2024/03/18ギアニュース

テーラーメイド Qi10シリーズに軽量モデル「MAX LITE ドライバー」登場

テーラーメイドゴルフ(本社・東京都江東区)は、「Qi10」シリーズから新たに「Qi10 MAX LITE ドライバー」を、22日より数量限定で販売する。同シリーズのドライバーは「Qi10」「-MAX」「-LS」に続いて4モデル目となる。 今作は、振りやすさ・曲がりにくさ・飛びやすさの3要素を達成する「Qi10 MAX ドライバー」のテクノロジーを継承し、大幅な軽量化をテーマに開発された。バックウエートを30gから20gに軽くしたほか、藤倉コンポジットと共同開発の軽量シャフトを採用。クラブの総重量は「-MAX」304gに対して「LITE」277gと、27gの軽量化を実現した(10.5度・R比較)...
2024/03/15中古ギア情報

そろそろ「6番アイアン」もキツイ… 代わりの一本を中古で考えてミタ

少し前まで、5番アイアンを「もう打てない…」と嘆くアマチュアゴルファーは多かった。しかし今や6番アイアンですら、検討材料に入る時代だ。実際に国内女子ツアーでは6番を抜く選手がちらほらいて、青木瀬令奈に至っては「アイアンは8番から」。今回は6番の代わりになる中古クラブを考えてみた。 女子プロゴルファーの傾向は7番でロフト30~32度 アイアンのストロングロフト化が顕著で、国内女子ツアーでも7番のロフト角が30度から32度という選手が半数以上というデータがある。山下美夢有、岩井千怜、西郷真央もそのひとり。グリーンの一定の場所を狙いたいのに、グリーン上でボールを止めにくい番手になりつつあるのだ。森...
2024/03/11ギアニュース

アジア限定で復活 キャロウェイが「X FORGED」3モデルを同時展開

キャロウェイゴルフ(本社・東京都港区)は、1ピース軟鉄鍛造のキャビティバックアイアン「X FORGED(エックス フォージド)」シリーズを4月上旬より順次発売する。約6年ぶりの登場となる「X FORGED アイアン」、21年以来のリニューアル「X FORGED STAR アイアン」、新登場「X FORGED STAR+ アイアン」の3モデルをアジア市場限定で同時展開していく。 「X FORGED」は、2007年登場の初代モデルから、長期にわたり多くのプロや上級者に好まれてきた単一素材の鍛造製法アイアンシリーズ。それまで大型キャビティの多かった同社アイアンとは一線を画し、小ぶりでシャープな形状が...
2024/03/10ギアニュース

中空→キャビティで一新 ピン史上最もやさしいアイアン「G730」4月発売

ピンゴルフジャパン(本社・埼玉県戸田市)は、高初速と高打ち出しによってビッグキャリーを実現する「G730 アイアン」を4月4日に発売する。 同社史上“最も飛んで最もやさしいアイアン”として登場する「G730」は、前身となる2020年発売「G710 アイアン」の特徴を継承。飛距離性能が高い長所だけではなく、アイアンに求められる弾道、高さ、スピン量を実現することで、確実にグリーンに乗せる実戦向きの飛び系モデルに仕上がった。 さらなるやさしさを求め、前作までの中空構造から、より深・低重心化を可能とするキャビティバック(バックフェースに凹みを付けた構造)を採用。7番で28度だったロフト設定を26.5度...
2024/03/08中古ギア情報

中古市場ではお高め?「カッコよくてやさしい」知られざる中空アイアンの世界

見た目は子ども、頭脳は大人…のセリフで知られるのは、かの名探偵。ゴルフクラブにも、何も薬を飲まされたわけではないが、外見と内面のギャップが大きいものがある。見た目はマッスルバックでも、打てばやさしい中空アイアンが昨今のトレンドだ。歴史をひもとき、名器を中古市場から紹介しよう。 「中空アイアン」実は昔からありました 中空アイアンとは、バックフェースをくり抜いて周辺部に重量を配置したキャビティバックにフタをしたものである。やさしい構造に加え、スッキリとしたマッスルバックアイアンのような見た目も人気だが、誕生は意外と古い。 ピン社の創業者カーステン・ソルンハイムが試作を重ね、ピン「アイ」を経て、ピ...
2024/03/08ツアーギアトレンド

