2014/12/07ゴルフ日本シリーズJTカップ

小田孔明が初の賞金王!宮本勝昌が最終戦を制す

◇国内男子◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日◇東京よみうりカントリークラブ(東京)◇7,023ヤード(パー70) 今季最終戦の最終日、6位から出た42歳の宮本勝昌が6バーディ、1ボギーの「65」で回り、通算9アンダーとして、9月の「ANAオープン」以来となるツアー通算10勝目、1998年、2001年に続く大会3勝目を挙げた。2つのパー5(6番、17番)できっちりバーディを奪うなど、前後半3つずつのバーディを重ね、ボギーは11番だけだった。 また、賞金ランキング首位を走っていた小田孔明が通算6アンダーの3位タイでフィニッシュし、初めて賞金王のタイトルを獲得した。小田は今季、「関西オープン」...
2014/11/07国内男子

谷原秀人が1年ぶり優勝に向け首位キープ 石川遼は予選通過

◇国内男子◇HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦 2日目◇美浦ゴルフ倶楽部(茨城県)◇6968yd(パー71) 穏やかな秋晴れとなった2日目、7アンダーの首位タイから出た谷原秀人が5バーディ2ボギーの「68」で回り、通算10アンダーとして、この日「65」と伸ばしたリュー・ヒョヌ(韓国)と並び首位に立った。 谷原は前半を1バーディ2ボギーで折り返すと、11番から3連続バーディ、18番(パー5)もバーディで締めくくった。「ダメな1日だった。身体が疲れている」と述べる一方、「1日3つくらい伸ばせれば優勝争いについていける。最終日まで優勝を狙える位置に残れるようにしたい」と語り、...
2014/11/04国内男子

石川遼が2年連続の参戦 ツアー最高額賞金の行方は

国内男子ツアー「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦」が6日(木)から4日間に渡り、茨城県の美浦ゴルフ倶楽部で開催される。昨年から新規競技としてツアーに加わり、今年が2回目の実施。ホストプロは、PGMホールディングスとスポンサー契約を結ぶ宮里優作が務める。 賞金総額は、昨年と同じくツアー最高額に並ぶ2億円。優勝賞金4000万円の行方次第では、現在1、2位が僅差の賞金王争いをさらにヒートアップさせそうだ。 賞金ランキング3位の岩田寛、同5位のキム・ヒョンソン(韓国)、同6位の竹谷佳孝は、同週開催の世界ゴルフ選手権「HSBCチャンピオンズ」(国内ランキング加算対象外)に出場す...
2014/04/19国内男子

丸山大輔が混戦をリード! 大堀裕次郎は23位まで後退

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 3日目◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)◇7,109 ヤード( パー71) 上位が目まぐるしく入れ替わるムービングサタデーをリードしたのは、3位からスタートした丸山大輔。5バーディ、3ボギーの「69」で回り、通算9アンダーの単独首位に浮上した。混戦から一歩抜け出し、ツアー通算4勝目に王手をかけて最終日を迎える。 通算8アンダーの2位に、近藤共弘、岩田寛、宮里優作、高山忠洋、アダム・ブランド(オーストラリア)の5人が集団でピタリとマーク。さらに1打差の7位に辻村暢大が続いている。 首位タイから出た大堀裕次郎と武藤俊憲はリーダーボードのトップから大きく...
2014/10/14日本オープンゴルフ選手権競技

藤田寛之 マスターズ王者と同組に「アウエー感たっぷり」

国内男子メジャーの今季第3戦「日本オープン選手権競技」は16日(木)から、千葉県野田市の千葉カントリークラブ梅郷コースで開催される。開幕2日前の14日(火)には予選ラウンドの組み合わせが発表され、現在賞金ランクトップの藤田寛之はアダム・スコット(オーストラリア)、アマチュアのヤン・ガン(韓国)と同組になった。 言わずと知れた2012年「マスターズ」王者とのペアリングに、藤田は苦笑いした。「今のランキングからそうなったんでしょうが、内容的に見れば比べ物にならない」。一緒にプレーした2012年「全米オープン」の3日目を振り返り「スゴイと思った。ケタ違い。自分のボールは(スピンで)止まらないのに、彼...
2013/11/19国内男子

