メリーランド州にあるコングレッショナルCCで開催されている、米国男子ツアー第27戦「AT＆Tナショナル」の3日目。トム・パーニスJr.が単独首位の座をキープしている。

前日、ベストスコアをマークして首位に並んだパーニスJr.は、この日、2バーディ、1ボギーと、辛うじてスコアを1つ伸ばすに止まり、通算10アンダー。しかしながら、他の上位陣も同様に伸び悩んでおり、単独首位を辛うじて維持している。

＜＜　下に続く　＞＞

5位タイからスタートした、スティーブ・ストリッカー（は、前後半共に3バーディ、1ボギーでラウンド。4つスコアを伸ばし、通算9アンダー。首位と1ストローク差の単独2位に浮上して最終日を迎える。逆転で今季初優勝なるか？注目だ。

3位タイには、スコアを伸ばしたトミー・アーマーⅢと、ニック・オハーン（オーストラリア）、そして、首位から後退してきたジェフ・オバートンの3人が、通算8アンダーで並んでいる。逆転の可能性は充分あるだけに、目が離せない。アンソニー・キムは通算7アンダー、6位タイに後退。気になるのは、通算5アンダー、11位タイのハンター・メイハン。得意のバーディラッシュを披露し、48位タイから一気に浮上。明日もこの勢いが続くようなら、大波乱が起きる可能性もある。