石川遼は“AIドライバー”でシンガポール出陣へ
2017年 RBCヘリテージ
期間:04/13〜04/16 場所:ハーバータウンGL(サウスカロライナ州)
愛するコースで石川遼が連続予選落ちSTOPへ 池田&谷原も参戦
◇米国男子◇RBCヘリテージ 事前情報◇ハーバータウンGL(サウスカロライナ州)◇7099yd(パー71)
今季のメジャー初戦「マスターズ」の興奮が残るジョージア州オーガスタから南東へ約230km。サウスカロライナ州の大西洋岸にあるリゾート地・ヒルトンヘッド島でPGAツアーのスポンサートーナメントが再開される。
<< 下に続く >>
18番ホールから望む灯台が名所として知られるコースは、全体的にフラットで距離も長くはないが、ポイントを絞ったショットが要求される。空中のハザードにも注意が必要。1969年の第1回大会のチャンピオンは故アーノルド・パーマー。72年の改修では設計家のピート・ダイにジャック・ニクラスが手を貸した。
前年大会はブランデン・グレース(南アフリカ)が優勝。最終日に3打を逆転し通算9アンダーまでスコアを伸ばした。欧州ツアーの名手にとって米国での初勝利となった。
低いボールを打つのがうまいグレースのように、近年のチャンピオンには飛距離よりも方向性に長けたショット力を持つ選手が並ぶ。一昨年のジム・フューリック、2014年のマット・クーチャー、13年グレーム・マクドウェル(北アイルランド)、11年のブラント・スネデカーはいずれも、RBC(カナダロイヤル銀行)とスポンサー契約を結ぶプロでもある。
日本勢は当地を「最も好きなコースのひとつ」として挙げる石川遼が2週ぶりにエントリー。ここ2試合連続で予選落ちを喫しており、まずは十分な準備が必要。公傷制度を利用して得た今季の出場試合にも限りがあるため、愛する18ホールで巻き返しを図りたい。
また、「マスターズ」で予選落ちした池田勇太、谷原秀人は、大会が独自に設けた世界ランキング50位以内の資格で出場。日本ツアーの国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」を欠場し、スポット参戦する。
<主な出場予定選手>
ブランデン・グレース、ブライソン・デシャンボー、ルーク・ドナルド、ジェイソン・ダフナー、アーニー・エルス、ジム・フューリック、ティレル・ハットン、池田勇太、石川遼、マルティン・カイマー、グレーム・マクドウェル、ウェブ・シンプソン、谷原秀人、ダニー・ウィレット