2012/08/23国内男子

選手コメント集/第40回VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント初日

■白潟英純 1イーグル、6バーディ、1ボギー「65」、7アンダー暫定2位タイ 「(後半)8番ホール、9番ホールと長いパットが入ってくれたので気持ちいい上がり方。高麗グリーンはあまりやったことがなかった。これまでは狙い方が薄かったみたいで、今日はキャディの言うとおりやったらよく入ってくれました。福岡出身だし、大学もこっち(九州産業大)だから、最低でも予選は通りたいと思っていたので、この“貯金”は大きいですね」 ■貞方章男 7バーディ、1ボギー「66」、6アンダー暫定5位タイ 「自分としては良かった。7バーディもいいところにつきました。先週(関西オープン)に続き、調子は悪くないと思う。木曜、金曜...
2012/06/30国内女子

選手コメント集/日医工女子オープンゴルフトーナメント2日目

■全美貞 6バーディ、4ボギー「71」、通算7アンダー首位タイ 「ボギーが多かったけれど、バーディもたくさん獲れてアンダーパーで終われたので良かったです。後半もショットは悪くなかったけど、アプローチミスもあったしすごく苦しかったですね。でも、(上がりの)3連続バーディで終われたので明日に繋がる自信を取り戻せました。(明日の最終日は)シンプルに考えてやりたいと思います。いろんなことを考えずに、ショットもパットも自分のプレーに自信をもってやりたい。思った通りのショットを打って、結果を待つような感じでやりたいですね」 ■イ・ボミ 5バーディ、1ボギー「68」、通算6アンダー3位タイ 「今日はパッティ...
2012/07/01国内女子

選手コメント集/日医工女子オープンゴルフトーナメント最終日

■服部真夕 5バーディ、4ボギー「71」、通算5アンダー単独3位 「後半はちょっと流れが悪かったけど、14番のロングでバーディが獲れて変わった。今日はロング全部でバーディが獲れたので良かったです。最終日に伸ばして終われたのは、ちょっとは成長したのかなと思います。ティショットはほとんどフェアウェイでしたが、そこから単純なミスで2番、11番とボギーを叩いてしまったのは反省する部分。風は本当に難しくて、強弱も風向きも変わっていたけど、基本の風を信じながらやっていました」 ■佐伯三貴 1バーディ、5ボギー「76」、通算3アンダー4位タイ 「久しぶりに悔しかったですね。自分のゴルフをさせてもらえなかった...
2011/06/01ギアニュース

トーナメント会場で新シャフトを発見!「マミヤ アッタス 3代目」

今週行われる国内男子「日本ゴルフツアー選手権」の練習日。ドライビングレンジを見て回っていると、見たことのないシャフトに遭遇した。どうやら今秋に発売される予定の、USTマミヤ「アッタス 3(サンジョウ)」とのこと。 抜群の方向性の良さでツアープロからの評判が高かった初代のオレンジ色をした「アッタス」。今回イエロー色をした3代目の特長を、ツアープロ担当に聞いてみると、 「『アッタス 3(サンジョウ)』とは、『参上』と「3乗」の意味を持ち、『どんどん伸びていく』という意味です。今回も中調子のシャフトですが、初代の方向性の良さと、2代目の弾き感のよさをミックスした、いいとこどりをしたシャフトです。 ...
2012/07/21国内女子

選手コメント集/サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント2日目

■全美貞 6バーディ、ノーボギー「66」 通算8アンダー単独2位 「今日はショットが良くて、全体的に上手くいきました。後半もっとチャンスがあったのに決められなかったけど、最後の18番でバーディが獲れたので明日に繋がると思います。逆転とかは考えずに、今日よりパッティングが入るようにしたいだけ。自分のプレーに集中してやりたいと思います」 ■不動裕理 6バーディ、ノーボギー「66」 通算7アンダー3位タイ 「ショットは昨日より、ちょっとは良いと思います。昨日はバーディが少なかったので、今日は70点ぐらいはあげられますね。トップがどんどん離れていくので、今日以上の成績を目指していきたいと思います。今...
2012/09/22国内女子

