2022/12/11topics

まだ何も終わっていない 岡村咲が秘かに掲げる将来像

あなたのゴルフ人生を教えてください vol.8 岡村咲(下) 国内女子ツアーで2013年から3年間フル参戦し、はつらつとした笑顔と豪快なビッグドライブで、多くのファンを魅了した岡村咲(30)。食べ物や太陽といった重度のアレルギーを発症し、2016年から無期限休養となった彼女が、いま思うこととは何か――。復帰を目指しつつ、時とともに変化していく心境と、自身が目指す今後の夢について聞いた。 難病と診断されてツアー撤退 よみがえった死への恐怖感 ―食物アレルギーに加え、日光アレルギーが発症したのはいつ? 「2016年の5月だったと思います。その年で初めて半袖半ズボンを解禁した日に、日光に直接当たっ...
2022/11/15topics

おにぎりを見つめて号泣 綱渡り状態だった岡村咲のツアー参戦

あなたのゴルフ人生を教えてください vol.8 岡村咲(中) 国内女子ツアーで2013年から3年間フル参戦し、はつらつとした笑顔と豪快なビッグドライブで、多くのファンを魅了した岡村咲(30)。食べ物や太陽といった重度のアレルギーを発症し、2016年から無期限休養となった彼女が、いま思うこととは何か――。一度だけと決めて臨んだプロテストから、体の不調を隠しながら戦ったツアー参戦までを振り返る。 思い出づくりで臨んだプロテスト ―高校を卒業してからは何を? 「プロテストを受ける予定でしたが、アレルギー症状(当時はぜんそくと診断)が日に日に重くなり、とにかく通院と静養に費していたため、受験するべき...
2022/11/01topics

私、このまま死んでしまうの…? 岡村咲が体験した重度のアレルギー

あなたのゴルフ人生を教えてください vol.8 岡村咲(上) 国内女子ツアーで2013年から3年間フル参戦し、はつらつとした笑顔と豪快なビッグドライブで、多くのファンを魅了した岡村咲(30)。食べ物や太陽といった重度のアレルギーを発症し、2016年から無期限休養となった彼女が、いま思うこととは何か――。輝かしいジュニア時代からゴルフ人生を振り返る。 ゴルフは習い事のひとつ ―ゴルフを始めたきっかけは? 「小学校時代は、水泳、テニス、硬筆、そろばん、英会話と、いろいろ習い事を掛け持ちし、放課後はとても忙しかったです。そのひとつに加わったのがゴルフ。最初は難しすぎて全く手ごたえを感じず、興味すら...
2024/06/04topics

プロテスト合格から苦労の17年 女子プロの生き方/横山倫子の半生(後編)

あなたのゴルフ人生を教えてください vol.10 横山倫子 あなたのゴルフ人生を教えてください・横山倫子編 “○○世代”と形容される20代前半の若手プロの活躍で、低年齢化が加速する国内女子ツアー。藤田さいき、上田桃子、穴井詩といった30代選手も負けじと元気だが、一方で一線を退く選手も増えた。進退を考えざるを得ない世代――プロ17年目の横山倫子(39)もそのひとり。何度か優勝争いに顔を出す活躍を見せるもののいまだ未勝利の彼女は、プロ人生を自問自答しながら歩んできた。後編は、1回限りと決めて挑んだプロテストから、現在までを振り返る(全2回/後編)。 「後悔だけはしたくない」 一度きりのプロテスト...
2023/09/12topics

末期がんで余命2カ月 ゴルフ界の5万回斬られた男・山本誠二の半生(前編)

あなたのゴルフ人生を教えてください vol.10 山本誠二(前編) あなたのゴルフ人生を教えてください vol.10 山本誠二(前編) 登録者数約26万人を誇る(※記事公開日9月12日時点)人気YouTubeチャンネル「ゴルフTV山本道場」。関西弁の楽しい語り口と独特のメソッドを展開する師範・山本誠二(56)が、ことし4月に体調不良で倒れた。病名は直腸がんで肝臓にも転移しており、ステージ4の末期がんと診断。余命宣告を受けたが、その2カ月後に現場復帰を果たした。なぜ彼はそこまでコーチ業に執念を燃やし、命を顧みずレッスンを続けるのか――。ゴルフとの出合いから、コーチとして軌道に乗るまでの半生を振り...
2024/05/28topics

