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初日ラウンド後の注目選手インタビュー/マスターズ

わずか14人しかパーをブレークできなかった今年の「マスターズ」初日。オーガスタ・ナショナルのメンバーは、選手たちが苦しむ様子を見て微笑んでいるかもしれない。

デービス・ラブIII
「土曜日か日曜日ならありえますが、初日としてはこれまでで一番厳しいコンディションでしたね」

ザック・ジョンソン
「これだけ難しいとパーやボギーに関わらず、なんとしてもパットを沈めることですね。私は我慢のゴルフで今日のラウンドだけに集中したのが良かったようです」

-「最も厳しかったのはどんな点でしたか?」

ティム・クラーク
「バックナインのグリーンがフロントナインよりも、かなり硬かった点ですね。今朝フロントナインのグリーンはややソフトでしたが、どんどん硬くなっています。でも、その分コースが短く感じますね」

スコット・バープランク
「初日こんなに難しいのは初めてですね。まず硬さがそうですし、それによってコースは過去最高に難しくなっています。ここでボールが弾むのは、必ずしもありがたくないですからね」

ジャスティン・ローズ(初日首位タイ)
「オーガスタ・ナショナルでこれだけ高いスコアが続出した中だけにノーボギーは嬉しいです。もちろん満足できるスコアです」

デビッド・ハウエル
「1番ティでは、こんなコンディションで今日はどんな展開になるんだろうと思いましたが、きちんとゲームマネジメントをして、初日から大差をつけられないようにしようと思っていました」

ブレット・ウェッタリック(初日首位)
「私は初出場ですから、過去のコースと今日を比較することはできませんが、かなり硬くてものすごく早いグリーンの難しいコースでした」

メジャーで優勝争いの経験が少ない選手がトップにつけたことよりも、優勝候補が出遅れたことの方が意外だった。世界ランキング6位のアーニー・エルスは、とらえたフェアウェイもグリーンも6回だけで、6オーバーの「78」。そして、ディフェンディング・チャンピオンのフィル・ミケルソンは、「マスターズ」での自己ワーストスコアに並ぶ「76」だった。

フィル・ミケルソン
「序盤に短いパットを何度もはずし、7ホールを終えて5オーバーとなってしまいました。でも明日からアンダーパーをマークすれば大丈夫でしょう。初日で負けたとは思いたくありません。もちろん4オーバーで回りたくもなかったですが、明日60台をマークできれば、トップ争いに戻れますよ」

アンダーパーがほとんどマークされなかった木曜日のオーガスタ・ナショナル。オーガスタの肌寒い午後、心温まるストーリーとなったのは地元出身、ボーン・テーラーの活躍かもしれない。わずか2度目の出場とはいえ、地元のメディアに追われながら、すべてのホールがテーラーにとっての勝利のようだった。ボーンは、2メートル以上のパットを8回も沈めた。それなのに、舞い上がることもなく冷静で、素晴らしいプレーを続けた。

ボーン・テーラー
「特別な場所が舞台の特別な大会、しかも小さな頃からずっと見てきた“マスターズ”ということで自分にプレッシャーをかけないようにするのは大変です。地元でなんとしても勝ちたいとう思いはありますが、それを忘れ、リラックスするよう心がけています」

ボーン・テーラーは、1アンダーで回ったが、タイガー・ウッズ は依然として、オーガスタで初日「70」を切ることができなかった。

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