選手コメント集/ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント 2日目

■リ・エスド 8バーディ、ノーボギー「64」 通算9アンダー2位タイ 「今日は楽しく、思った通りにプレーできて良かったです。満足しています。良いスコアが出るときは、コースは難しく感じません。1打1打に集中できたし、ショットの調子がすごく良くて、ミスをしてもリカバリーが上手くできました。今まで調子の良い状態が続いていて、2ヶ月前から優勝を意識しながらプレーしています。自分のゴルフに自信が出てきたし、練習したものと、自分が思っていることができています。明日も優勝目指してプレーしたいですね」 ■井芹美保子 8バーディ、1ボギー「65」 通算7アンダー4位タイ 「ショットが安定していたし、セカンドの距...
2010/06/02ギアニュース

トーナメントで発見!フジクラの新作シャフト「モトーレ スピーダー VC.2」

国内男子ツアー「ダイヤモンドカップゴルフ」狭山ゴルフ・クラブでの練習日。ドライビングレンジにて、まだ市場に発表されていないシャフトを発見した。 「フジクラ モトーレ スピーダー VC.2」。カラーリングは黒で構成されており、すでに発売されている「モトーレ スピーダー VC.1(青)」をより、しっかりさせたシャフトに仕上がっているとのこと。現在は「プロトタイプ」ということなので、今後半年間かけてツアープロの意見を取り入れ改良を重ねてから、市場に投入される予定だ。 最近の国内男子のツアープロのシャフト使用率は、石川遼などが使用するグラファイトデザイン「ツアーAD DIシリーズ」がおよそ3~...
2005/08/29プレーヤーズラウンジ

ツアー通算15勝目!!<伊沢利光> アンダーアーマーKBCオーガスタゴルフトーナメント

父親が、ガッツポーズで声援に応えるかたわらで、長女・優美子ちゃんが18番グリーンサイドのスコアボードを指差してつぶやいた。「あのね、あれ昨日からぜんぜん動いていないんだよ」。電動式のそれは、この日いちども故障することなく順調に作動していたはずだった。スコアが動くたびに、順位もめまぐるしく入れ替わっていたはずだったが、優美子ちゃんはこう言い張った。 「ううん、動いてない。パパのお名前は昨日からず~っと、あそこの一番上から動いてないんだよ」。まだ勝つということが分からない年齢だから、「子供たちもピンと来ていない」と、父親は優勝インタビューで苦笑したが、今年8歳を迎えた優美子ちゃんはおぼろげながらも...
2005/09/12プレーヤーズラウンジ

3年ぶりのツアー通算5勝目!!<今野康晴> サントリーオープンゴルフトーナメント

サントリーモルツのビール・シャワーがアーチを描き、チャンピオンに降り注ぐ。妻・崇乃子さんが夫のためにと、親戚・知人をかき集めて結成した大応援団が、次々とプルトップを引く。あっという間に全身ビールまみれになった。 久しぶりの“美酒”はまた格別だ。「勝てなかった3年間。長かったですから・・・」。ずぶ濡れのまま、しみじみと喜びをかみ締めた。 2002年に2週連続優勝を挙げて賞金ランクも9位につけたが、その直後から体の故障に苦しんだ。深刻な左肩痛を患ったあと、翌2003年には「そのツケが回ってきた」。原因不明の“むくみ”に悩まされ、不振が続いた。普段はあまり物事に頓着しない性格だが、ことゴルフとなると...
2005/11/21プレーヤーズラウンジ

「また来年、ぜひここでお会いしましょう」<タイガー・ウッズ> ダンロップフェニックストーナメント

実は1ヶ月も前からだった。この週、ずっとショットを引っ掛け気味だったのも、そのせいだった。フィニッシュで体重を支える左足首の痛みは、冷え込みがきつかった最終日にピークを迎えた。 ハーフターンのあたりから、わずかに足を引きずる素振りがあったが、プレーオフの1ホール目。 ティショットでフィニッシュを取った瞬間に、激痛が来た。まるで電流が走ったよう。 ビクっと全身を震わせたあと、右足だけで数歩、後ずさった。その場でうめくように体を折って、左足を押さえた。苦しそうに寄せた眉間のシワ。ギュっと目を閉じて、懸命に痛みをこらえた。 ずっとひた隠しにしていた爆弾が、いよいよ爆発した。 左林に打ち込んで、セカン...
2006/09/18プレーヤーズラウンジ