「今年は絶対優勝するぞ」永久シードを目指す横峯さくらの開幕セッティング

◇国内女子◇明治安田レディス ヨコハマタイヤ 初日(7日)◇土佐CC(高知)◇6273yd(パー72)◇晴れ(観衆1206人) 09年賞金女王の横峯さくらはツアー通算23勝で、永久シードまであと7勝。夢を追いかけるため「今年は絶対に優勝するぞ」と強い覚悟を持って今季初戦に乗り込んだ。24年初ラウンドは4バーディ、2ボギーの2アンダー「70」で14位。最後に優勝した14年「大王製紙エリエールレディス」以来10年ぶりのVに向けて好調に滑り出した。 今回は年明け早々にクラブセッティングを見直し、バッグの中身を総入れ替えした。ドライバーはキャロウェイのローグST トリプルダイヤモンドで、3Wにヤマハの...
2024/03/07ギアニュース

ストロングロフト化でも高く飛ぶ ピン「i530 アイアン」誕生

ピンゴルフジャパン(本社・埼玉県戸田市)は、スマートな顔立ちと飛距離性能を兼ね備えた「i530 アイアン」を4月4日に発売する。 「i530」は、2022年に操れる飛び系“ちょいブレード”として登場した「i525 アイアン」の後継モデル。ツアー系と同じ形状で所有感を味わえるブレード型でありながら、飛び系と呼ばれる飛距離性能を持ち合わせた部分を継承した。「飛び系」と「ツアーアイアン」をミックスさせた“飛び系ツアーアイアン”のキャッチコピーで展開する。 バックフェース側の内壁を前作比約40%薄肉化(同社調べ)させ、フェース接合部の内部フレーム中心部を薄くすることで重量を周辺に配置。低重心化を促進さ...
2024/03/07ツアーギアトレンド

驚異の平均260ydは「HS48m/s→BS72m/s」の最大効率で 森田理香子の最新14本

賞金女王になった翌年の2014年から、かれこれ10年近くプロギアとクラブ契約を結んでいる森田理香子。18年からの休養期間中は、ツアー支給のクラブではなく、同社の市販品を使うなどして販促活動に勤しんできた。昨年の春ごろに「来年推薦をもらえたら試合に出ようかな」(森田)と復帰を検討し始め、同時に競技用のスペックを試し始めていた。 プロギアのスタッフとともにクラブ調整を重ね、沖縄の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」で選んだドライバーが、「RS JUSTシリーズ」で一番ハードヒッター向けモデル「RS F」だ。「森田プロは強烈なドローヒッターなので『F』がちょうどハマりました。さらに左に行かないように...
2024/03/06ギアニュース

Bシリーズにやさしめモデル ブリヂストン「B3 MAXドライバー」4月発売

ブリヂストンスポーツ株式会社(本社・東京都中央区)は、「B1ST/B2HT」に続くBシリーズの新作として、「B3 MAX ドライバー」と「B3 MAX D ドライバー」を4月5日に発売する。 カーボン素材で一体成型する「カーボンモノコックボディ」がさらに進化し、ヘッド全体の軽量化によって生まれた最大40g超の余剰ウエートをロフトごと、モデルごとに最適箇所に配置することで寛容性が向上した。 フェースとボディにスリットを入れ、剛性をコントロール。高反発エリアの拡大と高打ち出し化を追求した。フェース面には、レーザーで細かな平行線を密接に施して網目状のパターンを加工する「スリップレスバイトミーリング」...
2024/03/06ツアーギアトレンド

馬場咲希の最新14本 2モデルの1Wで米国連戦対応へ

プロとしての主戦場にアメリカ下部のエプソンツアーを選んだ馬場咲希。3月8日(金)開幕の「フロリダナチュラルチャリティクラシック」(フロリダ州、カントリークラブ・オブ・ウィンターヘブン)から3連戦を迎える。彼女がアメリカでともに戦う、最新クラブ14本をチェックしてみよう。 現エースドライバーはブリヂストンの「B-Limited B1 LS」だが、米国挑戦に向けて今年のオフに「B1 ST」と「B2 HT」という2種類のヘッドを試していた。「去年から球筋が変わり、ちょっとドロー系になってスピン量が少なくなっていました。ドライバーの安定性が不安になり、もうちょっとやさしいモデルも試しておこうとなったん...
2024/03/05ギアニュース

グリップ力と快適性が向上 アディダス「TOUR360」24年モデルが発売

アディダスジャパン(本社・東京都港区)は、主力となるゴルフシューズ「TOUR360(ツアースリーシックスティ)」の最新作「TOUR360 24」を3月8日(金)に発売する。前作に続き、レースアップ(靴ひも)とダイヤルで締めつけるBOAの2タイプを展開。コリン・モリカワ、渋野日向子らがすでに着用している。 アウトソールには、かかととつま先のクッショニング素材をつなぐ中足部に、トルク制御機能を備えた特殊パーツ「トルションブリッジ」を搭載。接地面側は柔らかい素材を用い、地面の凹凸を吸収することで安定感を発揮する。ソール側は硬い素材で安定性を高めながら、足にかかる負担を軽減。つま先・かかと側のフレック...
2024/03/04優勝セッティング

