「代表、オレ」 ウッズが異例の“監督兼選手”/世界・米国対抗戦
2019年 プレジデンツカップ
期間:12/12〜12/15 場所:ロイヤルメルボルンGC(オーストラリア)
松山英樹ら世界選抜が米国選抜と激突 ウッズは異例の“監督兼選手”
2019/12/10 07:15
◇世界選抜VS米国選抜対抗戦◇プレジデンツカップ 事前情報◇ロイヤルメルボルンGC(オーストラリア)◇7055yd(パー71)
2年に1度の世界選抜(欧州を除く)と米国選抜の対抗戦は12日(木)から4日間行われる。両チーム12人ずつが出場の団体戦。ことしは世界選抜がホームで米国選抜を迎え撃つ。
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大会はマッチプレー戦で争われ、初日にフォアボール(各選手が個人のボールを打ち、1ホールごとにペアで良い方のスコアを採用する)のダブルス5マッチ、2日目にフォアサム(1つのボールを交互に打ち合い、1ホールごとのスコアを競う)のダブルス5マッチ、3日目にフォアボール4マッチとフォアサム4マッチを行う。最終日は全選手が出場し、シングルス12マッチを開催。各マッチで勝ち1ポイント、分け0.5ポイントを奪い合い、4日間の合計得点で競う。
前回大会は、米国選抜が3日目までに11ポイント差をつけるなど、19―11の大差で7大会連続勝利を収めた。
世界選抜にとっては、過去12回の開催で1998年に唯一の勝利を飾ったコースが舞台となる。松山英樹は2013年から4大会連続出場。出場経験がある選手が松山、アダム・スコット、マーク・レイシュマン(ともにオーストラリア)、ルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)、アダム・ハドウィン(カナダ)の5人だけという“若い”チームにあって、経験豊富な日本のエースは今大会もポイントゲッターの期待を背負う。
米国選抜の最大のトピックは、1994年の第1回大会のヘイル・アーウィン以来2人目となる“監督兼選手”で参戦するタイガー・ウッズ。主将推薦で自らを指名し、選手としては2013年以来9回目の出場を決めた。世界ランキング1位ブルックス・ケプカは左ひざの故障のため欠場し、代役としてリッキー・ファウラーが出場する。
<世界選抜 主将アーニー・エルス>
アダム・スコット(オーストラリア)、ルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)、松山英樹、マーク・レイシュマン(オーストラリア)、イム・ソンジェ(韓国)、アブラム・アンセル(メキシコ)、アン・ビョンフン(韓国)、アダム・ハドウィン(カナダ)、キャメロン・スミス(オーストラリア)、ホアキン・ニーマン(チリ)、パン・チェンツェン(台湾)、李昊桐(中国)
<米国選抜 主将タイガー・ウッズ>
ジャスティン・トーマス、ダスティン・ジョンソン、タイガー・ウッズ、パトリック・カントレー、ザンダー・シャウフェレ、ウェブ・シンプソン、パトリック・リード、ブライソン・デシャンボー、トニー・フィナウ、ゲーリー・ウッドランド、リッキー・ファウラー、マット・クーチャー