逃げ切ってツアー通算2勝目<近藤智弘>ANAオープンゴルフトーナメント

一度も勝てずに、プロ人生を終える選手がいる。 もしくは、たとえ1勝できても、そのあと一度も勝てずに終わることもある。 むしろ、そんな選手が大半を占める。 「だからこそ2勝目は狙っていたし、それが出来たのは凄いことだと思う」。 しかも、プロ7年目にしてつかんだツアー初優勝は5月の日本プロ。 星野英正、矢野東。 何かと比べられてきた同期2人の一番最後に、ようやく手にした1勝目からわずか4ヶ月。 誰よりも、早くさらった2つ目の勝ち星。欲しくて欲しくてたまらなかったタイトル。 あんなに焦がれていた優勝だったのに、いざ勝ってみると、意外と感動が薄いことに近藤は気付く。 「実は、日本プロのときもそ...
2006/09/11プレーヤーズラウンジ

6打差の圧勝<Y.E.ヤン>サントリーオープンゴルフトーナメント

会場の総武カントリークラブはうっそうとした林にセパレートされたコースだ。こんな風の日に、その木の上を行くのは命取り。 「できるだけ、木の高さを超えないショットを心がけました。その作戦が、上手くいきましたね」。 母国・韓国の済州島は、時に想像を絶する風が吹く。その中で培われた低弾道のコントロールショット。 加えて18歳からの2年間、ボディビルで鍛え上げた胸囲110センチの屈強な肉体から繰り出すビッグドライブは、こんな日にこそ強烈な武器になる。 首位の優作と3打差4位からスタートしたこの日最終日は他の選手たちを悩ませた強風も、ヤンには「救いの風」となった。 8番のバーディで伸び悩むリーダーと捉える...
2006/11/27プレーヤーズラウンジ

日本ツアー初優勝<J.M.シン>カシオワールドオープンゴルフトーナメント

豪州のデービッド・スメイルの追撃をかわして、ジーブ・ミルカ・シンが雨中の決戦を制した。 念願の日本ツアー初優勝。 今季は、優勝賞金1億円の欧州メジャーに勝ち、アジアンツアーの賞金王までのぼりつめた。 「あと、足りないのは日本ツアーでの優勝だけ。なんとしても勝ちたい」と、のぞんだ最終日。 最終18番で第3打を3メートルにつけて、バーディで逃げ切った。 参戦6年目。「今年の活躍は、日本で自信がついたからこそ」というジーブ。 次の目標はメジャー制覇だ。 とりわけ、マスターズにはこだわりがある。 もし、出場できればインド人として初のオーガスタに立てる。 現在、世界ランクは63位。 「今年残り2戦、思い...
2006/11/06プレーヤーズラウンジ

ツアー初優勝!!<市原建彦>アサヒ緑健よみうり・麻生飯塚メモリアルオープンゴルフトーナメント

ずっと思い描いていたシーンと違う。 もし初優勝できたなら・・・。「必ず記念に取っておく」。そう心に決めていたウィニングボール。 ホールアウトするなり気前良く、ボランティアにあげてしまった。 首位タイで迎えた最終18番。タップインで沈めたパーパット。 それがまさか、最後の1打になるとは思ってもいなかったからだ。 知人に土産に頼まれていた、大会特別協賛アサヒ緑健の看板商品『緑効青汁』。 関係者にお願いして、1箱だけ譲ってもらうつもりだった。 しかし、優勝副賞はその1年分。 いっきに“365日分”を手にしても、なお実感は沸いてこない。 「こんなことになるのなら・・・」。 この日、えんじ色のウェアを...
2006/10/23プレーヤーズラウンジ

大会最多アンダーで今季2勝目<手嶋多一>ブリヂストンオープンゴルフトーナメント

プレー中は常に、憎らしいほどポーカーフェイス。「・・・でも内心はすごくビビってる。こう見えて、実は細かいことにこだわるし。意外と神経質なんです」。 だから2日目に2つのチップインイーグル、3日目には2度のチップインを含むコースレコードタイの63。2日連続の大量アンダーにかえって不安になった。 「すでに出し切って、最終日までツキが残っていないのではないか・・・」。 ムービングデーの3日目に、神がかり的にスコアを縮めた選手が、最終日でも伸ばせる確率は低い。 伸び悩む間に、思わぬ選手に追い抜かれてしまう可能性のほうが高い。 スタート前の4打差も、何の気休めにもならなかった。 嫌な予感を打ち消すため...
2006/07/10プレーヤーズラウンジ

