2022/10/22米国女子

師匠ジャンボの助言を胸に 笹生優花13位で最終日へ

◇米国女子◇BMW女子選手権 3日目(22日)◇オークバレーCC(韓国)◇6726yd(パー72) 笹生優花がボギーなしの7バーディ「65」でプレー。通算8アンダー13位で最終日に臨む。「ショットも安定していて良かった。いいプレーできたのですごくうれしい。あしたもいつも通り楽しんでできたら」と振り返った。 インコースから午前8時20分に1番手でスタート。出だし10番でバーディを奪うなど3つ伸ばしてハーフターン。後半も8番で120ydから46度で10cmにつけてバーディを奪った。 米ツアーを主戦場とするが、韓国入りの前には師匠の“ジャンボ”こと男子プロ尾崎将司の練習場(千葉県)に足を運んだ。「い...
2022/11/13米国女子

「もっとやられるかと…」 古江彩佳が胸を張る“24分の21”

◇米国女子◇ペリカン女子選手権 2日目(12日)◇ペリカンGC (フロリダ州)◇6341yd(パー70) 初日1オーバー78位と出遅れた古江彩佳は、2日目も前半14番でボギーが先行した。セカンドのシャンクに始まり、ダフリ、バンカーからのトップと珍しくミスが連鎖。パー5で5オン1パットとスコアを落とし、見上げていたカットラインがさらに遠のいた。 「1オーバーですら(通過は)怪しいと思っていた。ヤバい、(このままじゃ)ダメだって」。入れ直した気合が空回りすることなくプラスに作用したのは、前日から巻き返しに向けた準備を進めていたから。2月以来となるフロリダのバミューダ芝を意識するあまり、クラブが上...
2012/07/09全米女子オープン

美香、手ごたえと課題を胸に7位タイで終了

首位に7打差、通算1アンダーの3位タイから「全米女子オープン」最終日のスタートを切った宮里美香は、前半からスコアを落とす苦しい展開を強いられ、2バーディ、2ボギー、2ダブルボギーの「76」。通算3オーバーの7位タイに後退して4日間を終えた。 今週の大舞台を前にして、メジャー第2戦「ウェグマンズLPGA選手権」を含む直近3試合でいずれもトップ3フィニッシュ。満を持して迎えた今週もトップ10圏内にとどまったが、「(自分のゴルフが)できた部分もあるし、できなかった部分もある」と納得の結果を掴むまでには至らなかった。 課題とするのは、「今週はほとんど決まっていなかった」というパッティング。「パット数で...
2011/04/02欧州男子

被災したキャディへの想いを胸に戦う平塚哲二

モロッコで開催されている欧州男子ツアー第14戦「ハッサンII ゴルフトロフィー」2日目。前半1オーバーで折り返した後、後半の10番、11番で連続イーグルを奪い、続く12番をバーディとし、通算4アンダーの12位タイで予選と通過した平塚哲二。本来、一緒に戦うはずだったキャディの佐々木氏が東北地方太平洋沖地震で自宅を被災したため、急遽、他のキャディの上村氏とともに、腹痛と発熱により体調を崩しながらも、懸命にプレーに励んでいた。 前週にスペインで開催された欧州男子ツアー第13戦「アンダルシアオープン」では、初日、2日目と60台をマークし、首位と1打差の4位で予選を通過したが、3日目、4日目とスコアを...
2009/04/23アマ・その他

上原彩子、父への想いを胸に大会連覇に挑む

24日(金)に川奈GC富士コースで開幕する「フジサンケイレディスクラシック」。昨年の今大会で念願のツアー初勝利を挙げ、初めてディフェンディングチャンピオンとして臨む上原彩子が会見で意気込みを語った。 前日の練習日に「ショットがブレていた」という上原は、急遽ラウンドを中止して練習場で調整。プロアマ戦に出場した23日、「今日のラウンドは昨日よりだいぶ落ち着いて来ました。ディフェンディングチャンピオンという気持ちはそこまでないですが、川奈は好きなコースですし、気持ちは昂ぶってきています」と、大会連覇に挑む準備は整えられたようだ。 今季2戦目「PRGRレディスカップ」で今季初勝利を挙げ、闘病中の父・美...
2007/11/13国内男子

胸躍る、石川遼と海外トッププレーヤーとの競演!

