかなかバーディが来なくて、気分的にはちょっと沈んでいた」と笑いながら、「前半は意外と長いホールも続きますしちょっとミスするとボギーにつながるのはあること。しょうがない」。知り尽くした舞台で落ち着いていた。

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最初のバーディは11番(パー5)。3mの決めたい距離をきっちり沈め、続く12番も5mを入れて2連続。14、15番(パー5)も2~3mを逃さず、2オーバーから最終的には2アンダー「70」でまとめた。

リズムをつかむきっかけともなったグリーン上では、見慣れないパターを握っている。黒いヘッドのセンターマレットはこれまでのエースと同じようで、よく見ると「CHAMBER」(チャンバー)の文字。昨年12月、インドネシアでのレディース アジアツアーに出場した際にも使ったが、主戦場で投入するのは初めてだった。

メジャー7勝のカリー・ウェブ(オーストラリア)らがアンバサダーを務めるブランドで、畑岡は昨年のアジアシリーズ期間中にキャディのグレッグ・ジョンストン氏を通じて情報を入手。その後テストを重ねていた。エースでは2本だったサイトラインを1本に減らした点も、その結果だ。「写真を送ったらプリントしてくれました(笑)」という2頭の愛犬をあしらったヘッドのデザインが可愛らしい。

大きな違いは、ボールをはじくように「飛んでくれる」パターであるということ。「振り幅が大きくなると、ミスヒットする確率も高くなる。飛んでくれれば、振り幅も小さく済む。それに慣れるまで大変かもしれないですけど、いい方向には行ってくれていると思う」と話す。

かねて重いグリーンの対策を考えており、しっかりスピードが出ている今週のグリーンで投入するかは直前まで迷っていたそうだ。「これだけ速いスピードは、オフに練習していなかったので。試合中、速いグリーンに対してビビらずに打っていけるか。あしたは60台で回れるように」。試す部分は試しながら、結果を求めていく。(フロリダ州オーランド/亀山泰宏)

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