2015/08/23米国女子

大会3勝目へ リディア・コーが首位タイに浮上

◇米国女子◇カナディアンパシフィック女子オープン 3日目◇バンクーバーGC(カナダ)◇6656yd(パー72)◇ 最終ホールのボギーで単独首位の座は明け渡したが、今大会2勝のリディア・コー(ニュージーランド)がついにリーダーボードのトップに立った。この日「69」のコーと、「71」で回ったキャンディ・クン(台湾)が通算12アンダーで並んで首位。通算10アンダーの3位には、ルーキーのアリソン・リーが「66」で浮上を果たした。 今大会2勝を誇るとはいえ、いずれもアマチュア時代の勝利。18歳になったコーは、プロとしての大会初制覇に向け、残り18ホールをラウンドする。 通算9アンダーの4位につけるカリン...
2016/11/06米国女子

フォン・シャンシャンが逃げ切りで米ツアー2連勝 3位タイに堀琴音

◇米国女子◇TOTOジャパンクラシック 最終日(6日)◇太平洋クラブ美野里コース(茨城)◇6646yd(パー72) フォン・シャンシャン(中国)が4バーディ、1ダブルボギー「70」で回り、2日目終了時の単独首位を守って通算13アンダーで優勝した。最終18番でダブルボギーを叩いたが、1打差で辛くも逃げ切った。 前週の米国女子ツアー「サイム・ダービーLPGAマレーシア」に続き、キャリア初となる2週連続優勝で通算6勝目。今大会は日本女子ツアーも兼ねており、こちらも通算6勝目となった。 1番からパーを並べる展開に、同じく停滞していた最終組の2人に「ギャラリーの方にバーディを見せないといけない」と呼びか...
2016/10/21国内女子

笠りつ子とキム・ハヌルが首位タイ イ・ボミは21位

◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 2日目(21日)◇マスターズGC(兵庫)◇6523yd(パー72) ノーボギーの「66」でプレーしたキム・ハヌル(韓国)と、5バーディ1ボギーの「68」でプレーした笠りつ子が通算9アンダーで並び、首位を分け合ってトーナメントを折り返した。 通算8アンダーの3位にアン・ソンジュ(韓国)、通算7アンダーの4位に鈴木愛。通算5アンダーの5位にテレサ・ルー(台湾)、服部真夕、イ・ナリ(韓国)、福田真未、比嘉真美子、木戸愛、全美貞(韓国)、松森彩夏、上田桃子の9人がグループを形成した。 36位から出た大会ホステスプロのイ・ボミ(韓国)は4バ...
2009/10/11さくらにおまかせ

さくら、スコア伸ばしたいパー5でミスし6位タイに終わる

国内女子ツアー「SANKYOレディースオープン」で最終日を首位と5打差のイーブンパーで迎えた横峯さくら。スタートの1番で幸先の良いバーディを奪うと、2番パー3でもピン奥4.5mに付けて連続バーディスタートを切った。 しかし、続く3番パー5で3打目のアプローチで寄せきれずにパーで通過すると、4番でボギー。さらに7番パー5では2mのパーパットを外してボギーを叩いてしまった。「2連続バーディで貯金ができたと思いましたが、ボギーがもったいないですね。もっと自信を持って打てていたら違ったかもしれません。そこで流れを掴みきれなかったですね」と前半を振り返る。 後半に入っても11番でバーディを奪うものの、1...
2009/10/24さくらにおまかせ

さくら、見せ場作れず3アンダー11位タイに後退

国内女子ツアー「マスターズGCレディース」の2日目は、現在の賞金ランキング1位と2位が最終組でラウンドするということで、ギャラリーの注目はもっとも高かった。しかし、前半の最終組は、この日の天気同様どんよりとした重苦しい空気が漂っていた。 4アンダー単独2位でスタートした横峯さくらは、3番でボギーを先行すると6番でもボギーを叩き2アンダーに後退。ティショットでの大きなミスはないものの、アイアンショットが冴えず、比較的小さめなグリーンを捉えることはできない。 この日唯一バーディを奪った9番では、横峯がピンの右手前3.5mにつけてバーディパットを沈めたが、直前に同組でラウンドした諸見里しのぶが、14...
2007/02/24宮里藍が描く挑戦の足跡

ショートパットが面白いように入り、暫定7位タイに急浮上!