ツアー史上最年少優勝の衝撃から半年、今や社会現象にまでなった“ハニカミ王子”こと石川遼(16=杉並学院高)のプロツアー7戦目は、11月15日(木)から宮崎県で開催される「ダンロップフェニックストーナメント」だ。過去、その頂点に名前を刻んだ選手たちは、セベ・バレステロス、トム・ワトソン、そして2004年、2005年と連覇を果たしたタイガー・ウッズら、ゴルフ史を代表する名プレーヤーばかり。しかも、過去33回を数える歴史の中でアマチュアの参戦は初めてのこと。石川の持つ稀有な才能と存在感が、ビッグトーナメントの歴史までをも塗り替えてしまったのだ。 一時期はドライバーの曲がりが目立ち、予選落ちを繰り返し...
2023/06/01日本ツアー選手権

後半“オールパー”に胸を張る 中島啓太が「メジャーのマネジメント」でノーボギー

◇国内メジャー◇BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 初日(1日)◇宍戸ヒルズCC西コース(茨城)◇7430yd(パー71)◇曇り(観衆2215人) 充実感は、4バーディを重ねた前半9ホールを上回るかもしれない。中島啓太は9個のパーを並べた後半に「オールパーでしたけど、すごくいい内容だったと思う。メジャーをプレーするマネジメントというか、いかにパーを重ねていくかが大事」とうなずいた。 初日のフェアウェイキープ率35.71%(5/14)はフィールド91位ながら、パーオン率72.22%(13/18)は同8位の数字。プラン通りの戦い方だった。「このコースは、絶対に打っちゃいけないところを逃...
2024/04/16シェブロン選手権

今週は「笑顔」がテーマ 「マスターズ」のオーベリに胸を打たれた西村優菜

◇米国女子メジャー◇シェブロン選手権 事前(15日)◇ザ・クラブ at カールトンウッズ(テキサス州)◇6889yd(パー72) 2024年メジャー初戦に、西村優菜は「笑顔」で臨むと誓った。開幕前週の13日(土曜日)に米国入りしたため、男子メジャー「マスターズ」の最終日中継をオンタイムで見た。「マスターズ特有の雰囲気がテレビ越しでも興奮して。見ていて楽しい時間だった」と盛り上がったという。 選手目線で感じたことがあった。4打差の2位に終わったルドビグ・オーベリ(スウェーデン)。メジャー初出場で世界ランク1位のスコッティ・シェフラーに食い下がっていたが、11番で池ポチャした。「あの状況でのダ...
2022/09/19米国女子

悔しさ胸に練習場へ 渋野日向子は「本当にくだらないゴルフをした」

◇米国女子◇アメージングクリー ポートランドクラシック 最終日(18日)◇コロンビア・エッジウォーターCC(オレゴン州)◇6478yd(パー72) 同世代のアンドレア・リー(米国)が優勝カップを掲げる横で、パッティング練習に打ち込む。渋野日向子は「76」という締めくくりに悔しさをにじませた。 「本当にくだらないゴルフをした。この3日間が、なかったことになった感じです」。ここまでの3日間で手ごたえをつかんだはずのショットは、最終日になって崩れていった。1Wショットは悪くないが、セカンド以降でグリーンを捉えられない。 朝一番のティショットもしっかりフェアウェイを捉えたが、そこからのアイアンショッ...
2021/12/21国内女子

「ここで終わらせるなよ」 “敢闘賞”西郷真央は隠された師匠のエールを胸に

2020年―21年シーズンの「JLPGAアワード」が開催され、20歳の西郷真央が「敢闘賞」と「特別賞」を受賞した。優勝こそなかったものの、21回のトップ10入りなどが評価された。 「姉の成人式と同じ」という白地にピンクの花模様が入った着物に袖を通した西郷は「ルーキーシーズンで、素敵な舞台に立つことができて非常に光栄です」と初々しく、舞台に花を添えた。 それでも振り返れば悔しい思いをしたことの方が多かった。例年より4カ月近く遅れた2020年の開幕直後から優勝争いをしたが、中盤に背中を痛めて失速。その年末には“師匠”の尾崎将司から「ボロボロになっているやないか」とゲキを飛ばされた。 トレーニングや...
2019/09/28アマ・その他

ノートに刻んだ言葉を胸に 金谷拓実が松山英樹以来の連覇へ

◇アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権 3日目(28日)◇シェシャンインターナショナルGC(中国)◇7041yd(パー72) 首位と7打差の12位から出た前年覇者の金谷拓実(東北福祉大3年)がその差を1打にまで詰め、あす最終日は最終組の1組前から2010年、11年大会を制した松山英樹以来、史上2人目の連覇を狙う。 後半パー5の14番と18番で「ショートアイアンの距離感が合わなかった」と反省する部分はあったが、「粘り強く出来たかな」と5バーディ、1ボギーの「68」でプレー。通算7アンダー5位に巻き返した。 7年ぶりの日本人優勝を飾った前年大会は、最終日を首位と2打差の3位からスタート。優勝後...
2021/11/11国内男子

「心が折れて、また折れて」 比嘉一貴が胸に刻む2度の衝撃

◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 初日(11日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7262yd(パー70) 比嘉一貴がこの大会に初めて出場したのは、まだアマチュアだった2016年のこと。予選ラウンドで谷原秀人、松山英樹という東北福祉大の先輩2人に囲まれ、心臓はドキドキだった。 「日本オープン」優勝、「CIMBクラシック」2位、「WGC HSBCチャンピオンズ」優勝とまさに絶好調で乗り込んで来た松山は初日からエンジン全開。いきなり7アンダーで単独首位発進し、トータル23アンダーで一度も首位を譲ることなく勝ち切った。 再び衝撃を受けたのが自身も出場した10月の「ZOZOチャンピオンシ...
2021/07/19全英オープン

