2018/06/29ツアーギアトレンド

祝!日本人最年少Vの畑岡奈紗 愛用パターは中学時代から

6月の「ウォルマート NW アーカンソー選手権 by P&G」で米女子ツアー初優勝を日本人として最年少で飾った畑岡奈紗。プロ転向直後から海を渡った19歳は、中学生時代からの“相棒パター”で夢をつかんだ。 ジュニアのときから畑岡がグリーン上で使い続けてきたのが、ピン スコッツデールTR パター PIPER C。2013年に発売され、グリップの下部にシャフト長を調整するためのネジがついている珍しいモデルだ。「可変式シャフトは身長が伸びた時にいじったぐらい。ストロークの調整などのために(長さを)変えたりはしません」とのこと。シャフトはレギュラータイプよりも少し太めのモデルを使用している。 そもそも畑...
2018/06/28ツアーギアトレンド

ウッズがマレット型パターを実戦投入も

◇米国男子◇クイッケンローンズ・ナショナル 事前情報◇TPC ポトマック・アット・アヴェネルファーム (メリーランド州)◇7107yd(パー70) 「全米オープン」以来、2週ぶりのツアー出場となるタイガー・ウッズは新しいパターを使用する可能性が出てきた。開幕前日の27日(水)までに、開催コースでは長い時間、テーラーメイドのマレット型パター(TP ブラックカッパー アードモア3)を握って調整した。 ウッズは2008年までにスコッティキャメロンのピン型パター(ニューポート2 プロトタイプ)でメジャー13勝(通算14勝)をマーク。ナイキのピン型を使った時期もあったが、マレット型を使用するのは異例。「...
2017/01/25ツアーギアトレンド

タイガー・ウッズがテーラーメイドと用具契約

テーラーメイドゴルフは25日、ツアー通算79勝(メジャー14勝)のタイガー・ウッズと用具契約を締結したことを発表した。期間は複数年。ウッズは26日に開幕する米国ツアー「ファーマーズインシュランスオープン」より、同社製の1W、フェアウェイウッド、アイアン、ウェッジを使用する。 ウッズは発表に合わせ、個人のSNSに「数カ月に渡ってほぼ全てのクラブをテストした結果、テーラーメイドを選択することは容易なことだった。ファミリーに加われて誇りに思うよ」と投稿した。 なお、ボールについては昨年12月にブリヂストンスポーツと契約済み。アパレルは引き続きナイキゴルフを着用する見込みだ。 ウッズはプロ転向した1...
2017/01/25ツアーギアトレンド

開幕前にチェック! 畑岡奈紗の最新クラブセッティング

◇米国女子◇ピュアシルク バハマ LPGAクラシック 事前情報(24日)◇オーシャンクラブGC(バハマ)◇6625yd(パー73) 昨年10月のプロ転向を経て、畑岡奈紗が26日から始まる今季開幕戦で1年目のシーズンのスタートを切る。畑岡は18歳の誕生日を迎えた今月13日に、中学3年生のときから使用を続けるダンロップと複数年の用具契約を締結。開幕2日前の時点で確認した畑岡のクラブは以下の通りだ。 ・ドライバー:ダンロップ スリクソン Z545 ドライバー (8.5度) シャフト:グラファイトデザイン Tour AD TP-6(硬さは検討中) ・ウッド:ダンロップ スリクソン Z F65 フェアウ...
2013/01/10ツアーギアトレンド

ショートゲームの名手 L.ドナルドのパター

世界中のトッププロの中でも、ショットメーカー、ショートゲーム巧者として、ルーク・ドナルド(イングランド)の名前を挙げる人は多いはずだ。2012年の米国ツアーにおけるドライビングディスタンスは280.1ヤードで全体169位。しかしながら、11年には欧州&米国で史上初のダブル賞金王に輝くなど、世界最高峰のプレーは健在だ。 中でもパッティングには定評がある。「スコアに対するパットの貢献度」を示すStrokes Gained Puttingというデータでは昨年3位。11年には449ホールにわたって3パットが無いという、驚異的な記録も樹立した。 ドナルドは6年間、エースパターを替えていない。ネオマレット...
2012/11/07ツアーギアトレンド

当たり前になったクラブのカラーリング コブラ、キャロウェイの13年モデルは?