開幕戦でまったく入らなかったショートパットの不安を克服し、スコアを崩すことなく無難に終えた初日。2日目は、不信から自信へと変わったパットを武器に、大きなジャンプアップを演じて見せた。 「午後組がスコアを伸ばしていたので、1つでも伸ばしたいとうい気持ちで回っていました」という宮里藍は、1番のスタートホールで1メートル弱のバーディパットを沈めると、3番パー4でも1.5メートルを沈めてバーディ。このまま勢いに乗りたかったところだが、5番のセカンドショットを打ったところで豪雨に見舞われ、約3時間の中断となった。しかし宮里は、中断に水を差されるどころか「後半は風が強く吹いたけど、ピンがそれほど振れてなか...
2007/02/23宮里藍が描く挑戦の足跡

日本人トップの1アンダー22位タイにも笑顔なし

連日、強い風が吹き付けるハワイ・コオリナゴルフクラブ。初日の今日もコース全体をハワイ特有の強風が包んだ。そんな中「風は強く吹いたほうがいい」と言い切る宮里に、先週から続くショットの好調さを感じずにはいられない。ただ、問題はパッティング・・・。特に1、2メートルのショートパットが入らず、先週はまさかの予選落ち。今週は何よりパッティングの調整に時間を割くほどだった。 迎えた初日。宮里自身、「先週(のパッティング)とは全く違う。」と言い切るほど、先週とは別人のプレーを見せた。インスタートの12番で3メートルのパットを沈めてパーセーブすると、今度は14番でも3メートルのバーディを決めて力強くガッツポー...
2006/11/19さくらにおまかせ

さくら、1打差2位タイも「最後に優勝目指す」

国内女子ツアーの大王製紙エリエールレディスオープン最終ラウンド(19日、愛媛県、エリエールゴルフクラブ松山)、横峯さくらは2アンダー70で回り通算8アンダー。一時はトップをとらえる場面もあったが、惜しくも1打差で優勝を逃した。 この日は、2日目までスコアを伸ばせなかった前半で2つのバーディを奪い通算8アンダー。「ショットもパットも噛み合っていた」。ところが、更にバーディを2つ獲った後の終盤になり、セカンドショットでミスが多くなった。右に曲がり、グリーンに乗せてもピンに絡まない。15番でボギーを叩くと、ロングパットが残った上がり2ホールで連続3パット。最終ホールをボギーとし「ファーストパットが長...
2006/09/29さくらにおまかせ

良郎効果?横峯は首位と6打差の6位タイに粘る

大会2日目も父・良郎氏とのコンビで臨んだ横峯さくらは、序盤の2番ホールからボギー・ボギー・ダボ・パー・ボギーと、怪しい雲行き。6番を終えてスタート時の2アンダーから3オーバーまで一気に5つスコアを落とした。 だが、「昨日の2アンダーは"おまけ"みたいなところがあったから、今日は5オーバーなんだけど、ボードは3オーバーで、まだまだ大丈夫って思いました」と、気持ちを切り替えると、7番のバーディをきっかけに立ち直りを見せる。 8番以降8ホール連続でパーを拾って迎えた16番。2打目をピンそば30センチにつけてバーディを奪うと、最終18番では4メートルのフックラインを読みきってのバーディ。横峯は左手でガ...
2010/07/12石川遼に迫る

遼、スコットランドの洗礼を受け、56位タイで終える

「バークレイズ スコットランドオープン」最終日、優勝争いから遠く離れた位置でスタートすることとなった石川遼にとっては、中盤から突如強く吹き始めた風速15m/秒を超す風は、自身の経験、そして次週に向けて絶好の準備の機会となった。 この日の石川は、1番、2番と連続ボギーを叩いたものの、続く3番パー5で花道から残り30ヤードを52度で直接沈めてチップインイーグルを奪い、一気に借金を帳消しとする。しかし、湖沿いに出た6番付近から、左から右の湖に向かって強烈な風が吹き始める。そんな中、フェアウェイからグリーンを狙った石川の3打目は、ピンの左20ヤード付近を狙い、風に乗せてグリーンに落とすナイスショット...
2012/07/08さくらにおまかせ

