「全米女子オープン」に初めて挑む大山志保。海外挑戦を公言しているだけに、本大会への意気込みも大きいはず

大山志保が初めて米国本土開催のメジャーに挑んだ「クラフトナビスコチャンピオンシップ」。そのプレッシャーにも負けず、47位タイで見事に予選を突破。特に、63位タイで迎えた最終日に今大会での自身ベストスコアとなる「72」をマークし、順位を一気に上げたプレー内容は見事だった。大会終了後、「成績は良くなかったけど、すごく楽しかった。アメリカでやりたいと強く思いました」と印象を述べた大山。来季、米国女子ツアーへの本格参戦を視野に入れている大山にとっては、米国でプレーする1試合1試合が貴重な経験となっているのだ。

そして、間もなく開幕する海外女子ツアーのメジャー第3戦「全米女子オープン」。昨年の日本ツアー賞金ランキング上位3位の枠で出場権利を得た大山は、自身が戦いの場に望んでいるアメリカの地に、再び足を踏み入れる。米国本土のメジャーを一度経験している上に、米国ツアーにかける熱い想いもプラスされ、準備万端で今大会に臨めるはず。日本ツアーでも「ニチレイPGMレディス」（6月15日～）で今季初勝利を挙げるなど、上り調子の真っただ中。メジャー初戦以上の成績を挙げる可能性は、極めて高いと言えるだろう。大山の米国ツアー挑戦のストーリは、すでに始まっている。

• 全米女子オープン 事前情報