Golf World(2012年10月8日号) GW bunker ほんの2年前まで、白いドライバーは物珍しいものだったが、今ではコブラとキャロウェイがドライバーにカラーオプションを設けているほどだ。クラブを色彩豊かにするこのトレンドは、いったいいつまで続くのだろうか? 2年前にウェールズで開催されたライダーカップで、ヘッドカラーがブラックやグレー以外のドライバーを使う選手がいたら、彼らは笑い者になっていたはずだ。しかしその1ヶ月後、上海で行われた「WGC HSBCチャンピオンズ」で、イアン・ポールター(イングランド)はヘッドが白いコブラのZLドライバーを使用。そしてテーラーメイドがホワイトヘ...
2012/12/14ツアーギアトレンド

プロV1、Z-STAR、X01・・・シーズン終盤戦は新作ボールが続々勝利

2012年の国内男子ツアーは終盤戦、各メーカーの新作ボールで優勝した選手が相次いだ。タイトリストの「プロV1」シリーズの新作プロトタイプは、秋も終わりに差し掛かった11月から日本でもツアーに登場。ルーク・ドナルドが「ダンロップフェニックス」を制すと、最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」でも藤田寛之が勝利を挙げた。 また同時期には欧州ツアーの最終戦「DPワールド ツアー選手権 ドバイ」を制したロリー・マキロイのほか、アダム・スコットは母国での「オーストラリアン・マスターズ」で優勝した。「プロV1」を使う藤田の感触は「前のモデルよりもさらに打感が軟らかくなったという印象。ドライバーなんかでは飛...
2013/09/04ツアーギアトレンド

目指すは頂点!ツアーADの新製品「MTシリーズ」

世界各国のツアーにおいて、抜群の使用率を誇るグラファイトデザイン社のTour ADシリーズ。その老舗ブランドの新製品がお目見えだ。期待の「Tour AD MT」は鮮やかなレモンイエローがまぶしいニューモデル。夏場のトーナメント会場で、プロへのプロモーションが開始されている。 今作は、2009年に世に出た「DI」シリーズで採用された、ナノテク素材を搭載してから5代目(DI→DJ→BB→GT→MT)。前作はシルバー×ブルーの「GTシリーズ」だったが、同社のプロ担当によれば「DIシリーズ、BBシリーズの後継モデル」というべき存在だ。 最も重要視したのは方向性。「中間部の剛性を高めました。ただし、そ...
2013/05/24ツアーギアトレンド

コブラの限定ウェッジがツアーでお披露目

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM Equipment Insider コブラの新ウェッジ「ツアー・トラスティ」は、今秋10月1日に発売開始予定の新商品だ。それに先立ってコブラ社では、リミテッド・エディション版を市場に投下して、新商品の動向や感触のリサーチを開始する。 コブラ・プーマの契約選手、リッキー・ファウラー用にデザインされた「ツアー・トラスティ」の限定ウェッジは、わずか1,600本のみの生産。6月1日からの販売を経た後、今秋に「ツアー・トラスティ」の大量販売(リテール版)に備える算段だ。 限定版とリテール版の違いは、ファウラーがデザインしたスタンプが、クラブの裏...
2013/03/01ツアーギアトレンド

【WORLD】ミケルソンに学ぶ パターのロフトの重要性

Golf World(2013年1月28日号)texted by Michael Johnson フィル・ミケルソンが、2013年シーズンからオデッセイの新パター、Versaを使い始めている。このパターは、ゼブラ柄のデザインが特徴(ミケルソンが使用しているのは、ホワイト/ブラックでホワイトのラインが入ったハーフマレットの#9)だが、それ以上にロフト角がわずか2度ということが注目されている。 プレーヤーがここまでロフト角のないパターを使うということは珍しいわけではない。ミケルソン自身、これまで何度も最大7度もロフト角があるパターを使用したこともあるのだ。この例は、パターのロフト角が、プロツアーで...
2012/11/01ツアーギアトレンド