20位タイの横峯「もうちょっと良いラウンドにもできた」

強い風が吹き始めた「全米女子オープン」3日目、通算1オーバーからスタートした横峯さくらは、「1ホール1ホールというよりは、1打1打気が抜けなかった」と、この難コンディションに集中力を高めて臨んだ。 「耐えて耐えて」という前半は、1バーディ2ボギーで折り返す。後半は不運なキックで池につかまるなど2つのボギーを献上したが、この日「75」、通算4オーバーに「まずまずというよりは良いラウンドだったけど、もうちょっと良いラウンドにもできたと思う」と、複雑な表情で振り返った。 最終18番では、「風がなかったら戻ってきそうなところだった」というピン上に球が止まり、速いと思って打ったパットがカップ寸前で止まり...
2011/06/19石川遼に迫る

「攻めた結果だけど、技術が無かった」遼、48位タイへ後退

米国メリーランド州コングレッショナルCCで開催されている「全米オープン」3日目、石川遼は上がり4ホールを1バーディ3ボギーとするなど終盤に崩れ、この日は2バーディ5ボギーの「74」、通算5オーバーへとスコアを落とした。それでも、ホールアウト後の石川の表情に見えたのは疲労の色だけではなかった。 序盤は2番、3番、4番と1パットのパーでしのぐ。6番パー5で2mを沈めてバーディ奪取。続く7番(パー3)では、2段グリーンの上につけるとファーストパットがピンを3mオーバーしたが、返しのパットを沈めてガッツポーズ。パットの不安を払拭(ふっしょく)させるプレーを見せる。 しかし、その良い流れを止めたのは9番...
2011/06/03有村智恵 夢を叶える力

ショットの調子を取り戻した有村が3アンダー3位タイ

国内女子ツアー「リゾートトラストレディス」の初日を迎えた有村智恵は、スタートの1番でバーディを奪うと、3番パー5でもバーディを奪う好スタートをみせた。その後4ホールはパーを積み重ねたが、8番パー5でダブルボギーを叩くと、続く9番もボギーとし、オーバーパーになってしまった。 「ショットがすごく良くなってきて、8番までは全てピン方向に飛んでいて、チャンスにつけていたんですけど、調子が良い分、攻めてしまって大きなミスをしてしまいました・・・」。8番ではティショットをバンカーに入れてしまい、9番アイアンやピッチングウェッジで打つことも考えたが、残り距離が160ヤード以上残ってしまうので、ユーティリテ...
2006/03/18宮里藍が描く挑戦の足跡

20位タイ浮上!「今回は大きく上を目指したい」と意欲をみせる

アリゾナ州、スーパースティションマウンテンG&CCで開催されている、米国女子ツアー第4戦「セーフウェイインターナショナル」の2日目。この日は10番からのスタートとなった宮里藍は、初日から引き続きプレー全体の流れが良く、ショット、パット共に、安定した内容を見せた。 この日の宮里は、特にショットの内容が良かった。12番で唯一のボギーを叩いたが、3パットでのボギー。その後は3つのバーディをコンスタントに奪っていった。ショットがきれ、多くのバーディチャンスを演出したものの、3つのバーディは、宮里としては少しさびしい内容にも感じられるが、「パットがショートしてチャンスをいかすことができなかった。ただ、ラ...
2009/08/27石川遼に迫る

石川遼、自己ベストタイで単独2位! 今季3勝目へ好スタート

国内男子ツアー「VanaH杯KBCオーガスタ」の初日、石川遼が落ち着いたプレーで7バーディ、ノーボギーの「65」をマーク。自己ベストタイ記録のスコアで、首位と1打差の単独2位スタートをきった。 8時15分にスタートした石川は、出足の10番パー4でティショットを右サイドのラフに入れたが2オンに成功し、2パットのパー。続く11番は難易度の高いホールだが、2打目で果敢にピンを狙いバーディ奪取。13番パー5では、ティショットを右の林に入れたが、2打目で確実にフェアウェイに出し、難なくパーをセーブした。 前半を11番と14番でのバーディの2アンダーで折り返すと、後半に入り2度の連続バーディを含む5バー...
2009/11/26石川遼に迫る