平塚哲二がツアー通算3勝目/ウッドワンオープン広島ゴルフトーナメント

必死で平静を装った。「優勝? そんなん、どうでもええやん。勝てる時は勝てる、勝てんときは勝てん。・・・それだけのこと」。 まるで「人ごと」のような顔でプレーを続けたのは、ほかでもない。 「尋常ではないプレッシャーがあったから」こそ。 「人一倍、ビビるたち」。 片山晋呉とS.K.ホが激しい猛追を見せた後半から、手がブルブル震えていた。 そこから少しでも自分の気をそらしたくて、「勝ちたい」と逸る気持ちを懸命に押しとどめた。 揃って1打差に迫られたが、「それはそうやろう。2人はめっちゃ上手いんやから」。 平塚も、続く3位につけていたとはいえ相手は先週まで賞金ランク1、2位の選手だ。 「彼らなら、1ス...
2006/07/31プレーヤーズラウンジ

谷口徹がツアー通算11勝目/ザ・ゴルフトーナメント in 御前崎 2006

7メートルのバーディパットがカップに転がりこんだその瞬間。 谷口は両の拳を握ったままその場を駆け出した。 くるくると身を翻して軽やかなステップ。 勝利の舞い。 そして、ヒーローインタビューでは思わず涙・・・。 「まあ、接戦だったし。興奮していたからね」と、あとから照れ笑いでごまかしたが、全身からあふれ出た安堵と喜びは、隠しようがなかった。 待ち焦がれ、大接戦の末に、やっと手にした11個目の勝ち星だった。 最終組のひとつ前。 スタートから、谷口らの組がゲームを引っ張った。 1番で、同組のS.K.ホが第2打をピンそばにつければ、近藤智弘はチップイン。 谷口は、10メートルもの長いバーディをねじこん...
2005/07/25プレーヤーズラウンジ

セガサミーカップの初代チャンピオンに!!<林根基>セガサミーカップゴルフトーナメント

2番でエッジまで5ヤードのバンカーからチップインバーディを奪うなど、一時は5打差をつける独走態勢も、14番、16番でボギーを打って2位と1打差。 17番はさすがにしびれたが、残り152ヤードの第2打を、8アイアンでピン右奥の段の上3メートルにつけてパーを拾い、ホっと一息つくことができた。 最終18番は、パー5だ。 「とにかく、パーで上がれればいい」。 第2打も丁寧に刻んで、1打差を守りきった。派手なガッツポーズはなかったが、それだけに4年ぶりの優勝の喜びがしみじみと感じられた。 日本ツアーのオフシーズンにもアジアンツアーに参戦し、過酷な転戦生活を続けたツケが出たのか。 深刻な首痛でこのままでは...
2004/08/02プレーヤーズラウンジ

「両親に感謝したい」谷口拓也/アイフルカップゴルフトーナメント

出だし連続ボギー、プレッシャーを乗り越え栄冠を掴んだ谷口 出だしのピンチをどうにか切り抜けた谷口拓也に、また新たな試練が訪れていた。 同じ組のS.K.ホが、スーパーショットを連発していた。前組の宮本勝昌が、5打差4位から猛然と追いかけてきた。10番のボギーで1打差まで、追い詰められた。 息詰まる接戦に、前夜、受け取ったメールがよみがえる。 「『何苦楚魂』で、頑張って来い!」 同じ四国出身で、プロ野球ヤクルトスワローズで活躍する岩村明憲選手からのメッセージ。『何苦楚』は「なにくそ!」と読む。昨年、岩村選手のお兄さんを介して知り合った1つ上の先輩の座右の銘だ。 谷口も気に入って、ゴルフボールにプリ...
2004/11/22プレーヤーズラウンジ

タイガー・ウッズが、プレー以上にファンを魅了したこと/ダンロップフェニックストーナメント

今週スタートティで、ウッズがいつも真っ先に向かうところがあった。それは、マーカーや移動式スコアボード係として、大会をお手伝いくださるボランティアのみなさんのもとだった。 その日18ホールを一緒についてまわってくださるひとりひとりに帽子を取ってお互いに自己紹介。「よろしく」と笑って、握手を交わす。同じ組でまわる選手やキャディとの握手は、そのあとだ。 この順序は4日間とも、けして変わることがなかった。紳士的な態度でこの1週間、日本のファンを魅了し続けた。 「タイガー!!」熱狂的なファンの呼びかけには、そのとき自分に余裕があるかぎり、声のほうに向き直って手を振って応える。 身長188センチの足元から...