グラファイトデザイン TourAD GTシリーズ

数々のシャフトメーカー、ブランドが新製品をリリースするシーズン後半戦。世界のツアーでトップクラスの使用率を誇るグラファイトデザイン社の「TourAD」ブランドも新シリーズがお目見えした。昨今の「EV」→「DI」→「DJ」→「BB」という系譜を経て、今回はブルーとシルバーカラーがまぶしい新製品「TourAD GTシリーズ」だ。 8月末の「フジサンケイクラシック」からツアーでプロ選手に対しプロモーションを開始した同製品は、さっそく結果を残した。9月の「アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン」で、小林正則が最終日に6打差をひっくり返す逆転劇で通算2勝目をマーク。国内...
2013/06/19ツアーギアトレンド

UST mamiyaがATTAS5代目をお披露目

トーナメントプロも愛用するUST mamiyaのシャフト「ATTAS(アッタス)」シリーズから、今年は蛍光オレンジのシャフトが登場する。その名は「5GO GO」。2011年の「ATTAS 3」が蛍光イエロー、そして昨年発売された「ATTAS 4U」が蛍光グリーンの流れを継いで、今回も蛍光色が使用された。 5GO GOのネーミングの由来は、5代目でもっと勢いをつけたいというメーカーの狙いと願いが込められている。前作の4Uが中間と先端がしなるタイプだったのに対し、今回の5GO GOは中間から先端の剛性を高め手元側がしなる仕様になった。 「日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills」の指定...
2013/06/28ツアーギアトレンド

キャロウェイの最新ウェッジが旋風を巻き起こす? Mack Daddy 2

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM Equipment Insider 新しいThe Mack(マック)が遂に日の目を見る。数か月のテスト期間、及びRBCヘリテージツアーから開始したPGAツアーでのフィードバックを経て、キャロウェイゴルフ社はMack Daddy 2を新作のラインナップに追加する旨を木曜日に発表した。 チーフデザイナーのロジャー・クリーブランド氏が手がけたこのウェッジは、X Forged型に戻ったティアドロップ型(涙型)のシェープを特徴としており、そして今回さらなる進化を遂げている。 "Mack Daddy"に関する秘話を知らない人のために、改めてここで...
2013/06/26ツアーギアトレンド

タイトリストの新アイアン 714シリーズをお披露目

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM Equipment Insider PGAツアーでの新製品の発表において、タイトリスト社のそれはまるでスイス製の時計の如く、驚くほど一貫性があり時間に正確だ。3年連続となる今年も、マサチューセッツ州フェアヘブンに本社を置く同社は「AT&Tナショナル」の会場で新作を披露した。 タイトリスト社は2年周期(アイアンとウッドの新製品を2年に1度発表)を守り、2011年にAP712アイアンを、そして2012年に913ウッドを発表してきた。そして今週月曜日、今年もここコングレショナル・カントリークラブにて714アイアンのラインアップをデビューさせ...
2013/10/01ツアーギアトレンド

キャロウェイの新アイアンは“ディスタンスフォージド”

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM Equipment Insider キャロウェイから新たに投入されるApexアイアンは、「フォージドアイアン」、「ディスタンスアイアン」のどちらにもカテゴリーされない。むしろ、最近ではメーカーがめったに試みない、二つのカテゴリーをブレンドすることによって「ディスタンス・フォージドアイアン」を作りだしたのだ。 マルチ素材で作られたこのアイアンは、双方の長所を備えた優れものだとキャロウェイは信じている。超薄型のフェースは、X ホットフェアウェイウッドのフェースと同素材の455カーペンターで作られている。スピード強化のため、アイアンに溶接し...
2013/07/09ツアーギアトレンド