石川遼、広いフェアウェイに助けられ4アンダー8位タイスタート

国内男子ツアー「カシオワールドオープン」が開幕し、この試合で優勝争いに加わり、史上最年少での賞金王に限りなく近づきたい石川遼は、10番パー5からスタート。その初球のティショットは広いフェアウェイに収まらず、左サイドのバンカーへ。このホールでバーディを奪えなかった石川は、12番ではティショットを左サイドの崖下に落とし、ボギーが先行してしまった。 周囲がスコアを伸ばす中、なかなかスコアを伸ばせない石川だが、15番で115ヤードの2打目をアプローチウェッジで3mにつけてバーディ。前半はドライバーショットが安定せず耐えるゴルフでイーブンパーとなった。 後半に入るまでのインターバルはおよそ15分。この間...
2010/07/31さくらにおまかせ

上がり2ホールで巻き返し、24位タイで決勝ラウンドへ

この日は、6番、8番とバーディを奪いフロントナインを1アンダー(1ボギー)で折り返した横峯さくら。しかし、後半に入るとショットが乱れ始める。「しっかり打たないといけないところが緩んでしまって。そういうのが、後半のスコアに表れていますね。」と、12番、13番、16番とズルズルボギーを打ってしまう。 しかし、このままでは終わらないのが、昨年の国内賞金女王。通算4オーバーで迎えた17番(516ヤード、パー5)。2打目230ヤードを5Wで2mにつけイーグルを奪い、この日のスコアをイーブンに戻す。そして、472ヤードと短い最終のパー5もきっちり2オンさせ、バーディでフィニッシュすることができた。「後半シ...
2008/09/12桃子のガッツUSA

18番で痛恨のダボ、桃子14位タイへ後退

「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」初日を4アンダーの2位で終えた上田桃子。2日目は、11時55分に10番ティからスタートした。 前半を1バーディ1ボギーとして迎えた、折り返し前の18番。ピンまで177ヤードの第2打を5Iで放ったが、「テークバックが浅めで、右を嫌がって、突っ込んで左に行ってしまった」と、グリーン手前に立ちはだかる深いバンカーに入れてしまう。行ってみると、球はバンカーのあごの部分に突き刺さり、表面の白い部分がかろうじて見えているだけの状態。自分の球か確認する為に、競技委員立会いの元で球をピックアップし、再び元の位置に戻すと、上田はアンプレヤブルの判断をした。 バンカー内にはド...
2010/09/16石川遼に迫る

遼、3種類のバーディで8位タイの好スタート!

国内男子ツアー「ANAオープンゴルフトーナメント」の初日を迎えた石川遼。ホストプロとして、そして2試合連続優勝の期待が込められてか、7時57分のスタート時間には多くのギャラリーが10番ホールを取り囲んでいた。 その10番ではボギーを叩いてしまった石川だが、この日は前半から攻めのゴルフを見せた。12番パー5でバーディを奪い、続く13番はボギー。ところが、14番360ヤードパー4ではドライバーでのティショットでグリーン手前のバンカーまで運んだ。続く2打目でしっかりピンに寄せてバーディ。 15番は2打目をピンの右横4mにつけると、下りのデリケートなラインをしっかりと読みバーディ。さらに16番パー3...
2011/07/16石川遼に迫る

遼、“ワーストタイ”の80と大崩れ 今季メジャー初の予選落ち

イングランドのロイヤルセントジョージズGCで開催中の海外メジャー第3戦「全英オープン」2日目。4オーバーの107位から巻き返しを狙った石川遼は、2バーディ、8ボギー、2ダブルボギーの「80」と大崩れし、通算14オーバーとして予選通過ラインまでは11打と大きく及ばず予選落ちした。 風の強まった午後スタートとなった第2ラウンド。難しいコンディションの中、石川は前半、一進一退の展開を繰り広げた。出だしの1番で左サイドからの第2打をグリーン手前のバンカーに入れ、ボギー発進すると、続く2番では右から3メートルを沈めてバーディ。4番で奥からのアプローチが寄らず、再びボギーとしたが、7番(パー5)ではフォロ...