全米プロも全英も初出場V コリン・モリカワが胸に刻むケプカの言葉

◇メジャー第6戦◇全英オープン 最終日(18日)◇ロイヤルセントジョージズGC(イングランド)◇7189yd(パー70) 恐れを知らぬ若者が、穏やかなコンディションに終始したリンクスコースを圧倒した。コリン・モリカワが初出場の全英を制し、昨年「全米プロ」に続いて大会デビュー戦で2つのメジャータイトルをつかんだ史上唯一の選手になった。「僕はこの瞬間を楽しんでいただけだった。『チャンピオンゴルファー・オブ・ザ・イヤー』なんて、聞いただけでゾクゾクするね」。クラレットジャグに名を刻んだ24歳は人懐っこい笑みを浮かべた。 1打差2位から、ルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)と2日連続の2サム最終組。7...
2019/06/01国内女子

宮里藍さん「金言」を胸に 古江彩佳は史上7人目のアマVへ

◇国内女子◇リゾートトラストレディス 2日目(1日)◇グランディ浜名湖GC (静岡)◇6560yd(パー72) 3打差7位タイから出たアマチュアの古江彩佳が8バーディ、1ボギーの「65」をマーク。通算10アンダーの単独首位で最終日を迎える。出だし1番でバーディ発進すると、3番(パー5)から連続4バーディ。前半だけで6つのバーディを奪った。 父・芳浩(よしひろ)さん(50)、母・ひとみさん(49)ともにゴルフはやっていなかった。それでも、ひとみさんが会社のゴルフコンペに向けて練習場へ行ったことがきっかけで競技を始めた。当時3歳だった古江は「覚えてないけど、らしいです」と笑った。専属のコーチに習っ...
2013/01/07プレーヤーズラウンジ

<昨年は、最高の締めくくりで迎えた新年、尾崎直道の胸にいま沸き上がる思いは・・・>

新年明けましておめでとうございます!いつも応援してくださっているファンのみなさまには、今年もジャパンゴルフツアーをなにとぞよろしくお願いいたします! さて迎えた2013年。第1回目は“キャプテン・ジョー”の話題をひとつ。2006年から2011年まで主戦場としてきたチャンピオンズツアー(米シニアツアー)を撤退して「日本のレギュラーツアーとシニアツアーに専念する」と宣言して昨シーズンに臨んだ“ジョー尾崎”こと尾崎直道。レギュラーツアーでは捗々しい成績を挙げることはできなかったが、年間2勝を挙げたシニアツアーでは見事賞金王に輝き、さすが永久シード選手という貫録を見せた。 もっとも、それは決して楽々と...
2023/03/13米国男子

「上を目指すほど悔しい」米下部ツアーでもがく桂川有人 イチロー氏の言葉を胸に

男子プロゴルファーの桂川有人が12日、ジャパンゴルフフェアで契約を結ぶ住友ゴム工業のイベントに出席。来季の米ツアー昇格を目指し、下部コーン・フェリーツアーで戦う心中を明かした。 「ずっと平常心でやれているタイプだと思っていたけど、上を目指せば目指すほど悔しい場面が多くて。今年は経費もかかるし、日本ツアーに出ずに挑戦すると決めるのも覚悟があった。それで、失敗できない、したくないという思いが強くなって冷静になれなくて…。ボギーが来て焦ったりもした」。 今季は、昨年11月の下部ツアー最終予選会45位で得た資格で同ツアーを主戦場にすると決めた。1月こそ米ツアー「ソニーオープン」に出たが、2月から下部ツ...
2007/06/25米国女子

今日の大山志保/海外挑戦への想いを胸に、メジャー第3戦に臨む大山志保

大山志保が初めて米国本土開催のメジャーに挑んだ「クラフトナビスコチャンピオンシップ」。そのプレッシャーにも負けず、47位タイで見事に予選を突破。特に、63位タイで迎えた最終日に今大会での自身ベストスコアとなる「72」をマークし、順位を一気に上げたプレー内容は見事だった。大会終了後、「成績は良くなかったけど、すごく楽しかった。アメリカでやりたいと強く思いました」と印象を述べた大山。来季、米国女子ツアーへの本格参戦を視野に入れている大山にとっては、米国でプレーする1試合1試合が貴重な経験となっているのだ。 そして、間もなく開幕する海外女子ツアーのメジャー第3戦「全米女子オープン」。昨年の日本ツアー...
2014/11/10植村啓太のフィーリングゴルフ

Lesson.32 スライス徹底矯正! その2

が開き過ぎないフィニッシュを覚える フェース面のコントロールがきっちりできるようになれば、スライスになることはありません。そのためには、むやみに体を回しすぎないことです。ボールをしっかりと…