L.ドナルドの連覇か!?ホストプロ松山にも注目

国内男子ツアー「ダンロップフェニックストーナメント」が11月21日(木)から24日(日)までの4日間、宮崎県のフェニックスカントリークラブで開催される。例年、海外から招待選手を迎えて行われるインターナショナルツアーは今年40回目の記念大会となる。 昨年の覇者ルーク・ドナルド(イングランド)をはじめ、20回目の出場となるトム・ワトソン、2011年に「全米プロ」を制したキーガン・ブラッドリー、ゴンサロ・フェルナンデスカスタノ(スペイン)らが出場する。 主催のダンロップスポーツと用品契約を結ぶ松山英樹は、初のホストプロとして出場。昨年まで2年間はアマチュアとして出場し、昨年は堂々の2位フィニッシュ。...
2013/04/30国内男子

和合攻略なるか 松山英樹のプロ3戦目 AONも揃い踏み

国内男子ツアーの「中日クラウンズ」は2日(木)から4日間、愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースで行われる。4月の開幕戦から3戦目となる伝統の一戦は今年、54回目の開催となる。 昨年大会は最終日に「66」をマークしたI.J.ジャン(韓国)が逆転優勝。一昨年大会で、プレーオフで敗れたリベンジを果たし、7シーズンぶりの勝利を収めた。 今年度の最大の注目を集めるのは前週の「つるやオープン」で、プロ転向後早くも初優勝(通算2勝目)をマークした松山英樹だ。ゴールデンルーキーは期待通りの活躍で早々に賞金ランクトップに躍り出た。 東北福祉大OBの先輩である池田勇太、藤本佳則らも黙っているわけにはいかない。ツ...
2013/05/28国内男子

今年の舞台は大洗GC ツアーを代表するショットメーカー決定戦

国内男子ツアーの第5戦「ダイヤモンドカップゴルフ」が5月30日(木)から6月2日(日)までの4日間にわたって行われる。例年、関東および近畿地方の名門クラブを開催コースとするサーキットトーナメント。今年は茨城県の大洗ゴルフ倶楽部が舞台となる。 前回、大洗で行われた2009年大会ではベテランの兼本貴司が悲願のツアー初優勝。ブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)とのプレーオフを制して涙した。 大会のディフェンディングチャンピオンは藤田寛之。昨年は千葉県のザ・カントリークラブジャパンで同年2勝目を達成。賞金王戴冠へ序盤戦で大きな一歩を踏んだ。歴代優勝者を見渡しても、小田孔明、キム・キョンテ、平塚哲二...
2013/06/18日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills

松山が凱旋出場! 国内今季初戦の石川、連覇狙う藤本と予選同組対決へ

国内男子ツアーの今季メジャー第2戦「日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills」が6月20日(木)から4日間、茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブで開催される。ツアープレーヤーナンバー1を決する戦いで、優勝者には5年間のシード権と、8月に米国で開催される世界ゴルフ選手権「WGC ブリヂストンインビテーショナル」の出場資格が与えられる。 昨年、その栄誉を掴んだのはツアールーキーの藤本佳則だった。その後は優勝争いから遠ざかる時期も続いたが、シーズン終盤には3位タイが2回。今季もメジャー初戦で2位タイに入るなど調子は上々、持ち前のキレの良いショットで大会連覇に挑む。 そして、先週の「全米オー...
2013/09/24国内男子

アジアとの懸け橋 平塚哲二、小林正則に続くのは

国内男子ツアー「アジアパシフィックゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン」は26日(木)から4日間、大阪府の茨木カンツリー倶楽部で開催される。株式会社パナソニックのほか、日本ゴルフ協会(JGA)、アジア太平洋ゴルフ連盟(APGC)が主催する一戦は、獲得賞金が日本ツアーおよびアジアンツアーの賞金ランキングにも反映されるジョイントイベントだ。 2008年の第1回大会から近畿圏の名門クラブで開催されてきたサーキットトーナメント。ここ2年は一昨年が平塚哲二、昨年は小林正則と、かねてからアジアンツアーに積極的に参戦している日本人選手が、最終日に逆転優勝を飾っている。両選手ともに、それぞれのシーズ...
2012/09/11国内男子

