2023/12/01中古ギア情報

「明るいスリーウッド計画」中古で3Wを買う時の失敗しないコツ

1Wを除くと、最も長くてロフト角が小さいクラブが3Wだ。理屈では主に地面から打つクラブの中では最も飛距離が出るものの、キャディバッグの中の14本で一番難しいと言われている。ツアープロでも3Wを入れていない選手もいるのが実情だ。私見ではヘッドスピードが43m/s以上で、シングルハンデの腕前がないと使いこなすのは難しいと思うのだが、一番と言えるほどよく聞かれるのが「やさしい3Wを教えて」である。私の答えは一貫して“そんなクラブはない”なのだが、今回はできるだけ使いやすい3Wの選び方を紹介する。 やさしい3Wの中身を考えてみよう 「やさしい」と聞くと、まず“ミスヒットに強い”というフレーズが思い浮か...
2023/11/30PGAツアーオリジナル

8カ月ぶりの復帰戦に臨むタイガー・ウッズの14本

ァイトデザイン「ツアーAD VF」へ変更する模様だ。熱心なギアファンであれば、今秋開催された「フォーティネット選手権」でジャスティン・トーマスが乗り換えたことで、このシャフトを覚えていることだろう…
2023/11/29ツアーギアトレンド

マキロイに続きウッズもテーラー新1W「Qi10 LS」を実戦投入か シャフトは「VF」

◇米国男子(ツアー外競技)◇ヒーローワールドチャレンジ 事前情報(28日)◇アルバニーGC(バハマ)◇7449yd(パー72) 自身が主催のツアー外競技に出場するタイガー・ウッズが事前練習を行った。会場となるバハマのアルバニーGCでは、テーラーメイドの未発表モデル「Qi10 LS」のヘッドにグラファイトデザインの「ツアーAD VF」を挿してテストする姿が目撃されている。PGAツアーの公式X(旧Twitter)では、ウッズが新ドライバーをテストする動画が確認でき、約8カ月ぶりの復帰戦で話題の新ドライバーを使用する可能性が高そうだ。 PGAツアーの公式X 2024年発売モデルと思われるQi10 ...
2023/11/24中古ギア情報

「100が切れる」セットを中古で組んでみた “予算別 A or B” アナタならどっち?

初心者だった頃、「ゴルフショップって入りにくい」と感じなかっただろうか? まず何から買えばいいかわからない。試打をしようにも、他のクラブとの違いだって分からない。中古ショップはさらにハードルが高いと聞く。だからこそ“僕たち先輩ゴルファー”は頼られるべき存在。初心者が効率的に上達し「100切りを目指せるセット」を考えてみた。 そもそも14本必要なのか?という素朴な疑問 1ラウンドで使っていいクラブ(キャディバッグに入れていいクラブ)は、14本までというのがゴルフのルール。だが実際には、14本をフルに使ってコースを攻略するのは上級者と言える。2021年の国内男子ツアー「ミズノオープン」ではツア...
2023/11/24ツアーギアトレンド

ガラッと変えたスイングと未発売シャフト 池村寛世の大胆策がドはまり

◇国内男子◇カシオワールドオープン 2日目(24日)◇Kochi黒潮CC(高知)◇7335yd(パー72)◇晴れ(観衆1926人) 池村寛世がこの日のベストスコア「64」で通算12アンダーまで伸ばし、2位に3打差をつける単独首位で週末を迎える。「スタート時間が早かったのはツイていたと思います。風が強くなってきたと思ったのは残り5ホールぐらいでしたから」。その強風下の上がり5ホールでも3バーディを奪うなど、9バーディ、1ボギーと圧巻のプレーをみせた。 今季は28試合(国内23・アジアン5)に出て予選落ちは13回、トップ10はわずか2回と低迷が続いていた。それが今週、突如覚醒した背景にはドライバー...
2023/11/23ツアー選手権リコーカップ

