全米オープンが地上波で中継されない理由
2021年 全米オープン
期間:06/17〜06/20 場所:トーリーパインズGC(カリフォルニア州)
松山英樹ら日本勢4人が参戦の「全米オープン」 五輪代表争いも最終戦
◇メジャー第5戦◇全米オープン 事前情報◇トーリーパインズGCサウスC(カリフォルニア州)◇7652yd(パー71)
2020-21年シーズンのメジャー第5戦は、6月17日から4日間の日程で開催される。賞金総額はメジャー史上最高となる1250万ドル(約13億7000万円)で、優勝賞金は約225万ドル(約2億4000万円)。156人が出場し、36ホールを終えて60位タイまでが予選通過。72ホール終了時に首位に複数が並んだ場合は、即日2ホール合計のプレーオフ(その後サドンデス)が行われる。
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トーリーパインズで「全米オープン」が行われるのは、タイガー・ウッズが19ホールのプレーオフの末にロッコ・メディエイトを下した2008年以来。昨年9月に開催された前回大会を制したのはブライソン・デシャンボー。ただ一人、通算アンダーパーとなる6アンダーで、2位に6打差をつける圧勝で初のメジャータイトルを獲得した。
デシャンボーの大会連覇と並んで注目されるのは、開幕直前の水曜日(16日)に51歳になるフィル・ミケルソン。5月の「全米プロ」を制して、メジャー史上最年長優勝を達成したミケルソンだが、キャリアグランドスラムに欠けているのがこの「全米オープン」のタイトルだ。大会最多6度の2位を誇るレフティが、再び金字塔を打ち立てられるか?
「マスターズ」覇者の松山英樹は、1週間のオープンウィークを挟んでメジャー2勝目を目指してティオフする。その他、日本からは今季3勝の星野陸也、予選会を突破した石川遼と浅地洋佑が参戦する。今大会終了時の世界ランキングで決まる東京五輪代表争いにも注目だ。
大会優勝者には「全米オープン」10年間の出場権の他、各メジャー大会及び「ザ・プレーヤーズ選手権」5年間の出場権、米ツアーの5年シードが与えられる。また、上位10位タイまでの選手には翌年大会の出場権、上位4位タイまでに入れば、翌年の「マスターズ」出場権を獲得できる。
<主な出場予定選手>
ブライソン・デシャンボー、ダスティン・ジョンソン、ブルックス・ケプカ、松山英樹、ロリー・マキロイ、フィル・ミケルソン、コリン・モリカワ、ジョン・ラーム、ザンダー・シャウフェレ、ジョーダン・スピース、ジャスティン・トーマス、石川遼、浅地洋佑、星野陸也