池田、好相性の輪厚で大会2勝目なるか 今田が推薦出場

国内男子ツアーの第15戦「ANAオープンゴルフトーナメント」が、9月13日(木)から16日(日)までの4日間、北海道の札幌ゴルフ倶楽部輪厚コースで開催される。 昨年大会は、カート・バーンズ(オーストラリア)がツアー初勝利を手に。そのバーンズと肩を並べる活躍を見せたのが、当時高校1年生の16歳アマチュア伊藤誠道。バーンズと首位に並んで最終日最終組を回り、結果的に6位に終わったものの、07年の石川遼に次ぐアマチュア優勝への期待を最後まで抱かせてくれた。バーンズ、伊藤ともに今年も出場を予定しており、昨年の主役たちが再び輪厚で相まみえる。 08年からホストプロとして出場している石川遼は、過去4度の出場...
2012/09/04国内男子

調子は上々! 初代王者の池田が今季初勝利を飾れるか

国内男子ツアーの第14戦「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN 涼仙」が、9月6日(木)から9日(日)までの4日間、三重県の涼仙ゴルフ倶楽部で開催される。10年からトーナメント競技に加わり、今年で3回目の開催。昨年までのTOSHIN Lake Wood Golf Clubから舞台を移して行われる。 昨年大会は、単独首位で決勝ラウンドを迎えたドンファン(韓国)がその座を死守し続け、僅差で逃げ切り4年ぶりの勝利。通算20アンダーまで伸ばし、見応えあるバーディ合戦を制した。 10年開催の初代王者にその名を刻んだのは池田勇太。先週の「フジサンケイクラシック」では、決勝ラウンドに入り連日の...
2012/08/21国内男子

灼熱の福岡決戦! 石川遼がツアー復帰

国内男子ツアーの今季第12戦「VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント」が、8月23日(木)から26日(日)までの4日間、福岡県の芥屋ゴルフ倶楽部で開催される。時期は夏真っ盛り、選手たちは恒例の暑さとの戦いも強いられる一戦となる。 開催コースの芥屋は男子ツアーでは数少ないコーライ芝のグリーン。カップ周辺で微妙に切れるラインを攻略するのは誰となるのか。例年バーディ合戦が繰り広げられ、昨年は通算22アンダーをマークしたベ・サンムン(韓国)がツアー初優勝を果たした。ベは、この優勝をきっかけに、シーズン3勝を挙げて賞金王に上り詰めた。 昨年優勝したベには2ストローク及ばず2位タイとなった石川遼が...
2013/08/27国内男子

藤田寛之がツアー復帰 あの14歳アマが日本初参戦

国内男子ツアーの「VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント」は29日(木)から4日間、福岡県の芥屋ゴルフ倶楽部で開催される。6週間のオープンウィークを経て、前週の「関西オープンゴルフ選手権競技」からスタートした後半戦。夏の厳しい日差しを浴びた選手たちの熱戦が繰り広げられる。 昨年大会はキム・ヒョンソン(韓国)が逃げ切り勝利。最終組で戦った貞方章男とのマッチレースを制し、待望の日本ツアー初優勝を飾った。 前週の大会をスキップし、故郷で約1か月半ぶりのツアー復帰を果たすのが藤田寛之だ。今季の海外メジャー4試合に出場し、昨年度賞金王がここから国内での戦いに集中する。また、同じく九州出身の手嶋多...
2012/10/16国内男子

池田勇太、地元でリベンジなるか 歴代優勝者たちに期待

引けを取らない。さらに昨年は2位タイに甘んじた片山も、一昨年から遡って4位、3位、6位、そして07年は優勝と、5年連続でトップ10を外していない好相性ぶり。袖ヶ浦を得意とする歴代チャンピオンたちが、今年も大会を熱く盛り上げる。
2012/06/19国内男子