宮里藍のジュニア仲間が女子プロを目指すまで/横山倫子の半生(前編)

あなたのゴルフ人生を教えてください vol.11 横山倫子 あなたのゴルフ人生・横山倫子編 テレビ朝日系列放送の長寿番組『新婚さんいらっしゃい!』に、10歳差婚として出演した女子プロゴルファーが居る。プロ17年目の横山倫子(よこやま・ともこ)だ。宮里藍さんが不動裕理と賞金女王争いを繰り広げた2004年にキャディを務めた彼女。07年にプロテストを合格し、未勝利ながらも優勝争いに何度か顔を出す活躍を見せてきた。そんな彼女のゴルフとの出合いから、プロを志すまでの半生を振り返る(前編/全2回)。 不登校児にゴルフを勧めたスパルタ父 「ゴルフを始めたきっかけは、父親の誘いです。学生の頃、アルペンスキー...
2013/04/01欧州男子

M.シーム優勝インタビュー/ハッサンIIトロフィー最終日

■マルセル・シーム 4バーディ、2ボギー「70」、通算17アンダー、優勝 「この素晴らしいゴルフコースでプレーの機会を与えて下さった王子と、この大会に関わる方すべてに感謝したいです。今はとにかく優勝できて嬉しいです。今日は私にとってとても素晴らしい1日となりました。特に、中盤に通算15アンダーで首位タイに並んだミッコが追い上げを見せる中、冷静にプレーして、プレッシャーをよそにバーディを奪えて良かったと思います。(マスターズへは)アメリカの結果を待たなければなりませんが、この結果には十分満足しています。長年父を連れて行きたいと思っていましたし、それが叶うなら十分幸せです。 昨夜、(同郷の)ベルン...
2008/06/16米国男子

リー・ウエストウッド全米オープン3日目インタビュー

【最終組のペアリングについて】 (明日)誰と最終組になるかは気にしていません。アンダーパーで回り、自分のゲームプランに徹することを考えています。 【ここまでのプレーについて】 ティショットがいいです。 アイアンの距離感もいいと思います。ピンを狙ってはいけない場面でもうまくショットを打てているし、状況を考え、頭を使ってプレーできているのが一番いいところだと思います。 【欧州出身選手のチャンピオンについて】 最後に優勝した英国出身のチャンピオンは私が生まれる前のことですよね?(1970年Tジャクリン) 優勝することができれば彼の後に名前を残せるので嬉しいです。もちろん毎日練習を重ねているのはメジ...
2009/01/13米国男子

09年のゴールを語るケニー・ペリーのインタビュー

2008年、48歳のケニー・ペリーは生まれ故郷のケンタッキーで、ライダーカップ米国チームの優勝に貢献しました。PGAツアーで12勝のペリーは、次なるゴールとして20勝を目指しています。40歳になって以来、9勝しているペリーは、高い目標を掲げることで自分を奮い立たせ、自信を深めています。ゴールの設定とは、自らの目指すものを決め、それを達成するための方法を見つけること。ケニー・ペリーがキャリアで初めて真剣に達成したいと思ったゴールは、2008年、生まれ故郷のケンタッキー州で行なわれたライダーカップに出場することでした。 ケニー・ペリー 「それまで私は、PGAツアーでゴールを設定したことなんてありま...
2008/07/16米国男子

今年の「全英オープン」に挑む、優勝候補たちのインタビュー

リンクスコースを得意とするアーニー・エルスを始め、今週は多くの選手が優勝争いに絡むものと見られている。 地元イングランド出身のリー・ウェストウッド 「4日間続けて安定したプレーをすることが目標です。これまで、4日連続で納得のいくゴルフができたことはあまりありません。今週ずっと安定したプレーができれば、優勝争いができる自信はあります」 アーニー・エルス 「ロイヤルバークデールは素晴らしいコース。ラフは相当深いので、ラフから脱出するためにはかなりの技が求められます。メジャーが他の大会よりも厳しいセッティングになるのは当たり前ですけどね。コースは決して距離が長すぎるわけではありませんが、風がスコアを...
2009/02/27米国男子

