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【WORLD】ミケルソンに学ぶ パターのロフトの重要性

Golf World(2013年1月28日号)texted by Michael Johnson

フィル・ミケルソンが、2013年シーズンからオデッセイの新パター、Versaを使い始めている。このパターは、ゼブラ柄のデザインが特徴(ミケルソンが使用しているのは、ホワイト/ブラックでホワイトのラインが入ったハーフマレットの#9)だが、それ以上にロフト角がわずか2度ということが注目されている。

プレーヤーがここまでロフト角のないパターを使うということは珍しいわけではない。ミケルソン自身、これまで何度も最大7度もロフト角があるパターを使用したこともあるのだ。この例は、パターのロフト角が、プロツアーで成功するためのカギとして見過ごされてきたことを示している。

それぞれのパターは、ボールを順回転させることを意図して、モデルによって若干ロフト角が異なる。しかし、その設計が効果を成すのは、ゴルファーが的確なスタンスとストロークをしたときだけだ。そして事実上、全ての選手が何気なくパターが持つ本来のロフト角を増やしたり殺したりしているので、ロフト調整は必須となっているのだ。ミケルソンは良い例。キャリアをスタートした頃のミケルソンは、かなりフォワードプレスしていたため、それを補うためにパターにロフトをつけていたという。そして現在は、そこまでフォワードプレスしなくり(クローグリップと組み合わせている)、よりレベルにストロークするようになったため、そこまでロフトが必要なくなったというわけだ。

要するに、パターはドライバーと一緒で適正な打ち出し角を得るためには、適正なロフトが必要になる。実際のところ、5年前にツアープレーヤーにパターにおける打ち出し角の重要性を話したら、彼らに好奇な目で見られていた。しかし、ロフト角1度の違いは非常に大きい。もしパッティングでボールが跳ねたり滑ったりするようなら、誤ったロフト角のパターを使っているということだ。

では、誤ったロフト角のパターを使うリスクは何だろうか?ロフトが寝過ぎたパターを使用すると、ボールがインパクトで跳ね、予想以上に滑る原因となる。一方、ロフト角の少ないパターを使うと、インパクト直後に芝を転がるため、的確な回転を得ることが困難になるのだ。

そしてトッププレーヤーの中には、よりロフトがあるパターを使う方が、パット数が減るという選手がいる。パッティングの名手、デーブ・ストックトンはインパクト時に両手をかなり前に出すストロークで全米プロ2勝を記録。彼がキャリアの殆どで使用したパターのロフト角は、5度、6度だった。またオリン・ブラウンもロフトの寝たパターを使用したプレーヤーだった。2011年「全米シニアオープン」前、ブラウンは自身のオデッセイ ブラックシリーズ i #1パターのロフトを4度か6度に変更。そして平均27パットで3打差をつけメジャー制覇を果たした。

ロフトを立ててパターを使用したプレーヤーもいる。長尺パター(フォワードプレスせず、一般的にパターのストロークの軌道が上向きになったときにインパクトを迎える)を使う選手にとっては、ロフトが少ないことは珍しいことではない。また、ボール位置もロフトを決める要素となる。例えば、ジム・フューリックはボールを左足前に置くが、そのため1度から2度のロフト角のパターを使用している。レティーフ・グーセンマイク・ウィアもストローク中にロフトが増えるので、少ないロフト角のパターを使っているのだ。

また、それぞれのコースコンディションもロフトを決める要素になる。2度に渡って全米シニアオープンを制したアレン・ドイルは2009年にゴルフワールド誌の取材に対し「一般的なゴルファーにとって、完璧なグリーンでプレーしない限りは(パターには)ロフトが必要」とコメント。「殆どの方が、凸凹したグリーンでロフトをつけようなんて思ったこともないと思うが、ロフトをつけた方が良いんだ」。ドイルはコンディションの悪いグリーンでプレーし育ったため、ロフト角6度のパターを使用。そしてツアー生活中もこのロフトのパターでプレーしていた。

しかしロフト角に関わらず、ゴールはみな同じ。ロフト角3度か4度の間でインパクトしたいのだ。ミケルソンは2011年に同誌に対し「インパクトで4度なら適正なボールは回転になるね」と発言。「ロフトが少なすぎると、ボールはインパクト直後に地面についてそれから跳ねる。僕はホットロールと言っているけど、ボールが飛びあがることもあるよ。逆にロフトが多いと地面からすぐにボールが上がるのでショートする可能性があるんだ」。

「ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション」において、ミケルソンはストローク・ゲインド/パッティングの部門で他選手よりも平均0.877ストローク良かった。明らかに、ミケルソンはパターのロフトについて熟知しているのだ。

米国ゴルフダイジェスト社提携
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