松山英樹も挑戦!全英OP出場をかけた戦いが始まる

国内男子ツアーの今季第8戦「~全英への道~ミズノオープン」が、6月21日(木)から24日(日)までの4日間、岡山県のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部で開催される。今年もこの大会から海外メジャー第3戦「全英オープン」への出場資格を掴む選手が誕生する。 今大会での上位4名(すでに出場資格を持つ選手を除く)、さらに開幕戦から今大会までの賞金ランキングで上位2名(同有資格者を除く)がその権利を掴むことになる。昨年は韓国の新鋭、ハン・ジュンゴンがツアー参戦1年目にして大会を制覇。石川遼、ベ・サンムン、キム・キョンテなど強豪を相手に振り切っての勝利だった。 今年はアマチュアの松山英樹が全英出場に向けて今大会に出...
2012/05/22国内男子

小田孔明、自身3度目の“連覇”に挑む!

千葉県にあるザ・カントリークラブ・ジャパンで24日(木)から4日間に渡り、国内男子ツアー第6戦「ダイヤモンドカップゴルフ」が開催される。例年、舞台が変わるサーキット方式で行われている今大会。今年も昨年の千葉CC 梅郷コースに引き続き、千葉県での実施となる。 昨年大会は、2日目から首位に立った小田孔明が、決勝ラウンドも着実にスコアを伸ばして逃げ切り勝利。2位に4打差をつける盤石の展開で、シーズン初タイトルを手にした。石川遼はカットラインに1打及ばず予選落ちを喫している。 小田孔明は、ディフェンディングチャンピオンとして大会連覇に臨む一戦。今大会を制すまでの過去4勝は、「カシオワールドオープン」(...
2008/09/30国内男子

C.ビジェガスと石川遼の競演、再び!

国内男子ツアー第16戦「コカ・コーラ東海クラシック」が、10月2日(木)から4日間に渡り開催される。舞台は、深いラフが選手の行く手を阻む難コース、愛知県にある三好カントリー倶楽部 西コース。プロの技術とパワーを堪能できる、見所が満載のトーナメントだ。 昨年は、海外招待選手のカミロ・ビジェガス(コロンビア)が藤島豊和とのプレーオフを制し、日米を通じて自身初となる記念すべき勝利を達成。当時アマチュアだった石川遼も難コースを攻略し、予選突破を果たすなど話題が豊富な週末となった。 ビジェガスは、今年も海外招待選手として出場を予定。9月上旬に開催された「BMW選手権」で米国男子ツアー初勝利を飾ったばかり...
2010/08/09プレーヤーズラウンジ

<いまや日本人以上に日本人!? ディネッシュ・チャンド>

それは、北海道の小樽カントリー倶楽部で行われた「サン・クロレラ クラシック」の最終日に起きた、小さなハプニングだった。もはや3打差をつけて、ほとんど勝利を確実なものにした高山忠洋とともに、グリーン上に上がってきたチャンド。 最終日最終組の最終ホールはほとんどどのトーナメントでも、選手へのコールがかかる。18番グリーンに上がってきた選手たちは大観衆の前で一人一人名前を紹介されて、拍手や歓声を浴びる。そのたびに手を振ったり、帽子を取ったりして応える。そんなクライマックスのシーンでチャンドはある戸惑いを隠せなかった。 同大会ではアナウンサーの方が、ギャラリーの方にも分かりやすいように、とまず服の色...
2011/07/26国内男子

今週も北海道が舞台! 名門・小樽を制するのは!?

国内男子ツアー第10戦「サン・クロレラ クラシック」が、7月28日(木)から31日(日)までの4日間に渡り、北海道にある小樽カントリー倶楽部で開催される。先週に続き、清涼な北の大地で熱い戦いが繰り広げられる。 昨年大会は、3日目に「64」をマークして首位に並んだ高山忠洋が、最終日もその勢いのままにスコアを伸ばし通算17アンダーで勝利。苦しかった時期を乗り越え、5年ぶりの勝利を手にした。大会連覇がかかっていた石川遼は通算5アンダーの14位タイに終わっている。 その石川は、前週の「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」で単独2位フィニッシュ。最終日に6バーディを奪...