「アクセンチュア・マッチプレー選手権」2回戦敗退のタイガーインタビュー

タイガー・ウッズ 「ショットは良かったと思いますが、バーディが取れませんでした。中盤に沢山バーディを取ったティム・クラークに対して、私はバーディが無く、結果追う立場になってしまいました。 マッチプレーでは良いプレーをして負けるときもあれば、悪いプレーをして勝つときもあります。今日は良いプレーを続けたティムに対して、私も良いプレーで応戦することができませんでした。 今日のティムは勝者にふさわしいプレーをしたと思います。安定したショットでフェアウェイやグリーンを捉えバーディも沢山とって、1日中私にプレッシャーをかけ続けましたからね。 ここではいつもより距離が出ますし、今日は風の吹く方向もよく変わる...
2009/03/13米国男子

初日40位タイ!タイガー・ウッズのインタビュー

ラウンド後の心境を聞くと、タイガー・ウッズは首を横に振って、不満そうだった。タイガーのラウンドをひと言でまとめると「フラストレーション」とでもなるのだろうか。 タイガー・ウッズ 「今ひとつ噛み合わないんですよね。いい感じで打てたと思ってもピンそばへ運ぶことができず、パットもうまく打ったと思うと、なぜか決まらない、その結果が1アンダーということです」。 -「パットが決まらない理由は、芝目とストロークのどちらにありますか?」 タイガー・ウッズ 「ストロ-クは良かったですよ。狙い通りに打ち出せましたからね。あとほんのわずかスピードとラインが合えば、うまく入るでしょう」。 -「手術を受ける前は、フェア...
2009/03/12米国男子

すでに「マスターズ」に照準?!フィル・ミケルソンのインタビュー

今週タイガーとの一騎打ちが期待されるフィル・ミケルソンは、マスターズの前週に行われるシェル・ヒューストン・オープンに出場することになりました。またミケルソンは、火曜日、オーガスタ・ナショナルで練習を行いましたが、マスターズでは現在使っているものより1インチ長い、46インチのドライバーを使うかも知れないと噂されています。 フィル・ミケルソン 「火曜日、オーガスタ・ナショナルでプレーしましたが、46インチではなく、45インチのドライバーを使いました。FT9ドライバーは弾道が高く、スピン量が少ないので、かなり飛距離が出ます。オーガスタ・ナショナルの攻略にうってつけのドライバーですね。オーガスタのグリ...
2009/03/12アマ・その他

タイガー登場!「WGC-CAチャンピオンシップ」練習ラウンド&インタビュー

ガルシアとビジェガスがWGC初優勝を狙う一方、タイガーはWGCで15勝を誇ります。ガルシアとビジェガスの2人を自宅に招いて、トロフィーを見せびらかしたいかも知れないタイガー、今週は「WGC-CAチャンピオンシップ」7勝目を目指します。 水曜日の早朝、練習ラウンドを行ったタイガーについてお伝えしましょう。先々週の「WGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権」でタイガーが練習ラウンドを行った時の大騒ぎに比べると、今日はタイガーにとってごく普通の雰囲気に感じられたことでしょう。 タイガーは日の出前、まだ月が明るく輝く頃コースに到着。既に多くのファンが集まっていました。しかし3勝を上げたドラルに着いた...
2009/03/16米国男子

感触上々?!タイガー・ウッズ試合後インタビュー

決勝ラウンド2日間続けて68をマークしたタイガー・ウッズは9位タイ。フェアウェーキープは11位タイ、パーオン率では12位タイでした。 タイガー・ウッズ 「本当に長いブランクだったので、ショットの感覚が戻ってきたのがうれしいです。今週は日ごとに調子が上がっていくのが自分でも分かりました。今日は、何も考えずに、フィーリングで打てたショットが結構ありましたね。そういう感覚も久しぶりで良かったです。」 記者 「これだけ早い段階で納得のいくショットを打てるようになった事に驚いていますか?」 タイガー・ウッズ 「ええ、正直言って驚いています。ブランクが長かったですし、ここ10ヶ月で2試合しか出ていませんか...
2009/03/19マスターズ