「愛を感じた」超特注アイアン 幡地隆寛の初Vギア

◇アジアン&豪州ツアー共催◇ニュージーランドオープンby SKY SPORT 最終日(3日)◇ニュージーランド・ミルブルックリゾート(コロネット、リマーカブルズ両コースの複合コース=6964yd/パー71) 幡地隆寛が「67」とスコアを伸ばし、スコット・ヘンド(オーストラリア)を振り切って初優勝を果たした。彼の14本とボールには、昨年からの変更点がいくつかあった。 ドライバーは操作性重視の「TSR4」を継続。昨年11月「ダンロップフェニックス」でブルックス・ケプカと一緒に回り、インスパイアを受けて作った一本だ。スプーン「TSR2+」とハイブリッド「TSR2H」も含めて不動の“クリーンアップ”と...
2024/03/02ツアーギアトレンド

契約フリー藤田さいきの14本 「Qi10」に「Xフォージド」“いいとこどり”セット

◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス◇沖縄・琉球GC◇6595yd(パー72) クラブ契約フリーとなって久しい藤田さいき。契約のしばりがないため、彼女が選ぶモノは“本当にイイもの”と思えてしまう。開幕戦でスタメンの座を勝ち取った14本を見てみよう。 ドライバーは、2022年「大王製紙エリエールレディス」で11年ぶりの優勝を遂げたときに使用していたピンの「G430 MAX」を継続。同社話題の新作「G430 MAX 10K」ではないが、そちらも漏れなくオフに試した様子。藤田の関係者によれば「非常にいいところまでいったんですがね…」と最終選考からは漏れたものの、今後投入の可能性は残しているようだ。...
2024/03/01中古ギア情報

プロも病みつき蜘蛛型パター「スパイダー今昔物語」初代はいまいくら?

2008年にテーラーメイドから発売された初代「スパイダー」パター。ツアープロがこぞって使用したこともあり大ヒットモデルになった。2024年も新作が登場。16年にわたって進化を続けるスパイダーの歴史を振り返りつつ、中古市場をのぞいてみよう。 初代スパイダーの正式名称はご存じ? テーラーメイドは革新的なクラブを多数生み出してきたが、パターも例外ではない。2008年発売の初代スパイダーは独特な形状で話題になった。「ロッサ モンザ スパイダー AGSI+」が正式名称。当時、テーラーメイドの「ロッサ」シリーズは、世界中の有名サーキットをモデル名にしており、「モンザ」はイタリアのモンツァ・サーキットを指し...
2024/03/01ツアーギアトレンド

「続・△パター戦争」2024年も激闘続く クモとAIがバッチバチ!?

◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 事前情報(28日)◇沖縄・琉球GC◇6595yd(パー72) 我々は“△ネックパター”の本家であるテーラーメイド「TRUSS」(以下トラス)と、後発ながら飛ぶ鳥を落とす勢いで攻勢をかけるオデッセイ「TRI-BEAM」(以下トライビーム)の戦いを昨年から報じ続けてきた。新シーズンに状況は落ち着くかと思いきや、むしろヒートアップ。開幕戦で両者が新たな△ネックをお披露目し、再びがっぷり四つの戦いを見せていた。 「また、新しいの出すんかい!」という声がチラホラ聞こえてくる。それでも「入るパターがあるなら使いたい」というのが選手心理。練習グリーンに展示されるパタ...
2024/03/01ツアーギアトレンド

岩井ツインズが1Wを青とピンクに…あれ、待てよ?“ダイキンカラー”!?

◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 事前情報(28日)◇沖縄・琉球GC◇6595yd(パー72) あまりにもそのカラーリングが目立つので、映像などを見て気になっていた人は多いのではないか。ことしの試合から、岩井明愛・岩井千怜のツインズが派手な色をしたドライバーにスイッチしていた。 共に「EZONE(イーゾーン)GT Type-S」という今季発売モデル。姉の明愛がターコイズブルー、妹の千怜がピンクマゼンダの特注カラーをクラウンにまとっている。 ヨネックスのクラブ担当者によれば、「EZONE GT」は今作で4代目。直進性の高い「Type-S」と、ドローバイアス「Type-D」の2機種展開の予...