20歳の小斉平優和が初めて米PGAツアーに挑戦する ※撮影は2018年ファイナルQT

◇米国男子◇プエルトリコオープン 事前情報◇ココビーチゴルフ&CC（プエルトリコ）◇7526yd（パー72）

前年大会は2017年9月にプエルトリコを襲ったハリケーンの影響でチャリティイベントに変更されたため、ツアーとしては2年ぶりの開催となる。21日（木）から4日間、ココビーチゴルフ&カントリークラブを舞台に賞金総額300万ドルをかけて行われる。

同週には松山英樹ら世界ランキング上位が出場する「WGCメキシコ選手権」が開催されるため、フィールドには若手や復活を目指すベテランが多く名前を連ねる。4月の「マスターズ」出場（世界ランク50位以内）を目指す選手たちにとっては、世界ランクを上げる絶好のチャンスになりそうだ。

日本からは、20歳の小斉平優和が米PGAツアーに初めて挑戦する。18日（月）に米国フロリダ州で行われた予選会で、上位3人に入り出場権を得た。小斉平は昨季PGAツアーチャイナを賞金ランキング4位で終え、今季米下部ウェブドットコムツアーの限定的な出場権を獲得。デビュー戦となった2月「カントリークラブdeボゴタ選手権」は予選落ちだった。

17年大会は最終日を1打差の2位でスタートしたD.A.ポインツが通算20アンダーで逆転優勝し、13年「シェル・ヒューストンオープン」以来となるツアー通算3勝目を飾った。日本勢は石川遼と岩田寛が出場し、ともに予選落ちした。

【主な出場予定選手】
D.A.ポインツ、ダニエル・バーガー、アンヘル・カブレラ、デビッド・デュバル、レティーフ・グーセン、トレバー・イメルマン、イ・キョンフン、小斉平優和