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古江彩佳がブリヂストンの未発表1Wを投入「パリ五輪までに優勝を」

◇米国女子◇ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ 事前(17日)◇レイクノナG&CC (フロリダ州)◇6608yd(パー72)

古江彩佳が2024年シーズンの開幕戦でブリヂストンの未発表1Wを投入する。ゴルフルールを統括するR&Aと全米ゴルフ協会(USGA)の適合ドライバーヘッドリストに掲載されている「B3 MAX」。これまで使ってきた「B3 SD」の後継モデルとみられる。

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短いオフに本格化したテストで好感触を得たという。「前のも気に入っていたんですけど、弾道がちょっと高くなってきていた。それを抑えたいとなった時に、新しいのがちょうどいいんじゃないかと聞いて。ドライバーの特性上、ランも出る感じで、ちょうどいい感じの弾道で飛んでくれる。うまく切り替えはできたかな」。キャリーで飛距離を稼ぐタイプではないだけに、決め手となった。

試合のない期間はUTのスイッチも検討し、パターのマイナーチェンジ(テーラーメイド スパイダーツアーXのサイトラインをドットに変更)も行うなど、セッティングの調整と並行して技術練習に時間を割いてきた。フィジカル面は「一瞬、トレーニングという感じでもないですけど」と笑う一方、長いシーズンを戦う中で生まれるスイング面のズレはコーチである父・芳浩さんと丁寧に見直したそうだ。

開幕からのフロリダ2試合が終われば、次はサウジアラビアで2月15日に開幕する欧州女子ツアー「アラムコ・サウジレディース・インターナショナル」を予定。そのままタイ、シンガポール、中国と続く米ツアーのアジアシリーズを転戦する。「パリオリンピックに向けても世界ランキングを上げていかないといけない。(サウジアラビアの試合は)出たこともないですし、そこで頑張れば、ちょっとでもポイントを上げられるかな、と」

代表入りに届かず涙した「東京五輪」から一転して、「パリ五輪」への意識を明確にする。「最初にパリの質問を受けた時は、前みたいに『自分が頑張れば、後でついてくるもの』と言っていた。でも、“東京”を振り返った時に悔しかったので。それじゃあ、黙っているよりも、自分からもしっかり口に出していこう、と」。日本勢3番手からの逆転に必要なことも分かっている。「まずはパリの期間までと考えると、(代表が決まる)半年の間に優勝はひとつでもしたい」。力強く2シーズンぶりのタイトルを見据えてスタートを切る。(フロリダ州オーランド/亀山泰宏)

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2024年 ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ



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