“アダムモデル”のキャメロンパター 全米で一般発売

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM Equipment Insider アダム・スコット(オーストラリア)が2013年「マスターズ」を制するパットを決めたスコッティ・キャメロンのパターが、全米で間もなく一般販売される。タイトリストは、ヘッドをより長く、重く改善したことにより最高クラスの安定性とミスへの許容性を実現した、慣性モーメントの高いマレットパター「Futura X(フューチュラX)」(375ドル)を8月1日より発売すると発表した。 パターの精度は、ハイグレードな「6061アルミニウム」により保たれている。20グラムの重りを2つ配置したバランスバーが特徴的。また、そ...
2013/07/03ツアーギアトレンド

白マナの第3世代 ディアマナWがツアーデビュー

三菱レイヨンの看板製品であるディアマナシリーズが登場したのは2005年。以降、「青マナ・白マナ・赤マナ」の3ラインナップは、第2世代として、それぞれ「カイリ(Kai’li)・アヒナ(’ahina)・イリマ(’ilima)」へと生まれ変わり、大ヒットを遂げてきた。さらに昨年、「青マナ」→「カイリ」の後継モデルとして第3世代の「Bシリーズ」を発売。 そして今年は「白マナ」→「アヒナ」の流れを踏襲した「Wシリーズ」が登場だ。 Bシリーズから始まる第3世代の新機能が、超高弾性材料(ダイアリード)をバット部(グリップに近い部分)に用いたこと。これにより、スイング、インパクトの瞬間にシャフトが、つぶれて変...
2013/07/13ツアーギアトレンド

テーラーメイドの新作か SLDRドライバー

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM Equipment Insider テーラーメイド社は、既に"SLDR (Version 1)"と呼ばれる新しいドライバーをUSGAのルール適合確認リストに届け出ている。そして今週月曜(8日)の朝には、プロトタイプの新ドライバーを、何人ものPGAツアープロがテスト。実際に試打をしたのは、「ジョンディアクラシック」(米国)や、「スコティッシュオープン」(欧州)に出場しているダレン・クラーク、マーティン・レアード、ブー・ウィークリーだ。 中でもウィークリーは、この新作ドライバーが気に入ったようで、テストした感想を写真と共にツイッターで紹介...
2013/10/23ツアーギアトレンド

SLDRシリーズ FWとUTもツアーで好評

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM Equipment Insider テーラーメイドが発表した「SLDR」シリーズのフェアウェイウッドは、デビューからまだ1カ月も経っていないが、既に多くの選手たちから好評を得ている。ジャスティン・ローズとDAポインツは、この新作フェアウェイウッド発表直後からバッグに携えて昨季最終戦の「ツアー選手権byコカコーラ」に臨んだ。 ジミー・ウォーカーは「SLDR」を使ってツアー優勝を遂げた最初の選手となった。彼はフライズドットコムオープンの決勝ラウンド2日間で使用し、それぞれ「62」、「66」というスコアを出し、自身初のPGAタイトルを獲得し...
2013/05/16ツアーギアトレンド

今田竜二、フォーティーンの長尺ドライバーに挑戦中

3週間前、国内男子ツアーの「つるやオープン」で66歳の尾崎将司が「62」のエージシュートを達成したニュースは、皆さんの記憶にも新しいだろう。その時、尾崎が口にしたのは、近年の飛距離アップに対抗するために長尺ドライバーを武器としていたこと。その対策は、決してベテランだけのためでは無い。 2週間前のウェブドットコムツアー「スタジアムクラシック at UGA」で、今季初のトップ10入りとなる8位タイに入った今田竜二。その時に使用していたのは、通常の44.5インチから1.5インチ(約3.8センチ)長くした46インチの新ドライバーだった。 ヘッドはフォーティーンが開発中のプロトタイプ。特に長尺シャフトに...