「マスターズ」連覇を狙うトレバー・イメルマンにインタビュー

トレバー・イメルマンは2008年、「マスターズ」を制し、見事グリ-ン・ジャケットを獲得。しかし、「マスターズ」で優勝した後の17試合では、トップテンが2回だけとなっています。タイトル防衛戦を3週間後に控えたイメルマンが、再び優勝するのはいつのことでしょうか? トレバ-・イメルマン 「自分のモチベーションを高めるため、そして情熱を持ち続けて練習に励むためには、高い目標を掲げることが大切ですが、私は具体的なゴ-ルを人に話すつもりはありません。昨年マスターズで優勝したことで、ベストのプレ-をすれば、世界のベスト・プレーヤー達を敗れることを証明できたと思っています。その点で肩の荷が下りたとはいえ、もっ...
2007/04/06米国男子

名誉スターターとなったアーノルド・パーマーのインタビュー/マスターズ

-「始球式はいかがでしたか?」 アーノルド・パーマー 「今日を心待ちにしていました。初めてのことでしたが、楽しかったですね。“たいしたことではない”と考えるようにしていましたが、やはり嬉しかったですね。興奮を抑えるのに必死でしたよ」 -「どんなお気持ちでしたか?」 アーノルド・パーマー 「そうですねえ、様々な思い出が頭をよぎりました。初出場だった1955年には、ジーン・サラゼンと一緒に周りましたが、あれから半世紀以上が過ぎてしまいましたね。昔のことをずっと想いかえしていましたが、“マスターズ”の経験はかけがえのないものです。全てが特別な思い出です」 -「今年、名誉スターターになることを決めた理...
2007/04/06米国男子

初日ラウンド後の注目選手インタビュー/マスターズ

わずか14人しかパーをブレークできなかった今年の「マスターズ」初日。オーガスタ・ナショナルのメンバーは、選手たちが苦しむ様子を見て微笑んでいるかもしれない。 デービス・ラブIII 「土曜日か日曜日ならありえますが、初日としてはこれまでで一番厳しいコンディションでしたね」 ザック・ジョンソン 「これだけ難しいとパーやボギーに関わらず、なんとしてもパットを沈めることですね。私は我慢のゴルフで今日のラウンドだけに集中したのが良かったようです」 -「最も厳しかったのはどんな点でしたか?」 ティム・クラーク 「バックナインのグリーンがフロントナインよりも、かなり硬かった点ですね。今朝フロントナインのグリ...
2005/08/13米国男子

注目選手のインタビュー/全米プロ2日目

フィル・ミケルソン(首位/8アンダー) 「後半のフロント9をイーブンパーでまとめればいいと思っていました。ここは1番から7番までが特に難しいので、バック9でスコアを伸ばすしかありませんが、今日はそんなプレーができました。後半はイーブンパーで周るのが目標だったんですが、いきなり1番でダブルボギーを叩いてしまいました。それでも、イーブンパーというのは嬉しいですね。ピンがグリーンの低い位置でグリーンがソフトならピンを果敢に狙うことも可能です。もしもグリーンが硬く、コースがもっと厳しいコンディションとなれば安全なパー狙いなゴルフが必要でしょう。明日からどんな状況になるか分かりませんが自信を持って週末を...
2005/07/13米国男子

全英オープン直前インタビュー/タイガー・ウッズ、アーニー・エルス、フィル・ミケルソン

タイガー・ウッズ 「数々の栄光があったからこそニクラスは今こうしてここにいるんです。誰よりも数多くのメジャー優勝を果たし、そのほかにもたくさんの勝利を手にした史上最強のチャンピオンですからね。僕自身に関しては、セントアンドリュースに関してはラインも分かっていますし、どこを狙ったらいいか、どんなプレーをしたらいいかを理解しています。あとはそれをいかに実行に移すかだけです。前回の経験(2000年にセントアンドリュースで行われた全英オープンにタイガー・ウッズは優勝)からここでどんなプレーがいいラウンドにつながるのか知っています。でも、大切なのは再びそんなプレーができるかどうかなんです」 アーニー・エ...