ショットはブレブレも 時差ぼけ古江彩佳が4位発進

できれば」 2位発進した2019年大会、首位発進の21年大会はともに最終日まで上位をキープして優勝争いを演じた。体調も、成績も最終日に向けてギアを上げていく。(宮崎市/石井操)
2023/11/20PGAツアーオリジナル

大物新人は旧作が好み? ルドビグ・オーベリの優勝ギア

◇米国男子◇ザ・RSMクラシック 最終日(19日)◇シーアイランド・リゾートGC(ジョージア州)◇シーサイドコース(7005yd/パー70) 今季プロ転向した24歳のルーキー、ルドビグ・オーベリ(スウェーデン)が大会レコードを更新する通算29アンダーで米ツアー初優勝を飾った。「61」を並べた決勝ラウンド「122」ストロークは、最後の36ホールにおけるツアー最少記録を1打更新。元アマチュア世界ランキング1位の逸材が、週末に加速をつけて並み居る先輩プロを圧倒した。 クラブ契約フリーのバッグの中身はタイトリスト中心で、旧作がその多くを占めている。2番アイアンは2017年モデルのタイトリスト「71...
2023/11/17中古ギア情報

13代目出るけど…歴代モデルどれが良かった?「XXIO」中古でタイムトラベル

住友ゴム工業(ダンロップ)の大ヒットモデル「ゼクシオ」シリーズの13代目(ゼクシオ 13 ドライバーなど)がベールを脱いだ。12月9日の発売開始に先立ち、中古市場を未だにぎわすオススメの過去モデルを紹介する。 初代誕生は2000年 “XXIOプチヒストリー” ダンロップは1988年から90年代にかけて提携先だった米キャロウェイの製品を日本で販売し、その売り上げはクラブ事業全体の多くを占めていた。好調ぶりが続く中、キャロウェイは自社による日本市場での展開を狙い、両者の関係は終了。あまりに大きかったその穴を埋めるべく、開発されたのがゼクシオだった。2000年に発売された初代はアマチュアからツアープ...
2023/11/16PGAツアーオリジナル

マキロイがテーラーメイドの新1W「Qi10 LS」をテスト

れた。テーラーメイドは未だ2024年のゴルフギアのラインを発表していない。新クラブをUSGAへ提出するタイムラインは、新年を前にした従来の発表時期に合わせて一貫しているため、このタイミングでのリスト
2023/11/15ツアーギアトレンド

ソールの真ん中っていらないの? 「FJ」の新シューズを男女ツアーで発見!

女子は10月末の「三菱電機レディス」、男子は前週の「VISA太平洋マスターズ」で、フットジョイのスタッフがツアープロたちに新しいシューズを配給していた。青い差し色が目立つそのシューズ(鶴岡果恋のモデルはピンク色)は今まで見たことのないモデル。実際に幡地隆寛が試し履きしていたものを見せてもらうと、ボアの下にうっすらと「PRO SL X」の表記がある。「PRO SL」というと、フットジョイのツアー用定番スパイクレスであるが、その後継モデルだろうか。 プロがスパイクレスシューズを履くのは今や当たり前の光景だが、「PRO SL」の初代が登場した2016年当時は、ツアー界ではまだスパイクシューズが主...
2023/11/14ギアを愉しむ。

バウンスを生かすには? 一周回って基本の構えを疑ってみる/ギアを愉しむ。

バウンスと友達になるための簡単な方法 現代のツアーウェッジの礎を築いた偉大なるウェッジデザイナー、ロジャー・クリーブランドとボブ・ボーケイ。ロジャー氏は80年代にクリーブランド『ツアーアクション 588』を完成させ、ティアドロップと呼ばれるツアーウェッジの代表的フェース形状を創出。ボーケイ氏はロフト角の組み合わせとソールのグラインドシステムを確立し、名立たるトッププレーヤーのショートゲームに大きな影響を与えた。 このウェッジデザインのカリスマ2人が、事あるごとに口にするキーワードが“Bounce is your friend(バウンスは友達)”。ゴルフ歴の長いゴルファーなら一度は耳にしたことが...