松山英樹は11位で「全米プロ」へ 今平周吾が63ランクアップ/世界ランク
2022年 全米プロゴルフ選手権
期間:05/19〜05/22 場所:サザンヒルズCC(オクラホマ州)
ミケルソン不在の全米プロ 松山英樹、ウッズら参戦 デシャンボーの電撃復帰は?
◇メジャー第2戦◇全米プロゴルフ選手権 事前情報◇サザンヒルズCC (オクラホマ州)◇7556yd(パー70)
今季メジャー第2戦、プロゴルファー世界一を決める大会が19日(木)に開幕する。昨年メジャー最年長優勝(50歳11カ月7日)の金字塔を打ち立てたフィル・ミケルソンが、まさかの出場辞退を発表。ディフェンディングチャンピオン不在の一戦となる。
<< 下に続く >>
オーガスタナショナルGCの改修にも携わったコース設計家、故ペリー・マックスウェルが手掛けたオクラホマ州サザンヒルズCCがメジャー大会をホストするのは8回目(全米プロ5回、全米オープン3回)。当初はニュージャージー州のトランプナショナルGCで行う予定だったが、2021年1月に起きたドナルド・トランプ氏の支持者らによる米連邦議会議事堂の占拠事件をきっかけに契約を解除。会場が変更された。
直近は07年の全米プロ。タイガー・ウッズがメジャー4連勝で乗り込んだ当地での全米オープン(01年、12位)のリベンジを果たすように、父親として初のメジャータイトルを掲げた。コースは19年に改修を行い、マックスウェルによる当初の設計意図をより忠実に反映する舞台に。グリーン自体の傾斜だけでなく、アプローチショットをはね返すようなグリーン周辺の強い傾斜が特徴となっている。
4月「マスターズ」で事故による長期離脱から奇跡的なカムバックを果たしたウッズは、オーガスタ以来のシーズン2試合目。やはり経験値を生かした戦いが見込まれる。ジョーダン・スピースは直近の出場2試合を優勝、2位で終え、生涯グランドスラムがかかる大一番へ勢いをつけて臨む。1カ月前に左手首を手術したブライソン・デシャンボーは、絶望視された大会出場の可能性を探って現地入り。電撃復帰を諦めていない。
松山英樹はマスターズ以来の復帰戦だった前週最終日に自己最高の1日10アンダーを記録して3位フィニッシュ。上り調子で開幕を迎える。日本からは金谷拓実、星野陸也、木下稜介、稲森佑貴、香妻陣一朗も出場。木下と稲森は大会初出場、香妻は初めてのメジャーを戦う。
<主な出場予定選手>
パトリック・カントレー、ブライソン・デシャンボー、ビクトル・ホブラン、ブルックス・ケプカ、松山英樹、ロリー・マキロイ、コリン・モリカワ、ジョン・ラーム、ザンダー・シャウフェレ、スコッティ・シェフラー、キャメロン・スミス、ジョーダン・スピース、ジャスティン・トーマス、タイガー・ウッズ、金谷拓実、星野陸也、木下稜介、稲森佑貴、香妻陣一朗