2007年 ドイツバンクUS選手権
期間:08/31〜09/03 場所:TPCボストン(マサチューセッツ州)
P.ミケルソンがT.ウッズとの接戦を制し、ポイントランキングでトップに!
マサチューセッツ州にあるTPCボストンで開催されている、米国男子ツアー第34戦「ドイツバンクUS選手権」の最終日。フィル・ミケルソンが混戦を抜け出し、逆転優勝を果たしている。
「主役」の2人が好勝負を見せた。単独3位からスタートし、逆転優勝を狙うミケルソンは、序盤から攻めのゴルフを展開。4つのバーディを奪う猛チャージで、前半のうちに首位に立つと、後半もスタートからバーディを奪う好発進。しかし、12番でダブルボギーを叩いて後続に詰め寄られたが、最終18番を見事にバーディで締めくくり、通算16アンダー。今季3勝目を飾るとともに、「FedEx Cup」ポイントランキングでもトップに躍り出た。
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4位タイでスタートしたタイガー・ウッズは、少しずつスコアを伸ばして首位のミケルソンにプレッシャーを与え続ける。終盤14、16、そして最終18番でバーディを奪い、1打差まで迫って先にホールアウトしたが、結局2位タイでフィニッシュ。惜しくも勝利には手が届かなかったものの存在感抜群のゴルフを見せ、ポイントランキングでも4位から3位に浮上した。この他、2位タイには、首位でスタートしながら伸び悩んだブレット・ウェッタリックと、アーロン・オーバーホルザーが並んでいる。
また、ポイントランキングトップに立っていたスティーブ・ストリッカーは通算8アンダーの9位タイで、ランクは2位に後退。21位タイで最終日を迎えた今田竜二は、通算6アンダー。セルヒオ・ガルシア(スペイン)らとともに17位タイで大会を終え、ポイントランキングは58位から54位に上昇。ランク上位70名に与えられるプレーオフ第3戦「BMW選手権」への出場権を獲得した。